議会かわさき 第99号-一般質問12月20日
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12月19、20、24、25日の本会議では、市政一般について51人の議員が質問を行いました。その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。(発言順)
多摩区 廣田 健一(ひろた けんいち)(自民党)
多摩区菅地区の冠水対策
Q
25年夏の台風では、道路側溝の排水が追い付かず、道路冠水の被害が多発したが、対応は。
A
周辺地区とあわせ、側溝の現況調査や測量を行うことで冠水の原因を究明し、対策の検討を進めていく。
子ども夢パーク
Q
開設からこれまでの利用者数の推移は。
A
開設された15年度は3万6751人、20年度は6万5775人、24年度は8万5597人で、年々利用者数が増加し、市民に親しまれた施設となっている。
25年12月に開催された「子ども夢パーク10周年記念フェスタ」
川崎区 浜田 昌利(はまだ まさとし)(公明党)
敬老入浴事業
Q
無料の敬老入浴デーと福寿ふれあい半額デーでは来場者数に2.07倍の差がある。あり方について検討しているのか。
A
利用者や関係団体からの意見を聞きつつ、事業の見直しを含め、検討したい。
企業再建資金
Q
25年4月からの新しい融資制度の利用状況と広報体制はどうなっているのか。
A
創設以降の融資実績はないが今後も周知に努め、市内金融機関、市信用保証協
会などとともに市内中小企業へのきめ細やかな支援に努めたい。
麻生区 木庭 理香子(こば りかこ)(民主党)
文化・芸術推進事業
Q
26年に市制90周年を迎え、シティセールスを行うには絶好の機会だが、どのような取り組みを計画しているのか。
A
文化・芸術事業は市のシティセールスの柱の一つであるため、さまざまな事業を周年記念事業として活用していきたい。
子育て施策
Q
女性の心身のリフレッシュやパートで働くことへの支援のため、幼稚園の預かり保育への支援を充実しては。
A
市の預かり保育の実態を踏まえ、新たな制度の構築の検討を行っていきたい。
多摩区 井口 真美(いぐち まみ)(共産党)
入院助産制度
Q
市立病院ではこの制度を利用する妊産婦の自己負担を軽減する配慮はないのか。
A
利用者の立場を考慮して大きな負担とならないよう、あり方を検討していく。
民間集合住宅の受水槽の活用
Q
災害時の応急給水として利用するため、水道利用加入金・基本料金を取らずに蛇
口を設置することを認めるべきでは。
A
災害時の住民同士の自助・共助による飲料水などの確保の取り組みとして有効
であるため、災害時などに限り活用できるよう検討したい。
高津区 小川 顕正(おがわ あきのぶ)(みんなの党)
かわさき資産マネジメント
Q
資産の廃止と売却に対して、消極的な仕組みとなっているのではないか。
A
児童生徒の急増対策などの行政課題に対応するとともに、将来的な人口減少を
見据えた資産保有の最適化を進め、持続可能な財政基盤の構築に努めたい。
市の公会計
Q
事業別財務諸表を導入すべきでは。
A
現在の財務書類の導入効果や国などの動向も踏まえ、引き続き財務状況を的確
に把握し、将来負担を考慮した行財政運営を行いたい。
麻生区 山崎 直史(やまざき なおふみ)(自民党)
病院と診療所の機能分担(病診連携)
Q
井田病院・川崎病院は国の地域医療支援病院制度の承認を得るべきでは。
A
紹介率と逆紹介率が国の承認を得るための基準に達していないが、今後とも市
民の理解を得られるよう制度の周知や丁寧な説明に努めていく。
被災地支援
Q
石巻市や気仙沼市では技術職員の不足で下水道の復旧が著しく遅れている。市
の今後の対応は。
A
関係局で調整し、26年度の欠員補充状況を勘案して、派遣の検討を進めている。
幸区 かわの 忠正(かわの ただまさ)(公明党)
難病者の就労支援
Q
市長は公約で「障害者雇用日本一」を目指すとしたが、難病者にも目を向けるべ
きでは。
A
難病者を含め、障害者雇用に最も積極的な都市と言われる川崎を目指す。
標識などの安全対策
Q
25年9月に通学路標識が倒れ、幼児が負傷する事故があったが、点検は。
A
市が管理する819基の警戒標識を一斉点検したところ、補修が必要な標識が
144基確認され、このうち倒れる危険性のある7基は既に撤去した。
多摩区 露木 明美(つゆき あけみ)(民主党)
民間スポーツ施設の市民開放
Q
グラウンド不足の改善策として、民間のグラウンドなどを借りられないか。
A
これまでも企業などのスポーツ施設を市民開放する事業を行ってきた。今後も企業や学校などに協力を呼びかけたい。
民間のグラウンドが点在する多摩川河川敷(多摩区)
給食費徴収事務の改善
Q
改善に向けて、現在、低学年、中学年、高学年の3段階に分かれている小学校給
食費を6年間同一金額にすべきでは。
A
1回当たりの学校給食摂取基準(★7)が3段階に分かれた際に公平を期すため定めたものだが、今後の検討課題としたい。
高津区 石田 和子(いしだ かずこ)(共産党)
がん検診の受診率向上
Q
名古屋市では検診項目ごとの受診料を5百円とし、受診率が向上した。市でもワンコイン検診を検討しては。
A
個別受診勧奨や新たな啓発物による広報を実施しており、他の手法は費用対効果などの観点を踏まえ検討していきたい。
津田山駅の橋上駅舎化
Q
隣接する下作延小学校の敷地の一部を使用する計画の内容は。
A
自由通路にアクセスするための歩道を校庭内に整備するに当たり、遊具の再配置などについて協議調整を進めている。
高津区 大島 明(おおしま あきら)(自民党)
市職員の再就職
Q
公平性・透明性の確保が必要としているが、公表の対象を局長級とした理由は。
A
出資法人などの役員に再就職するケースが比較的多い局長級を基本とするが、
部長級や課長級、学校長についても、これまで同様、透明性を確保していく。
分煙対策
Q
公共施設などに速やかに喫煙所を設置し、分煙対策を進めるべきでは。
A
禁煙施策を推進しつつ、喫煙者と非喫煙者が快適に暮らせるまちを目指して効果的な分煙対策を進めていきたい。
麻生区 花輪 孝一(はなわ こういち)(公明党)
障害者の高齢化
Q
対応が急務だが、課題と取り組みは。
A
在宅やグループホームでの生活が困難な障害者に対しては、一定の入所施設の
整備が必要と認識している。さまざまなニーズに応じたサービス基盤の拡充に向
け、取り組んでいきたい。
上下水道の防災・減災対策
Q
命を守る飲料水の確保など、早急な対応が必要だが、取り組みは。
A
膨大な上下水道施設の耐震化には相当な時間と費用を要するため、再構築計画などに基づき計画的に整備を進めている。
宮前区 添田 勝(そえだ まさる)(無所属)
病院事業の未収金
Q
意図的に自己負担金を支払わない者もおり、厳しく回収すべきだが対応は。
A
現在、他都市の動向や民間的手法なども調査しつつ、法的手段の活用も含めた新たな手法を検討している。
市バス運転手の給与水準
Q
民間バスと比べて高いが、給与の適正化や民間委託の拡大で合理化すべきでは。
A
25年度に勤務条件などの見直しを行い、総人件費の抑制を図る取り組みを進めて
いる。また民間委託の拡大などを含めた経営改善の取り組みを検討していきたい。
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