議会かわさき 第108号-一般質問 12月21日
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12月16、17、18、21日の本会議では、市政一般について53人の議員が質問を行いました。その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。(発言順)
多摩区 吉沢 章子 (よしざわ あきこ)(自民党)
防災啓発
Q
各地域における特性を踏まえ、区ごとの避難ブックを住民参加で作成しては。
A
地域の住民による主体的な取り組みの好事例を積み重ねつつ検討していきたい。
女性活躍施策
Q
この国の未来のために女性活躍施策は重要であるが、市総合計画の記載はわずかである。どのようなビジョンで女性の活躍を推進するのか。
A
社会情勢の変化や女性活躍に向けての機運の高まりなどを踏まえ、積極的に取り組んでいく。
幸区 沼沢 和明 (ぬまざわ かずあき)(公明党)
都市計画道路矢向鹿島田線
Q
JR鹿島田駅北側とパークシティ線路側に一部整備が終わった箇所もあるが、供用されていない。整備後23年経過しているが、活用策は。
A
利用しにくい土地の形態など課題があり、利活用の予定はない。今後、地域ニーズの把握に努め、検討していきたい。
JR南武線連続立体交差事業
Q
今後の整備スケジュールは。
A
全体の事業期間として15年程度を要するものと考えており、5年程度を用地取得、10年程度を工事と想定している。
幸区 山田 益男 (やまだ ますお)(民主みらい)
川崎港の施設整備
Q
40万TEU(★4)を目指す川崎港として、今後の取扱高増加による施設整備は。
A
27年度と28年度にコンテナ蔵置能力の強化のための施設整備をしている。今後、川崎港戦略港湾推進協議会で官民が議論し、効果的に取り組みを進めたい。
川崎水素戦略
Q
市民に向けての広報戦略は。
A
水素の安全性や有効性、環境面での優位性などが市民に十分理解をされるよう、関係部局で連携を図りつつ、普及啓発に取り組んでいきたい。
高津区 宗田 裕之 (むねた ひろゆき)(共産党)
減債基金
Q
26年度は減債基金への積立額と取り崩し額の差額の156億円を減債基金に積み立ててから収支不足分を借り入れた。なぜ1度積み立ててから借り入れたのか。
A
厳しい社会経済環境の中で、市民に必要なサービスを継続して提供するための臨時的な措置である。
橘中学校体育館の建て替え
Q
築30年を経過したが、改修の計画は。
A
学校施設長期保全計画に基づく改修を着実に進め、不具合箇所は、学校と協議し営修繕に努めていきたい。
川崎区 林 浩美(はやし ひろみ)(自民党)
下水道事業
Q
アセットマネジメント(★5)の本格導入が必要と考えるが、取り組み状況は。
A
アセットマメジメントの本格導入により、資産、資金、人材を一体的にマネジメントし、持続可能な下水道事業を推進していきたい。
高齢者の交通安全対策
Q
死亡事故を防ぐ対策への対応は。
A
高齢者向け交通安全教室などで情報の提供や反射材の普及促進に努めた。事故防止には自身の身体能力を知ることも重要なため、体験型の教室も実施している。
中原区 吉岡 俊祐(よしおか としすけ)(公明党)
教育ICT化
Q
タブレット型PCの学校への導入を推進すべきだが、整備スケジュールは。
A
小学校には既にタブレット型PC各10台を導入しており、中学校にも27年度中に各20台を導入する。
蛍光管の今後の回収
Q
「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が27年6月に成立した。蛍光管は今後どう回収するのか。
A
蛍光管を破損せずに効率的に回収できる仕組みを検討しており、早期に蛍光管の適正な回収方法を構築していきたい。
宮前区 織田 勝久 (おだ かつひさ)(民主みらい)
認可保育所の整備
Q
義務教育ではない保育園の整備を目的にマンション開発事業者に協力金などの要請を検討できないか。
A
自主整備の促進策を検討している。自主整備を要請すべき住宅開発の規模や協力金要請のあり方など精査が必要な課題が多くあるが、早期の導入を図りたい。
都市計画道路梶ヶ谷菅生線
Q
宮前区の地域生活拠点である東急鷺沼駅への交通アクセス改善のため、梶ヶ谷菅生線の前倒し整備を検討できないか。
A
今後の検討課題として受け止めたい。
多摩区 斉藤 隆司 (さいとう たかし)(共産党)
文化財の活用
Q
生田根岸古墳群や長念寺など歴史を学ぶルートを設定し、指定文化財などの市民への発信や学校教育に活用しては。
A
文化財の魅力を発信し、小中学校での地域学習や歴史学習に地域の文化財をより一層活用していきたい。
学校トイレの改修
Q
苦情などが多く寄せられている学校トイレの改修を急ぐべきでは。
A
児童生徒の要望が高く、重要な課題と認識しているので、全ての学校のトイレの快適化に取り組んでいきたい。
麻生区 山崎 直史(やまざき なおふみ)(自民党)
街路樹の維持管理
Q
成長とともに手入れが大変になる。今後は、抜本的な対策が必要では。
A
27年度中に街路樹適正管理計画を策定し、この計画で更新が必要となった街路樹は、沿線住民の意見を聞きつつ順次更新していきたい。
小田急線新百合ヶ丘駅南口
Q
駅前広場再整備の整備内容は。
A
交通流の改善を図るため、南口駅前広場の一般車とタクシー乗降場の施設再整備の基本的な方向性を交通管理者と協議を進めている。
小田急線新百合ヶ丘駅南口の駅前広場(麻生区)
麻生区 花輪 孝一(はなわ こういち)(公明党)
麻生区内のコミュニティ交通
Q
今後の具体的な取り組みは。
A
岡上西地区で協議会が設置され、地域主体で検討が進められている。さまざまな手法を検討し、引き続き地域の取り組みを支援していきたい。
看護・介護などの人材育成
Q
市立看護短期大学を4年制大学にし、市の看護・福祉の総合的な公的拠点として整備すべきでは。
A
看護師の需給動向や財政負担などの視点を総合的に勘案する必要があることから所管局で検討している。
川崎区 飯塚 正良 (いいづか まさよし)(民主みらい)
国際交流センターへのアクセス
Q
最寄りの東急元住吉駅から遠いのが問題と指摘されているが、現状への認識は。
A
最寄り駅の元住吉駅から施設まで徒歩でおおむね10分だが、利用人数は年々増加している。今後も魅力ある事業を実施し、利用促進に努めたい。
国際交流センター(中原区)
富士見周辺地区整備
Q
教育文化会館、県立川崎図書館部分の敷地の有効活用で富士見中学校の専用グラウンドの検討はできないのか。
A
富士見周辺地区の総合的、一体的な整備に向け、関係局区で検討を進めていく。
川崎区 嶋崎 嘉夫 (しまざき よしお)(自民党)
京急大師線
Q
JR川崎駅北口自由通路や駅ビルの計画は、京急大師線との接続が前提の川崎縦貫鉄道が考慮されていないのでは。
A
29年度をめどに見直しを行う市総合都市交通計画の中で明らかにしていきたい。
焼却灰
Q
川崎区浮島地区は東日本大震災から5年が経過した現在も放射性物質が検出された焼却灰が保管されている。対応は。
A
有識者や関係者などの意見を聞き、検討を進めている。安全性を確保しつつ早期処分に努めていきたい。
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