多摩川河川敷の利活用に向けた社会実験における事業者の募集について(令和5年度)【募集は終了しました】
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事業候補者の選定結果について
令和5年2月28日より、「令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験」を行う事業候補者の募集を行ったところ、4事業者より参加申し込みがあり、3月16日に企画提案書及びプレゼンテーションにより審査を行い、下記のとおり事業候補者を決定しました。
事業候補者1:多摩川緑地バーベキュー広場共同事業体
(代表企業 太平洋總業サービス株式会社)
事業候補者2:ユースコンソーシアムプロジェクト推進委員会事務局
事業候補者3:株式会社ナチュラ
事業候補者4:株式会社OCTA CREATION
今後は、決定した事業候補者と協議を行い、当該社会実験に向けて取り組みます。
なお、社会実験の開始日、内容等については詳細が決まり次第、改めてお知らせします。
提案者名 | 採点(600点満点) |
多摩川緑地バーベキュー広場共同事業体 (代表企業 太平洋總業サービス株式会社) | 490点 |
ユースコンソーシアムプロジェクト推進委員会事務局 | 396点 |
株式会社ナチュラ | 370点 |
株式会社OCTA CREATION | 362点 |
※基準点:360点
目的
川崎市では、平成28年3月に策定した「川崎市新多摩川プラン」を踏まえ、川崎のシンボルである「ふるさとの川・多摩川」の歴史的・文化的資源、そして環境資源を最大限に活かしたにぎわいの場(憩い・遊び・学ぶ)の創出に取り組んでいます。
このうち、丸子橋河川敷周辺には多くの人がバーベキューに訪れ、ゴミの不法投棄や騒音等が生じていたため、令和2年度には、社会実験としてバーベキュー利用の禁止を行い、一定の課題改善を図ってきました。さらに令和3・4年度には、引き続きバーベキュー利用の禁止を行うとともに多様な市民ニーズに対応した新たな利活用に向けた事業者によるイベント等を実施し、地域のにぎわい創出やイベント等を通してゴミの投棄などの課題改善を図ることができました。
一方で、イベント等活用期間中以外には、いまだバーベキュー利用者によるゴミの不法投棄等が生じていることや事業期間が数か月であり、イベント時等のトイレ・手洗い等が不足していたことや事業性の確保等が図れなかったことから、今後は、必要な施設の整理や事業性の確保など、長期間での民間活力導入等の検討を進め、市民サービスの向上や効率的・効果的な管理運営を推進していく必要があります。
これらの状況を踏まえ、本社会実験は、令和6年度以降の長期間の民間事業者等の活力導入を見据え、継続的にゴミの不法投棄等の課題解決を図るとともに、効率的・効果的な管理運営、地域活性化やにぎわい創出などの可能性を検証するために実施するものです。
名称
令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験
募集する事業内容
「令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験仕様書」のとおり
実施期間
河川法に基づく許可を受けた日から令和6年3月頃まで(運用開始は4月下旬を予定)
対象区域
川崎市中原区上丸子八幡町地先(下図赤枠内) 東急線新丸子駅より徒歩10分程度
箇所 | 面積 | 備考 |
(1)川寄り上流側 | 約7,000平方メートル | ・上流部は一部舗装され平坦で親水性が高い ・下流部はなだらかな傾斜の草地 ・東急線高架下が含まれる |
(2)川寄り下流側 | 約8,000平方メートル | ・丸子橋第1広場側は平坦で川に向かって傾斜あり ・新設護岸を使用した水面活用が可能 (新設護岸以外は水面活用不可) |
(3)丸子橋第1広場 | 約18,000平方メートル | ・通常は時間貸し、スポーツ等に利用 ・土敷 ・広場東端にトイレあり |
(4)丸子橋第2広場 | 約10,000平方メートル | ・通常は時間貸し、スポーツ等に利用 ・土敷、一部草地 |
(5)丸子橋第3広場 | 約16,000平方メートル | ・通常は時間貸し、スポーツ等に利用 ・土敷 |
(6)丸子橋ピクニック広場 | 約8,500平方メートル | ・通常はスポーツ以外に利用 ・草地で平坦 ・広場端に水道設備あり |
(7)共用駐車場 | 約6,500平方メートル | ・約300台、現在は土日のみ有料開放 |
(8)市街地寄り(上) | 約2,000平方メートル | ・比較的平坦で広場側への動線にもなっている ・他の河川利用者や近隣住民に対し特段の配慮 ・バーベキュー禁止 |
(9)市街地寄り(中) | 約3,000平方メートル | ・比較的平坦で広場側への動線にもなっている ・他の河川利用者や近隣住民に対し特段の配慮 ・バーベキュー禁止 |
