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【事例2】地域対話集会(旭化成ケミカルズ株式会社 川崎製造所)

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業種:化学工業 事業所従業員数:約1000人(塩浜地区のみ) 立地:工業専用地域 実施年月:平成24年6月

実施概要

取組のきっかけ

 製造所環境方針にて「地域社会との協調・共生に努力する」と掲げており、この方針に基づき、夜光町内会との協調・共生に向け、弊製造所の取り組みを理解していただくことにより一層の信頼関係が構築されると考えたため、平成8年12月24日に第1回の報告会を実施した。

取組の目標・概要

 地域に対して事業所の情報を公開するのが目的である。会社全体としても同様に行っているが、地域対話は、事業所と地域住民という地域単位で行うものと考えている。

・平成8年から報告会を始め、現在、年に1回の頻度で開催している。

・参加者は、町内会の役員。

・内容は、事業所のレスポンシブル・ケア活動(化学物質の製造者または取扱事業者が自己決定・自己責任の原則に基づいて、化学物質の開発から廃棄に至るまでの全ライフサイクルに渡り環境・安全・健康面について対策を行う自主管理活動)をパワーポイントやビデオで紹介している。開催当初は工場見学を行っていたが、現在は対話集会と懇親会になっている。

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

実施上の課題

課題解決のための工夫

Ÿ参加者がどのような話を要望しているのかわからない。

Ÿアンケートはしていないが、町内会長とはコミュニケーションを取る機会があるので、その時に意見を聞いている。

取組の効果

 製造所の環境保全・保安防災への取り組みを川崎製造所レスポンシブル・ケア報告書(以下「RC報告書」)で説明し、情報交換することで、地域の方々との相互理解と信頼関係の構築に効果が出ていると認識している。

実施内容

事前準備

・資料は、毎年作成しているRC報告書を資料としている。

・RC報告書の作成には3ヶ月位かかる。環境、保安防災、製造の各担当で原稿を書いてもらい、その他にその時話題になっていることを入れている。

・事務作業は日程調整等である。

開催概要

開催概要

項目

内容

開催年月

平成24年6月

開催場所

旭化成ケミカルズ 株式会社 川崎製造所合同1号館2階会議室

プログラム

16:30~ 川崎製造所DVD鑑賞、展示センター案内 (30分)

17:00~ 挨拶、近況報告(製造所 佐藤所長) (5分)

17:05~ 挨拶、近況報告(町内会)      (5分)

17:10~ 製造所のレスポンシブル・ケア活動報告(製造所 日高環安部長)(20分)

17:30~ 質疑応答 (20分)

配付資料概要

川崎製造所RC報告書

参加者内訳

開催側:7人

住民:6人(男性4人、女性2人)

開催内容詳細

【環境対策に関する説明】

・製造所の環境・安全・衛生の全般にわたる取り組み状況を2011年度川崎製造所RC報告書にて説明。

・その他、平成23年3月11日の震災以降の防災への取組を一部紹介し、今後は更に地域と密着した体制強化に取り組みたい意向を説明。

 

意見交換

参加者からの質問

回答

・液状化現象に対する製造所の対処について

・東扇島は地盤が弱いが、タンクについては地下の岩盤まで杭を打っており問題ない。配管部の地下ついては、影響がありそうかどうか今後確認する必要がある。

・震度7直下型が起きた場合の身の

保全について

・川崎製造所の建物は耐震性評価を実施しており、耐震性が足りないものについては、来年度予算で補強工事を行う。

また外部の交通機関等の状況確認が取れるまで、職員は製造所内で待機することになっている。

参加者の反応

参加者の意見・感想

・今回、製造所DVD鑑賞と展示センターを見学したことにより、今までは理解できていなかった川崎製造所の生産活動がより具体的に理解できた。

・身近なさまざまな製品に旭化成の製品が使用されていることが分かり、更に親近感を覚えた。

実施後に気づいた課題

特記すべき課題は現状はないと認識している。

当日の資料

・川崎製造所RC報告書

お問い合わせ先

川崎市環境局環境対策部地域環境共創課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2532

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30kyoso@city.kawasaki.jp

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