産業連関表とは
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ある一つの産業部門は、他の産業部門から原材料や燃料等を購入(投入)し、これらを加工(労働・資本等を投入)して別の財・サービスを生産します。さらに、これらの財・サービスを別の産業部門における生産の原材料等として、あるいは家計や政府などの最終需要部門の最終消費や投資として販売(産出)します。このような「購入→生産→販売」の連鎖によって、各産業部門が相互につながった経済循環構造を把握しようとするのが、産業連関表です。

(1)産業連関表の構成
産業連関表は、一定地域(国・都道府県・市等)において、一定期間(通常1年間)に行われた、生産物(財・サービス)の産業間の取引関係を行列形式で表したものです。

(2)産業連関表の利用
産業連関表は、表をそのまま読み取ることで、表の対象年次の産業構造や産業部門間の相互依存関係など、市経済の構造を総体的に把握・分析することができます。
また、産業連関表の各種係数を用いた産業連関分析によって、経済の将来予測、経済政策の効果の測定・分析等が可能となります。
このように産業連関表は、地域経済の把握・分析のための重要な基礎資料として利用することができます。
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