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高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ ~ともに未来をつくる~
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第10回(最終回)読書会を開催します。
『高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ ~ともに未来をつくる~』を参加者全員で一緒に読み、感想やエピソードを共有し合う読書会を開催します。「学び合う仲間」をつくることで、自らの実践を振り返ったり、お互いから学び合ったりしませんか?
【日時】令和5年12月21日(木曜日)19時30分~21時
【開催方法】Zoom
【内容】
- 作成の背景、パターン・ランゲージとは
- 感想・エピソード等の共有
【対象者】相談支援やソーシャルワークに関する業務に従事している方(高齢者分野以外の分野で従事されている方の御参加も歓迎します)
【定員】20名程度(申込先着順)
【申込方法】専用申込フォーム(以下のURLまたは添付のチラシに記載されているQRコードからアクセス)から令和5年12月15日(金曜日)までにお申し込みください。
第10回読書会チラシ
「地域包括ケア担当職員セミナー」で『高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ』を紹介させていただきました。
一般社団法人長寿社会開発センターがオンデマンド配信している「地域包括ケア担当職員セミナー」で、『高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ』を紹介させていただきました。動画は、『高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ』の作成経緯・プロセス・内容を紹介する「基礎編」と、具体的な活用方法を紹介する「実践編」の2つに分かれています。ぜひご覧ください。
動画はこちらから↓
高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ ~ともに未来をつくる~
川崎市では、高齢者等を対象としたソーシャルワークを行う上で大切なことを、「パターン・ランゲージ」の手法を使って30個の「ことば」にまとめました。
ケアマネジャー(介護支援専門員)や地域包括支援センター職員、行政職員など主に高齢者に対するケアマネジメントや相談支援業務に従事する方々が、職場や研修などさまざまな場で活用していただける内容になっています。
また、本書は、高齢者を対象にしたソーシャルワーク実践の文脈や例を用いて書かれていますが、本書で紹介する「ことば」が示す実践のあり方と考え方は、さまざまな優れた事例からソーシャルワークの本質に迫ったものになっています。そのため、高齢者だけでなく障害者や子ども、生活困窮者などさまざまな分野のソーシャルワークにも通じる内容になっています。
ぜひ多くの方に、本書で紹介する「ことば」をヒントにしながら、自分たちなりのソーシャルワークを実践していっていただければ幸いです。
高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ ~ともに未来をつくる~
経験チェックシート・経験チャート
経験チェックシート・経験チャート(XLSX形式, 39.79KB)
冊子89ページに掲載している「経験チェックシート」と、90ページに掲載している「経験チャート」のExcelデータです。実践の振り返りなどに御活用ください。
パターン・ランゲージとは
「パターン・ランゲージ」は、良い実践の秘訣を共有するための方法です。成功している事例やその道の熟練者に繰り返し見られる「パターン」を抽出し、抽象化を経て言語(ランゲージ)化しています。そういった成功の“秘訣”ともいうべきものは、「実践知」「センス」「コツ」などといわれますが、なかなか他の人には共有しにくいものです。パターン・ランゲージは、それを言葉として表現することによって、秘訣をもつ個人が、どのような視点でどのようなことを考えて、何をしているのかを他の人と共有可能にします。
「パターン」は、いわば型のようなものをもっており、決まったルールで書かれています。どのパターンも、ある「状況」(context)において生じる「問題」(problem)と、その「解決」(solution)方法がセットになって記述され、それに「名前」(パターン名)がつけられています。このように一定の記述形式で秘訣を記することによって、「名前」(パターン名)に多くの意味が含まれ、それが共通で認識され、「言葉」として機能するようになっているのです。
パターン・ランゲージのよい点は?
(1)経験の交換・蓄積
「言葉」として対話のなかで使うことで、「秘訣」を共有できます。
(2)認識のメガネ
「言葉」がなければ見えない現象を認識できるようになります。
(3)経験の連続性
自分の経験を活かしつつ、他の人の成功の経験則を取り入れることで、その人らしさを肯定しながら成長することを促します。
「高齢者がいきいきと暮らすためのソーシャルワーク実践のコツ」の活用方法
本書は、各パターンをヒントにして自らの実践に活かすことができるとともに、研修のツールとして用いることもできます。本書を一通り読むだけでも十分参考になると思いますが、他にも以下のような活用方法があります。
(1)自分の実践を振り返る
自分がこれまで経験のあるパターンと、まだ経験のないパターンを分けて把握することで、自身の実践について自己分析をしてみます。その結果を見て、現在の自分の特徴を把握してみます。
(2)実践を語り合い、対話する
職場や研修などの場面でパターンを用いて、経験談を語り合い、対話を行います。たとえば、パターンの中から自分が経験したことがあるパターンを選んで、それをみんなに見せながら、経験談を語ってみて、それを聞いた人から感想などを聞いてみるようにします。もしくは、自分が取り入れたいと思うパターンについて、他の人に経験している人はいないか尋ねてみて、その人の経験談を聞いてみます。


(3)実際の支援事例の分析に使う
たとえば地域ケア会議や事例検討会など実際の支援事例について検討する際に、支援がうまくいっていない要因やどうすれば改善するのかを、パターンを用いて分析してみます。パターンを用いることで、参加者間で現状や課題についての共通認識を持つことができ、前向きな対話や議論ができるようになります。
こんなときは、お気軽にご相談ください。
- 活用してみたいけれど、使い方がわからない。
- 研修・勉強会を開催したい。
総合リハビリテーション推進センターでは、活用方法に関する出前講座や、研修・勉強会開催のお手伝いなどを行っておりますので、下記お問い合わせ先までご相談ください。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局総合リハビリテーション推進センター企画・連携推進課 高齢者支援担当
〒210-0024 川崎市川崎区日進町5-1
電話:044-223-6953
ファクス:044-200-3974
メールアドレス:40rikikak@city.kawasaki.jp

