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サンキューコールかわさき

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議会かわさき 第97号-代表質問 公明党

  • 公開日:
  • 更新日:

6月12、13日の本会議では、市長から提出された議案や市政の重要な事項について代表質問を行いました。

その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。

代表質問 公明党 浜田 昌利(はまだ まさとし)

国際戦略総合特区

Q

日本アイソトープ協会の進出による効果は。また放射線を扱うため安全性・信頼性が求められるが地域住民へ理解が得られるよう丁寧に説明をすべきでは。

A

ライフサイエンス分野への研究開発を促進する基盤が一層整備され、企業や研究機関などの立地促進につながると考える。協会は50年以上も技術の高度化などに取り組んでおり、日本のアイソトープ(★3)の取り扱いでは先導的な機関であり安全性・信頼性は高いと伺っている。地域住民へは事業者と連携して説明会の開催などで、きめ細やかに行い地域住民の理解を得ながら取り組んでいきたい。

公共工事設計労務単価充

Q

国は25年度から公共工事の労務単価を対前年度比で平均15.1%と大幅に引き上げ、建設業界へ技能労働者の賃金引き上げを要請したとのことだが、市内建設関連業界への働きかけなどの対応は。

A

技能労働者の適切な賃金水準は重要なため、受注者や関係する全ての事業者、市内建設業関係団体へ周知した。また労務単価の上昇に迅速に対応するため、市作業報酬審議会を臨時に開催し、作業報酬下限額の引き上げを25年6月3日から実施した。

学校施設開放に伴う体育館使用料

Q

子どもの団体は対象外にしてほしいとの意見が多いが、検討内容は。規則改正の際に使用料の減免を盛り込んでは。

A

子どもの団体の取り扱いは、利用実態の把握と併せて検討し、調整を行う。受益者負担制度の導入は、行政財産の使用許可に係る使用料の額、減免などを規定する財産条例に基づき、「川崎市立学校の施設の開放に関する規則」の改正を予定している。

学校体育館でバドミントンを楽しむ様子

学校体育館でバドミントンを楽しむ様子

病児・病後児保育の拡充

Q

保護者からの要望が強い病児・病後児保育への取り組みの具体策は。

A

市では現在3カ所の病後児保育を実施しており、4カ所目の施設は、市民からの要望の強い病児対応施設を中原区に整備予定である。市の委託事業としては初の病児対応施設となるが、診療を伴うことから診療所などへの併設が望ましく、安定した運営を確保するため、後方支援として複数の医師の確保などが重要である。市医師会と協議・調整を進め、26年4月の開設に向け取り組んでいきたい。

生活保護受給者の自立支援

Q

貧困の連鎖を防止するための学習支援の具体的な取り組みは。

A

24年度は、川崎区内2カ所の公共施設で生活保護受給世帯の中学3年生31人を対象に高校進学への学習支援を実施し、全日制高校へ16人が合格するなど全員が進学した。25年度は新たに幸区で実施し、中部地域でも学習支援の開設の準備を進めている。今後は他の地域でも場所の確保など実施に向けた検討を進めていく。

高齢者の就労支援

Q

市内の60歳以上の就業者数と全就業者に占める割合、60~64歳の全人口に占める就業者の割合は。60代以降の就労支援は他世代と分けて対応し、充実すべきでは。

A

22年国勢調査結果では、市内の60歳以上の就業者数は9万9889人、全就業者数に占める割合は15.6%で、60~64歳の全人口に占める就業者の割合は55.8%である。今後も高齢者を取り巻く社会構造の変化を的確に捉え、中高年齢者向けのセミナーの開催や求人開拓など、キャリアサポートかわさきを中心に高齢者の就業支援を推進していきたい

動物の愛護及び管理に関する条例改正

Q

具体的な内容と不法処分への対応、実効性ある条例とするための取り組みは。

A

従来の汚物や飛散する毛などの直接的な汚染を防止する「生活環境の汚染防止」から鳴き声や臭いなどの近隣の生活環境の支障につながる状況を予防する「生活環境の保全上の支障の防止」へ拡大し、動物に係る総合的な対策を実施する。不法処分への対応は市内の動物取扱業者への指導を強化し、条例改正の趣旨説明と、動物の適正な管理の指導を徹底する。また市政だよりなどを通じた広報などで市民に広く啓発し、関係団体と連携して体制を強化するなど取り組んでいく。

 

このほか、行財政改革、総合都市交通計画、中学校給食、女性の就業拡大、空き家対策などについて質問がありました。

お問い合わせ先

川崎市議会局総務部広報・報道担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3377

ファクス: 044-200-3953

メールアドレス: 98kouhou@city.kawasaki.jp

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