【事例6】説明会・意見交換会(昭和電工株式会社 川崎事業所)
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業種:化学工業 事業所従業員数:約800人 立地:工業専用地域 実施年月:平成23年11月

実施概要

取組のきっかけ
周辺町内会との懇親会の中で、事業所見学会が話題に上がり、また、同時期にプラスチックケミカルリサイクル施設が安定して動き出していたため、事業所見学会と併せて説明会等を実施することとした。

取組の目標・概要
・事業所における環境・安全についての取り組みを知ってもらうのが目的である。
・平成19年から、説明会(情報交換会)を始め、年に1回の頻度で開催している。平成19年と平成23年開催の際は工場見学も同時に行った。
・参加者は近隣の13町内会の会長。平成19年には、婦人部のメンバーを対象とした説明会も開催。
・テーマは、環境対策や地球温暖化、製品を通じての社会貢献等。テーマは事前に町内会長の代表者の方に相談し、参加予定者の要望も考慮して決定する。

取組実施上の課題、課題解決のための工夫
実施上の課題 | 課題解決のための工夫 |
参加者は、男性が多くなってしまう。 | 過去に、町内会婦人部を対象に説明会を実施した。 |
毎年、テーマが重ならないようにするのが大変である。 | 町内会長の代表者と事前相談を行い、要望を伺った。 |
新しい町内会長は、事業所について知る機会があまりない。 | 町内会長の交代があったため、再度、事業所見学会を実施した。 |

取組の効果
・事業所に対する理解を深めていただいた。

実施内容

事前準備
・町内会長代表者との事前打ち合わせ(2人日)
・日程調整(事前打合せで決定)
・説明資料、スケジュール等資料作成(2人日)

開催概要
項目 | 内容 |
開催年月 | 平成23年11月 |
開催場所 | 昭和電工(株)川崎事業所 本事務所会議室 及び プラスチックリサイクル見学ルーム |
プログラム | 15:30 挨拶 15:40 2011年川崎事業所のCSR活動について説明 16:15 プラスチックケミカルリサイクル施設見学 16:55 意見交換 17:30 懇親会 |
配付資料概要 | 事業所パンフレット |
参加者内訳 | 開催側: 7人 住民: 12人 |

開催内容詳細
【環境対策に関する説明】
・地球温暖化対策について説明
・プラスチックケミカルリサイクル施設の見学
・それ以外には、東日本大震災への対応や、保安防災に対する取組について説明
参加者からの質問 | 回答 |
・緊急事態が発生した場合の周辺住民への連絡はどうなっているのか。 | ・非常対策本部を設置し、近隣住民の皆様へは適宜状況についてご連絡しているが、より早く情報をお伝えできる方法を検討する。 |
参加者の意見・感想 |
会社としていろいろ取り組んでいることがわかった。 |
耐震対策などは、会社だけではできることに限界があるので行政と協力して進めてほしい。 |

実施後に気づいた課題
・事業所の全体像について理解いただくことはできたが、事業所における環境対策などを具体的に実感をもって理解してもらうのは、なかなか難しい。

当日の資料
・事業所パンフレット
・CSRレポート(全社版)
お問い合わせ先
川崎市環境局環境対策部地域環境共創課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2532
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30kyoso@city.kawasaki.jp
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