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カーボンニュートラルコンビナートの構築

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川崎カーボンニュートラルコンビナート構想

 世界的な脱炭素化に向けた動きを受け、日本においてもグリーン成長戦略の策定など、カーボンニュートラル化の潮流が加速しています。

 日本が2050年のカーボンニュートラル社会実現を目指す中で、川崎臨海部が社会経済状況の変化や社会的要請に適切に対応し、日本のカーボンニュートラル化を牽引するモデル地域になるとともに、2050年以降も企業等に選ばれ続け、産業競争力のあるコンビナートであり続けるよう、あるべき将来像とその実現に向けた戦略を示すため、「川崎カーボンニュートラルコンビナート構想」を策定しました。

川崎カーボンニュートラルコンビナート構想
川崎カーボンニュートラルコンビナート構想パンフレット

構想の概要

 川崎カーボンニュートラル構想では、川崎臨海部のコンビナートのカーボンニュートラル化に向けて、水素、炭素循環、エネルギー地域最適化の3つの柱を掲げ、取組を進めています。2050年の川崎臨海部のコンビナートをイメージ化した図は次のとおりです。

イメージ

カーボンニュートラルコンビナート実現に向けた3つの戦略について

(1) 水素を軸としたカーボンニュートラルなエネルギーの供給拠点(水素戦略)

(2) 域内外の炭素を再資源化する炭素循環型コンビナート(炭素循環戦略)

(3) エネルギーが地域最適化され、立地競争力のある産業地域(エネルギー地域最適化戦略)

構想策定までの検討経過

  • 令和2年12月 基礎的な検討を開始
     世界的な脱炭素の潮流の中、国が2020年10月のカーボンニュートラル宣言を行い、カーボンニュートラル化に向けた動きが加速しています。2050年カーボンニュートラルに向け、コンビナートの今後のあり方を検討するため、臨海部企業の実態調査や技術動向の把握など基礎的な調査・検討を開始しました。
  • 令和3年6月 有識者会議による検討開始
     専門的見地からの意見等を聴取すべく、有識者による検討会議を令和3年6月7日に開催し、本格的な検討を開始しました。
  • 令和3年11月 検討状況の公表  
     構想案策定に向けた検討内容について公表しました。
  • 令和4年2月 構想案のパブリックコメント募集 
     川崎カーボンニュートラルコンビナート構想について、案としてとりまとめ、市民の方から意見を募集しました。
  • 令和4年3月 川崎カーボンニュートラルコンビナート構想策定

川崎カーボンニュートラルコンビナート形成推進協議会

 川崎カーボンニュートラルコンビナート構想の各戦略を推進するととに、カーボンニュートラルポートの形成を進めるため、「川崎カーボンニュートラルコンビナート形成推進協議会」及び「川崎港カーボンニュートラルポート形成推進協議会」を設立しました。

協議会の画像

第1回協議会(合同会議)・設立式開催時の様子

  


川崎臨海部における協議会会員企業・川崎市の主な取組

取組の添付PDFをクリックすると当時の報道発表資料を確認できます。

 

No.

