令和4年度(2022年度)のアレルギー疾患についての講演会の実施結果
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令和4年度(2022年度)のアレルギー疾患についての講演会の実施結果
川崎市では、アレルギー疾患に関する最新の科学的知見に基づく正確な情報の普及のため、市民や専門職、医療従事者を対象とした講演会を実施しています。このページでは、令和4年度に開催した5つの講演会について、実施結果をまとめましたので掲載します。

1 一般向け

(1)令和4年10月21日開催「乳幼児期の食物アレルギーと食事の進め方について」(乳幼児期)
日時:令和4年10月21日(金)午後2時~4時
開催方法:オンライン開催(オンライン会議ツールZoomを使用)
講師:神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長 高増哲也 先生
内容:食物アレルギーの適切な診断や、食物除去の考え方の講義に加え、参加者からのアレルギーについての質問にもお答えいただきました。
参加対象:市内在住の食物アレルギーと診断されたもしくはその疑いのある乳幼児期のお子さんの保護者・食物アレルギーについて関心のある方
参加者数:55組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)
「講師の話がとてもわかりやすく、聞きやすく、個別質問に詳しく答えてくださり、多くの学びがあった講演会でした。アレルギーの新しい情報を知ることもできました。ありがとうございました。」
「インターネットで調べてもいろいろな情報があり、これまでは何を信じればよいのかわからず不安だったのですが、先生のお話がとてもわかりやすく、これからは自信をもって離乳食を進められそうです。お話をきけてよかったです。」
「皮膚の状態と食物アレルギーの関係は、離乳食の本などでは得られなかった知識ですので、大変参考になりました。乳児がいますので、オンラインの講演会であることが良かったです。ありがとうございました。」

(2)令和4年12月16日開催「小児アレルギー疾患の最新知識~アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜん息予防について~」(小児期)
日時:令和4年12月16日(金)午後2時~4時
開催方法:オンライン開催(オンライン会議ツールZoomを使用)
講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科診療部長 福家辰樹 先生
内容:小児アレルギー疾患について最新の情報の講演に加え、参加者からのアレルギーについての質問にもお答えいただきました。
参加対象:市内在住の乳幼児期のお子さんの保護者の方・小児アレルギーについて関心のある方
参加者数:41組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)
「小児喘息やアトピー性皮膚炎についてや、スキンケアの仕方を動画付きで学ぶことができてとても良かったです。質問コーナーでは私が知りたかったことを教えていただき納得したと同時に凄く救われた気がしました。早速今日から、学んだことを子供に日々の生活に、実践して生かしていきたいと思います。」
「身近に相談できる人はおらず仕事をしており自由な時間もないためこういったオンラインの形でも専門家に教えていただく機会があるのはとても助かります。分かりやすく講義いただき、本当にありがとうございました。」

(3)令和5年2月10日開催「妊娠中からアレルギー予防」(妊娠期)
日時:令和5年2月10日(金) 午後2時~4時
開催方法:オンライン開催(オンライン会議ツールZoomを使用)
講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター室長 山本貴和子 先生
内容:生まれてくるお子さんのアレルギー疾患の発症予防や早期発見のための講演に加え、参加者からのアレルギーについての質問にもお答えいただきました。
対象:川崎市内在住の妊婦さんとそのパートナーの方、出産やお子さんに関わる職種の方、アレルギーの最新知識に関心のある方
参加者数:35組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)
「赤ちゃんの肌がバリア機能を保ったきれいな状態であることがアレルギー予防に必要だと理解できました。」
「今回のような素晴らしい企画をありがとうございました。今日、学んだことを、これからの生活に活かし、友人知人にも話していこうと思います。貴重な講演でしたが、参加者が少なく感じたので、もっと多くの子育て世代の方、また、幅広い世代の方に受講して欲しかったです。」

2 専門職対象

令和5年1月13日開催「小児アレルギー疾患の最新知識~アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜん息予防について~」
日時:令和5年1月13日(金) 午後2時~4時
開催方法:オンライン開催(オンライン会議ツールZoomを使用)
講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科診療部長 福家辰樹 先生
内容:小児アレルギー疾患について最新の情報や施設での緊急時対応の講演に加え、参加者からのアレルギーについての質問にもお答えいただきました。
対象:新生児訪問や乳幼児健診に携わる専門職、アトピー性皮膚炎・食物アレルギー等のアレルギー疾患を持つ小児と接する機会のある専門職等(看護師、助産師、保健師、栄養士、保育士、養護教諭等)
参加者数:143組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)
「緊急時の対応について、アナフィラキシーショック時の対応の動画での解説はとても状況が見えて分かりやすかったです。各職員が緊急時対応マニュアルを持ち、慌てず項目を確認して連絡を取り合って対応出来ていたのはよかったと思います。自園も職員の研修を早期に行っていけたらと思います。エピペンも今現在はお預かりはしていませんが、いつでも誰でも取り扱えるようにできるように訓練していきたいと思います。」
「今回の研修を通してもやはりスキンケアの大切さ、又正しいスキンケアを乳幼児期を過ごす保育園で伝えていくことは大事であると改めて感じたので、今回の研修の学びを職員や保護者に向けて伝える努力をしていきたいと思います。」

3 医療従事者対象(川崎市医師会共催)

令和5年3月9日開催「アレルギー疾患における診療連携体制について」「ぜん息と食物アレルギー等の アレルギー疾患の最新知識」
日時:令和5年3月9日(木) 午後7時半~9時
開催方法:オンライン開催(オンライン会議ツールZoomを使用)
講師:横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターセンター長 中村陽一 先生
内容:事例を交えながらの病診連携や成人のアレルギー疾患医療の最新知見についての講演に加え、参加者からのアレルギーについての質問にもお答えいただきました。
対象:市内の医療機関に勤務する医師または開業医、看護師、管理栄養士、市内薬局の薬剤師、保健師等
参加者数:65組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)
「画像などでアレルギー疾患の具体例を見せていただき、さらにその知識も教えていただけた。」
「とても勉強になりました。栄養士として食物アレルギーに関しては知識をもっと深めていきたいと思っています。ありがとうございました。」
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部環境保健・アレルギー疾患対策課保健福祉担当
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2435
ファクス: 044-200-3937
メールアドレス: 40kankyo@city.kawasaki.jp
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