議会かわさき 第106号-一般質問 7月7日
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7月3、6、7、8日の本会議では、市政一般について55人の議員が質問を行いました。その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。(発言順)
宮前区 矢沢 孝雄(やざわ たかお)(自民党)
平瀬川の治水対策
Q
河川改修のほかに雨水流出抑制施設を開発事業者などに設置してもらうことになり30年が経過したが、老朽化対策は。
A
施設の設置年数なども考慮しつつ現状把握に取り組み、27年度に策定する新たな総合計画と整合を図り、検討したい。
東急鷺沼駅へのバス路線拡充
Q
宮前区は山坂が多く、高齢化が進む中、駅へのバス路線充実を望む声への対応は。
A
駅前広場の再整備に合わせて、鷺沼駅の新たなバス停留所の確保に向け、関係局で調整を行っていきたい。
高津区 後藤 晶一(ごとう しょういち)(公明党)
消火ホースキットの周知
Q
消火栓に直結して初期消火を可能とするものだが、地域住民への周知・広報は。
A
防災訓練や消防フェアなどで広報している。27年度は各町内会の会議など、あらゆる機会に広報していきたい。
消火ホースキット
東橘中学校の中学校完全給食
Q
28年1月に自校方式により試行実施をする予定だが、アレルギー対策は。
A
アレルギー物質を含む食品の表示が義務づけられている特定原材料7品目の除去などを行う。除去希望する保護者には面談し、対応を決定していく予定である。
幸区 山田 益男(やまだ ますお)(民主みらい)
小学校備蓄倉庫の整備
Q
現時点での整備状況は。
A
26年度末で避難所175カ所のうち101カ所が完了、27年度は70カ所の整備に取り組み、30年度までに完了する計画である。
児童生徒用備蓄食料品の活用
Q
児童生徒用の備蓄品はPTA負担とのことだが、市の予算で行うべきでは。
A
子どもたちが備蓄物資を実際に使用することが効果的であることから、教材として使用した備蓄物資は受益者負担の考え方から、一律に保護者負担となる教材費などで補充している。
高津区 宗田 裕之(むねた ひろゆき)(共産党)
高津区野川の宅地開発問題
Q
工事説明会や工事協定書などの約束を守らない事業者への対応は。
A
「開発行為及び建築行為に関する総合調整条例」における承認通知書は交付されているが、工事説明会の開催や工事協定書の締結を事業者に要請していきたい。
不妊治療への市独自補助
Q
少子化対策の点からも特定不妊治療に上乗せした助成制度が重要ではないか。
A
治療費助成による経済的支援を実施するとともに、相談支援を充実し、不妊に悩む人への支援を推進していきたい。
中原区 松原 成文(まつばら しげふみ)(自民党)
全日本女子サッカー選手権大会
Q
日本サッカー協会からの要請があれば等々力陸上競技場での開催は可能なのか。
A
Jリーグ川崎フロンターレの試合や、陸上競技大会を開催する競技場のため、日程の調整がつけば開催は可能と考える。
教師の家庭訪問
Q
26・27年度に家庭訪問を実施している小学校は113校中45校である。家庭訪問の実施が少ない理由は。
A
学校での面談の方が十分な時間を確保して情報共有ができるとの考えや保護者の意向により実施していない学校がある。
宮前区 山田 晴彦(やまだ はるひこ)(公明党)
図書館カウンターの拡充
Q
東急鷺沼駅周辺の商業施設などを活用し、通勤や通学などのついでに立ち寄れる図書館カウンターを設置すべきでは。
A
商業施設などの活用も手法の1つとして、検討していきたい。
東急鷺沼駅周辺の再整備
Q
東急鷺沼駅付近に、子育て世代や高齢者利用が多い区役所窓口のサテライト機能を設置すべきでは。
A
今後の再整備の動きなどを見据えつつ、効果的で利便性の高い区役所サービスの提供に努めていきたい。
高津区 堀添 健(ほりぞえ けん)(民主みらい)
防災倉庫
