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【事例9】環境報告書回覧をきっかけとした工場見学会(株式会社東芝 浜川崎工場)

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業種:電気機械器具製造業 事業所従業員数:約2000人 立地:工業専用地域 実施年月:平成20年12月

実施概要

取組のきっかけ

 浜川崎工場では、東芝グループで製作している環境報告書以外に工場単独で環境報告書を平成18年から毎年製作し、当社ホームページ上における公開や、来場者や希望者へ冊子での配布を行っている。この環境報告書を少しでも多くの方、とりわけ近隣住民の方々に見ていただきたいとの思いで近隣の6町内会に初めて積極的に配布・回覧したところ、住民から要望があったことから工場見学を実施することとなった。

取組の目標・概要

・浜川崎工場に関わる全ての方々に対して、環境負荷や環境保全活動の取組と成果の情報を開示する目的で浜川崎工場の環境報告書を作成、公開し、町内会への配布・回覧を行った。

・平成20年12月に初めて町内会役員を対象とした工場見学会を実施。

・参加者は、6町内会の会長、副会長、婦人部長(18人)。

・内容は、工場の概要の説明と環境施設を中心とした工場見学を行い工場見学の中で環境関連の話を行った。

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

実施上の課題

課題解決のための工夫

・サイト内の報告書公開ページが見つかりづらい

・冊子を自ら積極的に配布しないと読まれない

・サイト内検索で「環境報告書 浜川崎工場」などのキーワードでヒットすることを実施確認済み。

・近隣住民の方々に冊子を読んでもらうため、町内会で冊子を回覧してもらえそうかを事前に確認した上で町内会での回覧を要請する。

取組の効果

・6町内会の住民の方々とは、浜川崎工場が工場専用地域の真中にあって地理的距離は離れているものの、従業員の通勤経路途上にあることから以前より年始挨拶やバレーボール大会の参加、通勤経路の清掃活動などの交流を重ねてきた。環境報告書をきっかけとして工場を直接見学していただき環境保全への取組について紹介できたことで、交流を更に深めて信頼関係を築く礎になったと感じている。

・地域社会との相互理解推進のため積極的な情報開示とコミュニケーションを実施するという会社方針に沿った活動のひとつにもつながっている。

 

実施内容

事前準備

・事務手続きとしては、スケジュール、見学コース案内の作成、見学者保護具の準備、送迎及び見学バスの手配、会場の設営の準備等。

・当日資料としては、元々作成している環境報告書を使用した。環境報告書の作成には3ヶ月ほど要する。他にはスライドによる工場概要説明資料を使用。

 

開催概要

開催概要

項目

内容

開催年月

平成20年12月

開催場所

株式会社東芝 浜川崎工場内

プログラム

20分間 ご挨拶・工場概要説明

     環境保全の取組説明

130分間 工場見学(各製品展示室、組立場、リサイクルセンター、試験設備)

45分   懇談会

配付資料概要

浜川崎工場 環境報告書

説明にスライドを使用

参加者内訳

開催側:4人

住 民:18人(6町会 会長・副会長・婦人部長)

開催内容詳細

【環境対策に関する説明】

・環境スローガン、環境保全体制、環境目標、環境負荷の概要、環境調和型製品創出事例、施設管理活動、温暖化防止活動、廃棄物管理、化学物質管理、異常事態対応訓練、環境コミュニケーション地域協調・連携等について説明を行った。

意見交換

参加者の質問・意見・感想

特になし

実施後に気づいた課題

・工場見学は、工場をよく知ってほしいとの思いが強く2時間余りもかかる見学コースを組んでしまった。見学者の負担も勘案し、見学ポイントを絞り込んでおくべきであった。

・見学者の反応(意見)を確認するために簡単なアンケートを用意しておけばよかった。

 

当日の資料

・浜川崎工場 環境報告書

・工場概要説明資料(スライド)

 

お問い合わせ先

川崎市環境局環境対策部地域環境共創課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2532

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30kyoso@city.kawasaki.jp

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