(10)市街地寄り(下) | 約3,000平方メートル | ・比較的平坦で広場側への動線にもなっている ・他の河川利用者や近隣住民に対し特段の配慮 ・バーベキュー禁止 |
役割分担
川崎市
ア 社会実験全体の総括
イ 河川法に基づく一時占用による公有財産の提供(占用・工作物設置手続き含む。)
ウ 関係管理者(河川管理者、公園管理者、橋梁管理者、他の占用者)との調整
エ 広報等による支援(本市ホームページ等)
オ 効果・課題等への検証
事業者
ア 社会実験事業の運営主体
イ 敷地及び設置する施設・設備を含めた維持管理と社会実験終了後の原状回復
ウ 事業の運営(利用の手続、料金徴収、苦情対応等)
エ 利用者への周知・広報・利用率向上に向けた取組
オ 行政課題解決に向けた取組
カ 本市の必要とする各種データ(集計・加工を含む)の本市への提供
キ 満足度等に関する利用者へのアンケート調査の実施
ク 事業報告
応募方法
「令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験募集要項」を参照の上、必要書類を提出してください。
(申込み・問合せ先)
〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワー・リバーク17階
建設緑政局緑政部みどりの事業調整課
電話 044-200-0511
審査及び評価方法
川崎市が設置する選定委員会において、企画提案書及びプレゼンテーションの内容を精査・評価し、基準点を上回った業者が複数の提案者がいた場合は、評価点が高い業者から提案内容等の調整が可能な業者で決定します。ただし、すべての提案者の評価点が、委員会が定める基準点を下回った場合は、事業者を決定せず、再度、選考を行う場合があります。
なお、具体的な評価項目については、「令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験募集要項」や「事業者評価選定基準」を参照してください。
評価項目・採点基準について
- 事業者選定評価基準(3月6日修正しました)(PDF形式, 38.95KB)別ウィンドウで開く
事業概要、事業内容、事業収支、運営体制、地域連携、データ提供その他の各項目について評価します。
スケジュール
手続きの流れ | 日程 |
募集要項の公表・配布 | 令和5年2月28日(火)から |
参加意向申出書の受付 | 令和5年3月7日(火)まで |
質問書の受付 | 令和5年3月7日(火)まで |
質問書の回答 | 令和5年3月9日(木)まで |
企画提案書の受付 | 令和5年3月14日(火)まで |
プレゼンテーション | 令和5年3月16日(木)(予定) |
審査結果通知 | 令和5年3月20日(月)(予定) |
全体調整会議 | 令和5年3月28日(火)(予定) |
協定締結 | 令和5年3月下旬(予定) |
運用開始 | 河川管理者より河川法に基づく許可を受けた日以降 |
公募関係資料のダウンロード
公募関係資料はこちらからダウンロードください。
- 令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験 募集要項(PDF形式, 360.62KB)別ウィンドウで開く
- 令和5年度川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験 仕様書(PDF形式, 357.72KB)別ウィンドウで開く
- (第1号様式)プロポーザル参加意向申出書(DOCX形式, 15.13KB)
- (第2号様式)川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験に関する質問書(DOCX形式, 17.98KB)
- (第3号様式)川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験に関する企画提案書(DOCX形式, 14.87KB)
- (第4号様式)川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験への応募主体概要書(DOCX形式, 15.97KB)
- (第5号様式)川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験事業計画書(DOCX形式, 55.46KB)
- (第6号様式)川崎市多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験施設・設備配置計画書(DOCX形式, 4.28MB)
お問い合わせ先
川崎市建設緑政局緑政部みどりの事業調整課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-0511
ファクス: 044-200-3973
メールアドレス: 53mityo@city.kawasaki.jp
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