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サンキューコールかわさき

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2寺社めぐりコース(上麻生・王禅寺・白山)

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  グリーン・ツーリズムとは、都市住民が農山漁村を訪れ、自然環境、農林水産業伝統文化などを体験・交流する滞在型余暇活動のことです。本市ではグリーン・ツーリズムを推進することにより地域の活性化を目指しています。麻生区内にある農業振興地域(黒川・岡上・早野)や農業関連施設に訪れるきっかけになればと、このページをつくっています。

 なお、掲載している内容は、平成22年度に実施した「グリーンツーリズム地域交流促進事業」において、現地調査等により得た情報に基づき編集したものです。

 直売所等については、営業日や時間を確認の上、ご利用ください

散策コースの概要

 小田急線柿生駅周辺にある寺社を中心に歩くコースです。徒歩のみで約5時間、境内を散策して歩くとほぼ1日かかるほど距離が長いため、途中でバスを利用することができるコースとなっています。

 寺社それぞれに見どころがあり、浄慶寺はアジサイと個性的な羅漢像、麻生木賊不動尊と王禅寺は「ふるさと麻生八景」に選ばれています。

  王禅寺は、禅寺丸柿の原木が境内に保存されており、北原白秋など多くの文人が訪れているお寺です。

寺社めぐりコースマップ

コース詳細

柿生駅、宝塔様、東林寺、浄慶寺と秋葉神社、常安寺、月讀神社、麻生木賊不動尊、子ノ神社、稲荷森稲荷社、琴平神社、王禅寺、王禅寺ふるさと公園、白山神社、真福寺跡、柿生駅

柿生駅(麻生区上麻生5)

昭和2年(1927年)4月1日に開業。禅寺丸柿の原産地であり、柿の名産地でもあったことから名づけられた「柿生村」という地名から、「柿生駅」となりました。

柿生駅南口

宝塔様(麻生区上麻生5の43)

石塔の正面には南無妙法蓮華経・一天四海帰妙法と刻まれています。60年ごとの庚申の年に禍があるとされ、その前年の寛政11年(1799年)に建立されたものです。 台石にある6ヶ村講中が集まり、助け合って先祖の霊を弔い信仰を深めたとされています。

宝塔様

東林寺(麻生区上麻生6の37)

修廣寺の末寺で隠居寺とも言われ、開創は天和元年(1681年)12月12日。上麻生の地頭三井十左衛門の私有地となりました。大いちょうは川崎市選定「まちの樹50選」に選ばれています。

東林寺

浄慶寺と秋葉神社(麻生区上麻生6の34の1)

寺は元和元年(1615年)の開山。浄土宗。本尊は阿弥陀如来。緑の丘に囲まれ、梅雨時になると昭和42年(1967年)ごろから植え始めた1,000本を超えるアジサイが咲き、「柿生のあじさい寺」と呼ばれています。一対の狛犬は近年、東京小石川傳通寺(徳川家康の実母の菩提寺)より移され、境内では表情豊かな羅漢像群が出迎えます。浄慶寺上の右手山腹には秋葉神社があります。

  • 浄慶寺と秋葉神社
  • 電話番号044-988-1223

浄慶寺と秋葉神社

常安寺(麻生区上麻生7の42の1)

日宗の寺で本尊は三宝本尊。日鏡上人により開かれ、当時の領主・小島佐渡守源左衛門高治が永正12年(1515年)7月に創建。屋敷の裏鬼門の守護神として建てられたと言われています。現建物は昭和46年(1971年)に日蓮上人生誕750年を記念して改築されたもです。

  • 常安寺についての問合せ先
  • 電話番号044-988-3758

常安寺

月讀神社(麻生区上麻生7の38の4)

この神社は応仁戦乱の苦悩にあえぐ領民のため、天文3年(1534年)に麻生郷の領主・小島佐渡守が五穀豊穣を祈願し、月讀宮の分霊を勧請して創建したものです。宝永5年の富士山の噴火、天保3年の大飢饉等に社殿を修復し祈祷を行ったと言われています。熊野・日枝・白山を合祀し麻生神社となりましたが、月讀神社の社号は全国でも稀なことから、再び元の月讀神社を使うことになりました。

  • 月讀神社についての問合せ先
  • 電話番号044-987-0781

月讀神社

麻生木賊不動尊(麻生区下麻生1の21の10)

応永年間(1394年~1427年)、足利公方の庇護を受け堂舎が建てられ、鎌倉二階堂大楽寺開山願行上人鋳造の不動明王を安置しました。現在の本堂は昭和43年(1968年)再建されたもの。不動尊は昔から「火伏せの不動」といわれ、火難から人を守る不動として信仰されてきました。毎年1月28日は初不動の縁日。境内から周辺にはダルマ市が立ち、関東の納めのダルマ市として賑わいます。 「ふるさと麻生八景」にも選ばれています。

