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第5話「有馬(ありま)」

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宮前区内を西から東へ流れる3本の川、平瀬川・矢上川・有馬川は、合流しながら、やがて多摩川・鶴見川となって東京湾に至ります。清らかな水の恵みが、流域の農地を潤し、人々に豊かな実りをもたらしてきました。

第5話「有馬(ありま)」

三川のうち最も南側を流れる有馬川沿いの、横浜市境に接する地域(現在の有馬1~9丁目、東有馬1~5丁目、鷺沼1~4丁目の大部分)は、かつて有馬(ありま)という一村でした。村の西端には有馬川の水源があり、湿地や沼が細長く続く一帯で、「鷺沼(さぎぬま)」または「鷺沼谷(さぎぬまやと)」と呼ばれていたそうです。川は村のほぼ中央を流れ、両岸には水田や畑、雑木林に覆われた丘が連なり、クリ・タケノコなどの名産地でした。

「ありま」は「有馬」「有間」「在間」などと表記され、地名の由来も、川が丘陵の間を縫って流れる地形から「有間」あるいは「在間」という地名が生まれたとする説、古代の朝廷用馬を生産する勅旨牧「石川の牧」が、現在の横浜市青葉区を中心に広がっていたと推定されることから、馬牧にちなんで「有馬」としたとする説など、諸説あるようです。

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