議会かわさき 第101号-一般質問6月25日
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6月20、23、24、25日の本会議では、市政一般について50人の議員が質問を行いました。その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。(発言順)
川崎区 林 浩美(はやし ひろみ)(自民党)
商店街の街路灯
Q
商店街での維持管理が困難となった場合の対応は。
A
町内会へ街路灯を移管する方法など商店街の状況に応じた事例を紹介し、危険な街路灯は迅速な撤去を支援している。
防犯灯のESCO事業(★8)の導入
Q
横浜市のように民間資金を活用して初期費用を複数年で分割して省エネ化を実現するESCO事業を導入すべきでは。
A
町内会・自治会などが長年にわたり設置や維持管理を担ってきたことから、地域の意見を聞き検討していきたい。
麻生区 花輪 孝一(はなわ こういち)(公明党)
身近な公園や広場の活用
Q
身近な公園の防災機能の向上は喫緊の課題だが、今後の具体的な取り組みは。
A
基本的な考え方を26年3月に取りまとめた。26年度に身近な公園の災害時利用想定図を作成し、27年度には整備実施計画の策定を行いたい。
居宅訪問型保育事業
Q
1対1での保育となるため保育者の質の担保と人材育成が必要だが、対応は。
A
今後、市で実施する研修に向け、居宅訪問型保育の安全と質の積極的な確保に向けて検討していく。
多摩区 露木 明美(つゆき あけみ)(民主党)
DVなどの相談体制の強化
Q
市の相談体制の強化と専門の対応職員の負担軽減に向けた取り組みは。
A
25年度から各区役所保健福祉センターと各地区健康福祉ステーションに社会福祉職などの専門職を配置し、女性相談員と連携した対応を図っている。
市庁舎への防犯カメラの設置
Q
設置によって犯罪抑止効果が得られ、事件解決の一助となる防犯監視カメラの設置を検討しては。
A
設置も含め、より有効な方策を他都市の状況なども調査し、検討したい。
中原区 市古 映美(いちこ てるみ)(共産党)
官公需発注
Q
京都市は、四半期ごとに入札した工事などの契約における市内中小企業の受注状況を公表しているが、市も実施しては。
A
公表する効果について、他都市の状況なども含め、調査・研究したい。
平和館
Q
常設展示のリニューアルの特徴は。
A
平和を包括的に捉え発信するというコンセプトは変えず、ハード面では、動画から説明パネルを中心にした展示に変え、ソフト面では、文字情報を充実し、持ち帰りシートなどを用意した。
平和館(中原区)の展示物
高津区 大島 明(おおしま あきら)(自民党)
仮称等々力大橋
Q
6年後の東京オリンピック・パラリンピックまでに完成する見込みはあるのか。
A
事業主体である東京都や河川管理者である国と協議・調整を図り、一日も早い完成に向けて事業を推進していきたい。
羽田連絡道路
Q
今後の取り組み姿勢は。
A
事業スキームなどの決定に向け、今後の協議の場に主体的に参画し、調査や計画内容の精査など必要な対応を適切かつ迅速に行い、早期整備に向けて全力を挙げて取り組んでいく。
仮称等々力大橋の完成予想図
多摩区 菅原 進(すがわら すすむ)(自民党)
多摩区の広域的な地域活性化
Q
3大学との連携による今後の活動は。
A
学生の感性による地域活性化の効果を期待しつつさまざまな場面で専修大学、明治大学、日本女子大学と連携し、取り組みを推進したい。
新多摩川サミット
Q
多摩川の環境事業などを幅広く協議するため、新たな多摩川サミットの開催を提案しては。
A
昭和61年の多摩川サミットに参加した流域自治体の首長や国と連携し、サミットの開催などを協議していきたい。
宮前区 織田 勝久(おだ かつひさ)(民主党)
夏季休業中の小学校水泳指導
Q
横浜市などのように教員が指導に当たり、検定や大会を行って、児童の泳力を確かにする取り組みを再開できないのか。
A
実施できるところからその可能性を検討していく。
宮前区の運動施設
Q
宮前区は市内で圧倒的に運動施設が少ないが、次期総合計画の中で改善に向けてどのように取り組むのか。
A
他区と比較すると少ない状況と認識している。次期総合計画を策定する中で、関係局区で連携を図り検討していく。
多摩区 井口 真美(いぐち まみ)(共産党)
JR南武線駅アクセス向上等整備事業
Q
稲田堤駅の橋上駅舎化工事と並行して、中野島駅、久地駅の調査に入るとのことだが、進捗状況は。
A
25年度に実施した調査結果をもとに両駅の乗降人数、踏切横断者数などを比較・検討し、26年度中に決定していきたい。
学校施設開放有効活用事業
Q
電気料金が一定程度の範囲で値上がりした場合、施設利用料を見直すと言われている。値上げを検討しているのか。
A
光熱水費などに著しい変動があった場合には利用料見直しが必要と考えている。
川崎区 嶋崎 嘉夫(しまざき よしお)(自民党)
羽田空港新飛行ルート
Q
羽田空港を離陸した飛行機が川崎区上空で旋回する場合に想定される影響は。
A
消防ヘリが川崎区内を飛行できなくなり、消防局や川崎病院のヘリポートへの離着陸ができなくなる可能性がある。
殿町地区での高潮堤防工事
Q
工事期間中、いわゆる大師橋グラウンドが利用できなくなるが、代替グラウンドと工事完成後の対応は。
A
代替グラウンドを国が地元と調整している。工事完成後は野球ができるように復元する予定と聞いている。
大師橋グラウンド(殿町河川敷自由広場)
高津区 後藤 晶一(ごとう しょういち)(公明党)
市有財産の有効活用
Q
新たに施設を建設するときには、有効活用や歳入確保策を視野に入れた検討を行うべきでは。
A
検討会議の場を通じて、情報を一元化し効果的な有効活用を図っていきたい。
有効活用カタログ
児童虐待防止対策
Q
厚木市で発生した居所不明児童の事件を受けて、一元的な対応のためICT(★9)を活用しては。
A
居所不明児童の把握などで児童虐待の未然防止に寄与できると考えており、ICT導入の早期実現の検討を進めている。
中原区 潮田 智信(うしおだ とものぶ)(民主党)
等々力野球場の整備スケジュール
Q
現在の野球場の使用可能時期と新たな野球場の供用開始までのスケジュールは。
A
現在の野球場は27年秋まで使用可能である。新たな野球場は28、29年度で工事を実施し、30年4月の供用開始を目指す。
等々力野球場の少年野球などへの対応
Q
少年野球や還暦野球は一般のグラウンド規格と異なるが、対応は。
A
設計を進める中で、高校野球や社会人野球などの大会に影響を及ぼさない方策を野球関係者からの意見も聞きながら検討していきたい。
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