議会かわさき　第91号－代表質問　みんなの党

市で開催したことの意義と今後の展開は。また近隣アジア諸国などを含めた幅広い広報宣伝活動は検討、実施したのか。

今回の開催は川崎の魅力を一層高めるものと期待している。今後は回を重ねるごとに内容の充実や地域への広がりを図り、25年にリニューアルオープンするミューザ川崎シンフォニーホールを中心に開催できるよう進めていきたい。広報宣伝活動はインターネットによる広報プロモーションを中心に海外を含めた広報宣伝を行った。このような経験を生かし、次回以降につなげていきたい。

川崎モデルのスマートシティ(★5)

川崎駅周辺地区の狭い地域をモデルとした検討結果を全市に生かすことができるのか。また市域全体への展開の時期は。

川崎駅周辺地区は多様な用途の建築物が集積しており、調査を通じスマートシティに関する知見やノウハウ、市民、事業者のニーズを得ることで市域全体での取り組みへとつなげたい。23年度の調査で、学識経験者や市民、事業者から幅広く意見を伺い、基本的な方向性やスケジュールなどを整理していきたい。

24年9月3日は開館1周年とともに、ドラえもんの生誕前100年という節目となるが、周辺地域を中心として市を挙げてのイベントを行ってはどうか。

ミュージアムの魅力発信の観点だけでなく市のシティセールスとしても効果的であると考えるため、イベントなどの実現に向けては関係者と連携し、地域や市の魅力向上につなげていきたい。

22年度の特定健診受診者のうち眼底検査実施率は1.9％で、近隣の大田区と比較しても非常に低いが理由は。また特定健診の必須項目に入れるべきでは。

市では眼底検査の実施対象者を国基準どおりとしているが、大田区はより緩い条件であるため実施率が高いと考える。必須項目化は財政的に難しいが、国における特定健診項目の見直しの議論や他都市の状況を注視しながら研究していく。

妊産婦の口腔衛生管理の重要性を踏まえ、国からの支援がなくとも市単独事業として実施すべきでは。

妊産婦の歯の健康保持増進に対する支援は、妊産婦自身だけでなく生まれてくる子どもなど家族の口腔の健康づくりにつながるものと認識している。市での妊産婦歯科保健のあり方を研究するとともに、妊産婦に対する各種事業に対し、支援が受けられるよう国に要望していく。

　このほか、初期救急医療体制、保育基本計画、かわさき資産マネジメントプラン、設計積算ミス、当せん金付証票発売の限度額などについて質問がありました。