 取組

 概要・事業主体
14スーパーソーティングセンターの稼働日本最大級の使用済みプラスチックの処理能力を備えた「スーパーソーティングセンター」が稼働しました。自治体や事業者が回収した使用済みプラスチックを高度選別し、再商品化する、資源循環に向けた事業を行っています。 
【株式会社Jサーキュラシステム】
■取組企業のページはこちら
株式会社Jサーキュラシステムのページ外部リンク
13使用済みプラスチックの循環実証(kawasaki Circular Design Park)(PDF形式, 327.03KB)回収、選別、造形、製造メーカーの業種横断連携による、川崎市で一括回収した使用済みプラスチックの循環実証を行っています。
【J&T環境株式会社、株式会社Jサーキュラシステム、メビウスパッケージ株式会社、花王株式会社、CLOMA、川崎市】
■取組紹介のページはこちら
Kawasaki Circular Design Park(炭素循環戦略)のページ
12JFEホールディングス、JFEスチールと日本水素エネルギーが「液化水素サプライチェーン商用化実証」を目的とした土地賃貸借契約を締結(PDF形式, 684.33KB)日本水素エネルギー株式会社の実施する「液化水素サプライチェーンの商用化実証」を目的に、JFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)扇島の土地を賃貸借することで合意しました。
【JFEホールディングス株式会社、JFEスチール株式会社、日本水素エネルギー株式会社】
■取組企業のページはこちら
JFEホールディングス株式会社ニュースリリースのページ外部リンク
日本水素エネルギー株式会社のページ外部リンク
11アルカリ水電解パイロット試験設備の本格稼働NEDOグリーンイノベーション基金の助成を受けて建設されたマルチモジュールアルカリ水電解システムによる水素製造実証試験を行っています
【旭化成株式会社・NEDO】
※NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
■取組企業のページはこちら
アルカリ水電解システムAqualyzer(旭化成株式会社)のページ 外部リンク
10「世界初の水素ホテル」での取組(PDF形式, 1.34MB)使用済みプラスチック由来の低炭素水素を活用した水素発電により、ホテルの電力を供給しています。
【川崎キングスカイフロント東急REIホテル、株式会社レゾナック】
■取組企業へのリンクはこちら
川崎キングスカイフロント東急REIホテルのページ外部リンク
株式会社レゾナックのページ外部リンク
9CNモデル工場の検討セメント産業でのCN化を実現するため、株式会社デイ・シイ川崎工場をモデルとしたカーボンニュートラルモデル工場の検討を行っています。
【太平洋セメント株式会社、株式会社デイ・シイ】
■取組企業のページはこちら
太平洋セメント株式会社のページ外部リンク
太平洋セメント株式会社ニュースリリースのページ外部リンク
8川崎重工業(株)との連携協定締結(PDF形式, 226.25KB)川崎臨海部の水素需要の開発を通じた地域経済の持続的な発展と、日本におけるカーボンニュートラルの早期実現を目指すため、液化水素を中心とする多くの技術を有する川崎重工業株式会社と川崎市とで連携協定を締結しました。
【川崎重工業株式会社・川崎市】
7東京都・大田区との連携協定締結(PDF形式, 357.13KB)産業競争力の維持・強化、エネルギーの安定供給及びカーボンニュートラルの実現に有効な手段である水素等について、「東京都・大田区・川崎市」の三者が連携・協力して利活用拡大することを目的とし、連携協定を締結しました。
【東京都・大田区・川崎市】
6水素サプライチェーン構築に向けた取組国のグリーンイノベーション基金事業の1つである「液化水素サプライチェーンの商用化実証」の実施に係る取組が進められています。
【日本水素エネルギー株式会社、ENEOS株式会社、NEDO】
※NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
■関連記事はこちら
NEDOの記事ページ外部リンク
水素戦略のページ
5世界経済フォーラムが主導する「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ」に参画(PDF形式, 431.67KB)世界経済フォーラムが主導する「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ」について、「川崎カーボンニュートラルコンビナート」として日本で初めて参画しました。参画にあたり、川崎カーボンニュートラルコンビナート形成推進協議会・川崎港カーボンニュートラルポート形成推進協議会に参加する市内立地企業14社から賛同・協力の表明がなされています。
■関連記事
世界経済フォーラム(WORLD ECONOMIC FORUM)のページ外部リンク
4横浜市との連携協定締結(PDF形式, 121.27KB)日本最大の水素等の次世代エネルギーのサプライチェーンを形成し、日本のカーボンニュートラル化をリードしていくため、横浜市と川崎市は連携協定を締結しました。
【横浜市・川崎市】
3羽田空港における水素利活用調調査の実施(PDF形式, 107.06KB)NEDO事業として、東京国際空港(東京都大田区 以下「羽田空港」という)及び周辺地域における、2050年までのカーボンニュートラル達成に向けて、CO2フリー水素利活用モデル構築を目指し調査事業を実施しました。
【日本空港ビルデング株式会社、空港施設株式会社、ENEOS株式会社、大田区、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、川崎市、NEDO】
※NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
■関連記事はこちら
NEDOの記事ページ外部リンク
2ENEOSとの連携協定締結(PDF形式, 138.17KB)水素社会実現の取組を強力に加速するために、ENEOS株式会社と川崎市は水素の普及拡大に関する包括的な連携協定を締結しました。
【ENEOS株式会社、川崎市】
1CO2フリー水素サプライチェーン構築調査の実施(PDF形式, 128.71KB)NEDO事業として、水素に関する川崎臨海部の特徴であるパイプラインを活用した、川崎臨海部を中心とする、海外からのCO2フリー水素受入・供給モデルについて、事業性調査を実施しました。
【ENEOS株式会社、ENEOS総研株式会社、川崎市、NEDO】
※NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
■関連記事はこちら
NEDOの記事ページ外部リンク

※他案件は調整中。随時更新いたします。

関連する取組:「臨海部ビジョン」について

川崎市では、平成30年(2018年)3月に「30年後の川崎臨海部の目指す将来像やその実現に向けた戦略、取組の方向性」を示した臨海部ビジョン」を策定し、川崎臨海部の産業競争力の強化に向けて、水素エネルギー利用プロジェクトをはじめとする13のリーディングプロジェクトに取り組んでいます。
川崎カーボンニュートラルコンビナート構想は、「臨海部ビジョン」で描く、ゼロエミッション化している30年後の将来像のイメージを具体化するものであり、本構想に基づく具体的な取組については「臨海部ビジョン」に基づくリーディングプロジェクト等と整合を図りながら推進していきます。

News & Topics

お問い合わせ先

川崎市臨海部国際戦略本部成長戦略推進部カーボンニュートラル推進担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2095

ファクス: 044-200-3540

メールアドレス: 59seisen@city.kawasaki.jp

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