Q
27年4月1日に防災用資器材保管庫の設置許可基準を改定したが、その内容は。
A
1つの自主防災組織が設置できる公園数を2公園にし、設置可能な公園の面積を500平方メートル以上にするなど、多くの資器材が保管できるよう緩和した。
区政改革
Q
地方自治法の改正で規定された総合区制度(★4)の導入に向けて積極的に検討すべきでは。
A
市が目指す特別自治市(★5)の中で方向性を考えているところである。
高津区 石田 和子(いしだ かずこ)(共産党)
障害者相談支援事業
Q
相談体制の強化を求めてきたが、その対応は。
A
27年度は、21カ所の地域相談支援センターで、実情に応じてケースワークを行う相談支援専門員や、電話応対・事務処理などを行う職員の増員を図っている。
学校のトイレ快適化
Q
西高津中学校や高津中学校のトイレの悪臭に対し、快適化に向けた取り組みは。
A
学校の意向や学校施設長期保全計画の状況を勘案し、便器の洋式化や床のドライ化などに取り組んでいく。
多摩区 廣田 健一(ひろた けんいち)(自民党)
中学校完全給食
Q
29年度から実施するが、給食費の徴収方法はどうするのか。
A
教職員が生徒と向き合える時間が確保できるよう、保護者からの集金は口座引き落としとし、給食費に係る事務の効率化などを検討していく。
JR稲田堤駅の発車メロディー
Q
作曲家、古賀政男氏が当地を訪れた時に横山を連想して作曲した「丘を越えて」を発車メロディーにしては。
A
駅舎整備と合わせた発車メロディーの変更を検討していきたい。
中原区 吉岡 俊祐(よしおか としすけ)(公明党)
中原平和公園での犬の専用区画
Q
園内で犬のリードを外す飼い主もいるため、専用区画を設けてはどうか。
A
公園の利用実態や周辺環境から難しいと考える。飼い主のマナーの向上などを含め、利用状況を注視していきたい。
中原平和公園(中原区)
市道市ノ坪69号線の路面補修
Q
路面が大変荒れているが、補修に向けた進捗状況は。
A
JR平間駅付近から市ノ坪住宅へ向かう市道市ノ坪69号線は、官民境界が確定したことから、27年度中に全面的な舗装の補修などを実施する予定である。
幸区 渡辺 学(わたなべ まなぶ)(共産党)
日吉健康ステーション
Q
28年4月に幸区役所に一元化する予定であるが、日吉地区の市民の利便性が後退するため、継続すべきでは。
A
区役所では医師や保健師などの専門職への相談が常時可能なことから、日吉地区の市民にも総合的な対応が図られる。
JR川崎駅西口の駐輪場整備
Q
通勤利用者の駐輪場が不足している。JRに用地確保を働きかけるべきでは。
A
25年2月に協力を依頼したほか、県内自治体や経済団体の会議で毎年、駅周辺の駐輪場用地の提供などを要望している。
幸区 小田 理恵子(おだ りえこ)(無所属)
JR矢向駅周辺の路上喫煙対策
Q
市境にある矢向駅の路上喫煙対策は。
A
矢向駅は横浜市に立地することから、横浜市との合同キャンペーンの継続実施や両市合同の巡回を行うなど横浜市と連携して取り組んでいきたい。
総合的なこどもの貧困対策
Q
生活保護世帯の中学3年生対象の学習支援を中学1年生からにすべきでは。
A
受講者の増加に伴うスペースの確保などに課題があるため、中学1・2年生の参加も含め、より効果的な事業となるよう工夫して取り組んでいく。
多摩区 三宅 隆介(みやけ りゅうすけ)(無所属)
特別養護老人ホームの選考
Q
医療提供の強化について、公募時の選考でどう評価しているのか。
A
公有地を活用した公募では看護師の常駐などを条件とし、民有地を活用した公募では医療依存度の高い要介護高齢者の受け入れ提案を法人選考で評価している。
行財政改革
Q
今後の職員数の推移について、どのように考えているのか。
A
新たな市民ニーズに必要な執行体制を充実する一方、市場の成熟分野では、執行体制の見直しに取り組んでいく。
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