国民健康保険料納付書におけるバーコード印字の不具合に係る周知等について
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苦情申立ての概要
国民健康保険料(以下「国保料」という。)を毎月スマホでキャッシュレス納付していたが、令和7年度第5期分の納付書のバーコードが読み取れず、コンビニでも対応できなかった。問合せによりバーコードの不具合(以下「本件不具合」という。)と判明した。多くの市民が困っているにもかかわらず、市の不具合による周知は市ホームページから検索しないと出てこなかった。システムの不具合発生は避けられないが、発生時の周知と対応が重要である。市長がおわびを表明するなど、能動的な情報発信で市民の不安や無駄な手間を最小限にすべきである。
市民オンブズマンの判断
市の説明によれば、国保料納付書の作成・封入・封かん等は事業者に委託しており、納付書送付対象は約62,000世帯です。納付書にはコンビニやスマホ決済用のバーコードが印字されており、令和6年10月のバーコード納付件数は58,237件でした。
本件不具合は、令和7年度第5期分の期別納付書約62,000通において、バーコードの誤りによりコンビニ・キャッシュレス決済が不能となったものです。市は、原因を事業者が構築したプログラムの意図しない書き換えとし、併せて、本来行うべきサンプル印刷時のバーコード検査を事業者が怠っていたと説明しています。市は市民からの問合せにより不具合を把握し、ホームページ掲載、コールセンター設置、コンビニへの周知を行い、正しい納付書とおわび文を再送しました。一方、代替納付手段があること、個人情報漏えいがないこと、追加費用は事業者負担で市に財政的損害がないことから、報道発表は行わなかったとしています。
本件は、約62,000通の納付書で決済が利用できなくなる重大な事務事故です。責任の根本は事業者にあるものの、仕様書どおり業務が行われていなかった点について、市の指導監督が不十分であったとして、市民オンブズマンは市に不備があったと判断します。なお、市は再発防止策を既に講じているとしています。
周知対応は一定程度行われたものの、報道発表は実施されていません。本件は全納付書世帯に影響し、バーコード納付が大半を占める実態を踏まえると、早期に広範な注意喚起が必要であり、この点についても、市民オンブズマンは市に不備があったと判断します。
今後は再発防止を徹底するとともに、影響範囲が極めて大きく迅速な周知が必要な事件・事故が生じた場合には、速やかに報道発表を行い、より多くの市民への注意喚起を求めます。お問い合わせ先
川崎市市民オンブズマン事務局
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3691
ファクス: 044-245-8281
メールアドレス: 75sioz@city.kawasaki.jp
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