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【事例5】工場見学会(クノール食品株式会社 川崎事業所)

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  • 更新日:

業種:食品製造業 事業所従業員数:約450人 立地:住居地域 実施年月:平成22年8月

実施概要

取組のきっかけ

 以前、設備工事実施前に町内会へ騒音対策等の説明に伺った際、町内会の方より工場内を見たいとのお話を伺った。それを契機に近隣の皆様を対象に見学会を開催し、事業所の概要をご理解いただいた。

 味の素グループとしても「安心・安全」の取組みを進めており、改めて近隣(町内会)対象の見学会を積極的に開催することにした。

 

取組の目標・概要

・平成21年、平成22年に町内会から約40~50人参加していただいた。

・内容は工場見学1時間、ISO14000の取り組みや騒音対策、臭気対策の説明1時間弱の計2時間である。

・工場見学は生産部門の担当者が、ユーティリティ設備や騒音・臭気対策の具体的な話は環境部門の担当者が、全体説明は総務部門が行った。その他に自社商品の試食会を行った。

・なお、平成23年、24年も町内会に声かけしたがスケジュールが合わず実施できなかった。

 

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

取組実施上の課題、課題解決のための工夫
実施上の課題課題解決のための工夫
・町内会にお手数をおかけしているのではないか?・町内会の役員の方に取りまとめを依頼するだけでなく、工場見学募集案内を作成し町内会の回覧板等を通じて告知していただき、直接当方に申し込んでいただく等の工夫検討の余地がある。
・実施時期についても検討の余地はないか?・地域コミュニケーションの一環として盆踊り大会を毎年7月下旬に行い、3,000名近い近隣の皆様にお越しいただいていることから、工場見学の時期も同じ夏休みではなく、別の時期に開催することも検討する余地がある。

取組の効果

・周囲に住宅地があるような都市型工場では、地域住民の皆様のご理解がないと事業活動を継続していくことができない。従って工場見学を通じて「安心」していただくことで、地域の一員として受け入れていただくことに効果がある。

・当事業所がどのような生産活動を行っているか知らないことにより、誤解が生じかねないことから、工場見学を通して信頼関係を醸成していくことに効果がある。

・設備工事等を行う際に、まれに騒音や粉じん対策について苦情をいただくことがあり、その都度ご連絡いただいた先を直接訪問して対策等の説明を行っているが、工場見学等でコミュニケーションを図ることで、ご理解、ご協力をいただけるケースが多い。

・通常の生産活動に関する環境対策について、工場見学を通じて近隣住民の皆様にご理解いただけると感じている。

 

実施内容

事前準備

・事業所周辺の町内会を対象とした工場見学以外にも、一般消費者向け工場見学会を常時実施しており共通のビデオ等の資料を使用して事業所紹介を実施している。

・参加者の募集は、町内会を通じて行っていただいている。町内会に対しては1ヶ月前からご相談に伺っている。

・スケジュール調整等の事務手続きは工場見学担当2名で行っている。

 

開催概要

開催概要

項目

内容

開催年月

平成22年8月

開催場所

クノール食品 株式会社 川崎事業所内

プログラム

13:00~13:05 所長挨拶

13:00~13:20 会社概要説明

13:20~13:35 ビデオ視聴

13:35~14:05 第一工場見学

14:05~14:35 SKK構内外周説明

14:35~14:50 自社製品の試食会

14:50~15:00 質疑

配付資料概要

環境方針を配布した。

参加者内訳

開催側:10人

住民:33人(男性17人、女性16人)

開催内容詳細

【環境対策に関する説明】

・ISO14000の取り組みや騒音対策、臭気対策について説明している。

 

意見交換

参加者からの質問

回答

環境に関しては、特になし。

参加者の反応

参加者の意見・感想

・今回見学することができてよかった。

・近所に住んでいて興味があり、見学できてよかった。

・近くにいてもなかなかわからない事にいろいろ気をつけていることがわかり、見学してよかったと思う。

実施後に気づいた課題

・工場を見て、そこで生まれる製品を身近に感じていただけるようにしているが、さらに事業所のことを良く知っていただき、「安心・安全」に関する信頼感を高めるようにしていきたい。

・参加者からの質問は、製品や会社に対するものが多く、環境に関する質問はほとんどない。その面では、近隣住民の皆様の理解を得られているのでは・・・と感じている。

当日の資料

・会社紹介ビデオ

・環境方針

 

お問い合わせ先

川崎市環境局環境対策部地域環境共創課(化学物質担当)

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2532

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30kyoso@city.kawasaki.jp

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