麻生木賊不動尊

子ノ神社(麻生区早野65)

子ノ神社は大国主命で、親神様の素盞鳴命から、試練の修業を受けられました。野火によって、周囲一面が火に包まれ逃げることができなくなった時に、一匹の白ねずみが現れ、地中の洞穴に命を導き、火難から救ったということで、子ノ神社というようになりました。また、子ノ神社は明徳元年に勧請天文15年(1546年)に再建。明治13年(1880年)村社となり大正年間に富士浅間神社・稲荷社・八雲神社を合祀し早野一村の氏神となりました。

子ノ神社

稲荷森稲荷社(麻生区王禅寺東5の37)

稲荷社は王禅寺村の鎮守五社の一つで、入口谷戸の鎮守でした。江戸時代の初期に久保倉氏の祖先が村の安穏と五穀豊穣の祈願のため京都の伏見稲荷から勧請したものと言われています。境内の竹と檜の雑木林が厳かな雰囲気を作り出しています。

稲荷森稲荷社

琴平神社(麻生区王禅寺東5の46の15)

王禅寺村の名主・志村文之丞が文政9年(1826 年)に讃岐の金刀比羅宮の分霊を勧請し神明社と合祀したもので、祭神は天照大神・大物主神。
例大祭は毎年10月の体育の日(第2月曜日)に斎行されます。また、6月、12月には大祓式が行われ、参列者一同で茅の輪くぐりを行う。年明けには、どんど焼き、節分には年男年女による豆まきが行われ、毎年3月7日「人形和(なご)め浄火祭」が執行されます。 残念ながら、平成19年(2007年)に放火により本殿が焼失しましたが、氏子崇敬者の篤志により平成23年(2011年)に再建されました。

  • 琴平神社問合せ先
  • 電話番号044-988-0045

琴平神社

王禅寺(麻生区王禅寺940)

星宿山王禅寺と称し、真言宗豊山派にて、延喜21年(921年)に高野山三世無空上人が開山。関東の高野山と呼ばれていました。周囲には、大きな樹木が茂り、この地を愛した白秋の歌碑があります。前庭には、樹齢450年と伝えられる禅寺丸柿の原木があり、「柿生」という地名・駅名の由来となったと言われています。平成19年(2007年)に国指定の登録記念物になりました。また、かながわの名木100選や川崎市選定「まちの樹50選」、「ふるさと麻生八景」にも選ばれています。

  • 王禅寺についての問合せ先
  • 電話番号044-966-5135

 

王禅寺

王禅寺ふるさと公園(麻生区王禅寺528の1)

市制60周年を記念して計画されたこの公園は、市民公募で名称が決定し、平成3年(1991年)に開園。多摩丘陵の豊かな自然を生かし、水と緑をテーマとして作られた公園で、多目的広場、多摩川をイメージした流れ、自然林を生かした散策道、富士山を眺望できる展望広場等があり、多くの人に利用されています。

  • 公園についての問合せ先
  • 麻生区役所道路公園センター
  • 電話番号044-954-0505

王禅寺ふるさと公園

白山神社(麻生区白山4の3の1)

白山姫命を祀る。寛永3年(1626年)と宝暦12年(1762年)の「王禅寺村絵図」にもあり。中宮(本殿の中)の登り龍・下り龍の彫刻には金箔の跡があり、県の重要文化財に指定されています。

  • 白山神社についての問合せ先
  • 電話番号044-987-8303

白山神社

真福寺跡(麻生区王禅寺2031)

真福寺は王禅寺の末寺で明治時代初めに廃寺となり、現在は石仏群と墓地を残すだけとなっています。顔なし地蔵があり、明治時代に起こった廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の影響を受けたことを伺わせます。

真福寺跡

柿生駅

昭和2年(1927年)4月1日に開業。禅寺丸柿の原産地であり、柿の名産地でもあったことから名づけられた「柿生村」という地名から、「柿生駅」となりました。

【このコースの散策で出会える直売所】

齋藤さんちの直売所(麻生区下麻生2の47の5)

  • 営業日時 野菜が収穫できるときは毎日
  • 販売品目 
  • (春)のらぼう菜、ブロッコリー、ホウレンソウ、エンドウなど
  • (夏)ジャガイモ、トマト、キュウリ、ナスなど
  • (秋)クルミ、禅寺丸柿、ゴボウ、ハクサイなど

グリーン・ツーリズムを楽しむための注意事項

  グリーン・ツーリズムは農山漁村を訪れ余暇を楽しむことが目的ですが、一方でその地域にお住まいの方達にとっては生活の場でもあります。農地に勝手に立ち入ったり、農産物や家畜に触れるのはやめましょう
 また、美しい景観を守るためにゴミ等は持ち帰りましょう。駐車場は用意がないので、お越しの際は公共交通機関を御利用いただきますようお願いいたします