令和6年能登半島地震に伴う消防局の対応について

このページは、令和6年1月1日に発生した能登半島地震に伴い、緊急消防援助隊（神奈川県隊）として派遣された川崎市消防局の活動を記録したものです。

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「後方支援隊」という言葉は御存知でしょうか？字のとおり、最前線で活動する隊員を後方から支援する部隊のことです。緊急消防援助隊が派遣される際には、最前線で活動する救助部隊のほかにこの「後方支援隊」も必ず派遣されます。「後方支援隊」は宿営地（隊員が寝泊まりする場所）での活動を基本として野営のためのテントの設営から、毎回の食事準備、衛生環境（トイレ等）の管理、汚れた資機材の洗浄等を行います。災害の最前線で集中して活動できるのは、活動隊のためにさまざまな準備をしてくれる「後方支援隊」があるからであり、派遣の際には必ずなくてはならない存在です。

1月2日（火）から緊急消防援助隊として派遣されていた川崎市消防航空部隊は、1月20日（土）に帰隊し、本災害に伴う活動を終了しました。その間は被災地に4度派遣され、住民の安全確認、救急活動、人員搬送等の任務を遂行しました。

第2次派遣隊～第4次派遣隊（石川県輪島市内での活動）

緊急消防援助隊（神奈川県隊）の1次派遣隊として派遣されていた川崎市消防局の職員27人が任務を終え帰隊しました。引き続き2次派遣隊として同規模の職員を派遣しています。

陸上部隊については、土砂災害現場を中心に救出活動にあたっています。

緊急消防援助隊の神奈川県隊として派遣された川崎市消防局の陸上部隊は、9日朝に川崎市消防訓練センターを出発し10日午後4時に宿営地となる石川県能登町に到着。本日から行方不明者の検索活動にあたります。

令和6年1月9日（火）

1. 指揮隊（多摩指揮車）・4人
2. 救助隊（宮前救助工作車）・5人
3. 救助隊（中原救助工作車）・5人
4. 救助隊（中原震災工作車）・2人
5. 救急隊（野川救急車）・3人
6. 後方支援隊（臨港支援車）・5人
7. 後方支援隊（多摩運搬車）・3人

石川県輪島市

人命救助等

令和6年1月8日（月）から1月10日（水）まで

消防航空隊1隊（そよかぜ2）・7人

石川県小松空港

人員及び物資搬送

令和6年1月2日（火）

消防航空隊1隊（そよかぜ2）6人

石川県小松空港

空中消火（予定）