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4自然散策コース(はるひ野・黒川)

  • 公開日:
  • 更新日:
  グリーン・ツーリズムとは、都市住民が農山漁村を訪れ、自然環境、農林水産業伝統文化などを体験・交流する滞在型余暇活動のことです。本市ではグリーン・ツーリズムを推進することにより地域の活性化を目指しています。麻生区内にある農業振興地域(黒川・岡上・早野)や農業関連施設に訪れるきっかけになればと、 このページをつくっています。

 なお、掲載している内容は、平成22年度に実施した「グリーンツーリズム地域交流促進事業」において、現地調査等により得た情報に基づき編集したものです。

 直売所等については、営業日や時間を確認の上、ご利用ください。

散策コースの概要

 緑地や里山の風景を四季折々で楽しむことができるコースです。

 コースの途中にコンビニエンスストア等はないため、お弁当やお茶を持っていくことをおすすめします。
 黒川谷ツ自然公園には、雑木林の中に湿地や湧水、小川があり、葦などの水生植物やザリガニなどの小動物が生息しています。
 開園日以外は入園できないため、行く前には開園日を確認しましょう。多摩よこやまの道は落葉樹の多い遊歩道で新緑・紅葉など四季を感じながら散策することができます。
 コースの終わりに、直売所「セレサモス麻生店」で新鮮な野菜や農家さん手作りの加工品などの買い物も楽しめます。

自然散策コースマップ

コース詳細

はるひ野駅、黒川谷ッ公園、多摩よこやまの道、展望台(黒川)、黒川上営農団地、毘沙門天堂(毘沙門大堂)、地神塔、セレサモス麻生店、汁守神社、黒川駅

 

はるひ野駅(麻生区はるひ野5)

平成16年に開業した駅で、現在小田急線の中で一番新しい。駅構内には日本で初めてとなる太陽電池モジュールと風力発電機で構成されているハイブリッド型発電システムを導入し、環境に配慮した駅舎となっています。

また北口には黒川谷ツ公園があり、散策が楽しめます。

はるひ野駅

黒川谷ツ公園(公園所在地 麻生区はるひ野5の9)

はるひ野駅北口を出てすぐのところにある、黒川特定区画整理事業で創出された都市計画公園。面積は3.2ヘクタールの広大な敷地に、雑木林と湧水のある湿地等があり、希少な動植物が生息、生育しているのを観察できる自然豊かな公園です。
 開放日が限定されているため、お出かけの前には下記のホームページで確認を!
https://www.city.kawasaki.jp/asao/page/0000097622.html

  • 公園についての問合せ先
  • 麻生区役所道路公園センター
  • 電話番号044-954-0505

黒川谷ツ公園

多摩よこやまの道(麻生区黒川、はるひ野、多摩市永山、諏訪他)

麻生区、稲城市、多摩市、町田市、八王子市を通る全長9.5キロメートルの遊歩道。多摩南部に残る貴重な雑木林、里山を横切るように整備されており、ボランティアの方々によって整備された遊歩道は道幅が広く非常に歩きやすい道です。

標高145メートルの展望台をはじめ、広場、公園などが隣接し、多くの行楽客や家族連れでにぎわうこの道の歴史は古く、万葉集の歌にも詠まれています。分岐路が多くあり、黒川の里山、小野路方面、若葉台など多方面に行くことができます。

よこやまの道

展望台(麻生区黒川)

黒川上営農団地から川崎市水道局黒川配水池へ向かって行ったところにあり、川崎市と多摩市の県境にあたります。

多摩丘陵の尾根道に当たる道を「よこやまの道」と名づけ、散策路として親しまれており、標高が145メートルで見晴らしが良く、富士山、丹沢、秩父の山々や狭山丘陵や西武ドームまで眺めることができます。

展望台

黒川上営農団地(麻生区黒川)

夏は水田の緑、秋には山の木々が色づき、田畑と土とのコントラストが非常に美しく、「ふるさと麻生八景」にも選ばれています。

黒川上営農団地

昆沙門天堂(昆沙門大堂)(麻生区黒川)

明治初期に廃寺となった金剛寺跡地に毘沙門天像が祀られた小さな堂(門口1.5メートル、奥行1.8メートル)は地域の守護神となっています。

昆沙門天堂(昆沙門大堂)

地神塔(黒川)(麻生区黒川)

向かって右端に地神塔(天保12年/1841年)、中央に石祀(宝暦14年/1764年)、左端に庚申塔(寛政12年/1800年)が道端に静かに建っています。

地神塔

セレサモス麻生店(麻生区黒川172)

JAセレサ川崎が麻生区黒川に平成20年4月にオープンしたJA直営の市内最大規模の農産物直売所。市内の出荷登録している農家が収穫したての品物を出荷、販売している。品物の全てに出荷者名が記入されています。
「セレサモス」は、古代ギリシャ語で収穫を意味する「セリスモス」とセレサをかけた造語で、公募で決定しました。
施設内には消費者と生産者の交流の場、食と農について情報発信拠点として、 JAセレサ川崎と川崎市が連携し「農業情報センター」を設置しています。

  • セレサモスについての問合せ先
  • 電話番号044-989-5311

セレサモス麻生店

汁守神社(麻生区黒川1)

この神社はかつて、武蔵国の総社の大國魂神社(府中市)に供える汁物を調える役目を担ったことから汁守神社と呼ばれるようになったと言われており、天明2年(1782年)に社殿が再建され、主祭神は保食命(うけもちのみこと)。正面階段を上がると天保5年(1834年)に建立された鳥居があります。

広い境内は約6133平方メートルで、保存樹が生い茂り、川崎市選定「まちの樹50選」のヤブツバキがある。例大祭は毎年9月第4日曜日で、大勢の人で賑わいます。
 

汁守神社

黒川駅(麻生区南黒川4の1)

昭和49年6月1日に小田急多摩線開通と同時に開業し、平成18年1月31日より、ホームの屋根に太陽光発電用の発電パネルが設置され、自動券売機や自動改札機の電力に利用されています。

黒川駅

グリーン・ツーリズムを楽しむための注意事項

 グリーン・ツーリズムは農山漁村を訪れ余暇を楽しむことが目的ですが、一方でその地域にお住まいの方達にとっては生活の場でもあります。 農地に勝手に立ち入ったり、農産物や家畜に触れるのはやめましょう

 また、美しい景観を守るためにゴミ等は持ち帰りましょう。駐車場は用意がないので、お越しの際は公共交通機関を御利用いただきますようお願いいたします。