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【事例10】情報交換会(東燃ゼネラル石油株式会社川崎工場・東燃化学合同会社川崎工場)

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  • 更新日:

業種:石油精製、化学工業 事業所従業員数:約1,000人 立地:工業専用地域 実施年月:平成23年10月

情報交換会

取組のきっかけ

 地域の方から、事業所が行っている安全や環境に関する取組内容について知りたいという要望があり、また同じ頃に広報・渉外活動をより強化したいとの方針があり、その一環として担当者を設置し、情報交換会を実施した。

取組の目標・概要

 地域の方に、情報交換会により企業活動を理解してもらうことで、企業活動が円滑に進むようになることを目指している。

・平成19年から情報交換会を始め、現在、年に1回の頻度で開催している。

・参加者は、6町内会の役員3人(計18人)3人の内訳は、各町内会に任せてある。

・内容は、事業所の1年間の取組などをスライドやビデオで紹介している。

・施設の説明をしながらバスで場内見学し、排煙脱硫装置や排水処理装置について紹介し、環境を守るように努力していることを理解してもらっている。

 

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

取組実施上の課題、課題解決のための工夫

実施上の課題

課題解決のための工夫

・参加者がどのような話を要望しているのかわからない。


・開催時期によっては、参加者の集まりがよくない。

・アンケートはしていないが、町内会長の代表とコミュニケーションを取っており、情報交換会の前に話をして、意見を聞いている。

・年末などの繁忙な時期は避けて、10月~11月上旬に開催するようにした。

取組の効果

・地域の方は事業所の活動や取組に関心を持っているが、日頃からのコミュニケーションの機会がなかった。地域対話等の橋渡しをすると、お互いコミュニケーションを取ることができ、事業活動にご理解いただいていると感じている。

・地域の方々とは、町内会主催のバレーボール大会や夏祭りに参加したり、毎年新年に互礼会を開催したりして、コミュニケーションを活発に行っている。

 

実施内容

事前準備

・日程調整は2ヶ月程前から、町会の代表などに対し実施している。

・開催の2週間程前に開催通知を送付し、出欠の確認を行う。

・その他、開催直前の1ヶ月位は、1日1~2時間程度調整や事務手続き等準備に時間を掛けている。

・当日配布する資料は、元々作成している環境報告書や1~6月の中間報告書を用意している。

・この他にスライドによる説明を行っている。

 

開催概要

開催概要

項目

内容

開催年月

平成23年10月

開催場所

東燃ゼネラル石油・東燃化学川崎工場

プログラム

15:00 社有バス停留所集合

15:15 工場着後、安全服へ着替える

15:30 バスにて消火訓練実施場所へ移動

15:40 消火訓練説明、模範演技、実訓練

16:30 訓練終了、事務所へ移動

16:40 着替えと休息

17:00 工場長より挨拶と川崎工場の最近の動向説明

17:30 情報交換会会場に移動

18:15 情報交換会開始

配付資料概要

環境報告書、中間報告書、会社案内

参加者内訳

開催側:16人

住民:18人(6町内会×3人)

開催内容詳細

【環境対策に関する説明】

・危険物を取り扱う工場であることから、詳細なルール・手順を明文化して無事故・無災害・無公害が最重要課題であることを伝えている。

・例年は排煙脱硫装置や排水処理装置について説明しているが、今回は震災の後であったため、防災や安全について説明を行った。

 

意見交換

参加者からの質問

回答

・フレアスタックは何のためにあるのか、人体に影響はないのか。

・東日本大震災のときは工場を止めたのか。安全装置は働いたのか。

・フレアスタックは、石油を精製する際に発生する余剰ガスを燃焼させる安全装置であり人体への影響はない。

・自動停止するまでには至らなかったが、一部の工場は点検のために停止させた。

参加者の反応

参加者の意見・感想

・安全確保をどのようにしているのかについて話を聞いて、安心した。

・これからも地域の環境を守るような取組を続けて欲しい。

・工場が何をやっているのか分かって、良かった。

実施後に気づいた課題

・同じ人に同じ話をしても効果が薄いので、異なる人に聞いて欲しいと感じている。

・工場内は危険物が多く、工場見学はバスで行うため参加人数を増やすには限界があるので、新たな輪を広げるにはどうしたら良いかが課題である。

・意見交換の時には、専門用語を使用しない等、説明の仕方、資料を一般の方にも分かりやすくするよう気をつける必要がある。

 

当日の資料

・環境報告書

・中間報告書

・会社案内

 

その他の取組

・30年程前から月に1回華道教室を開いており、町内会の役員だけでなく、一般の方にも参加していただいている。3ヶ月に1回程度の割合で、華道教室と併せて企業活動についての話もするなど、小規模な情報交換会を行っている。

お問い合わせ先

川崎市環境局環境対策部地域環境共創課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2532

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30kyoso@city.kawasaki.jp

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