議会かわさき 第101号-企画記事 かわさき市議会へ行こう!
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vol.14 その時、市議会はこう動いた!
市議会では市民の皆さんからの意見を反映した質問や提案を行っています。今号では、平成25年10月に完了した市役所通りと県道川崎府中(府中街道)の通行環境整備を取り上げ、市議会でどのようなことが議論され、その結果、川崎市がどのように取り組んできたのかを“見える化”します。
駐輪場再編と通行環境整備【平成21年3月 予算審査特別委員会】
Q
再編整備により市役所通りや新川通りで廃止される駐輪場もあるが、その代替施設や自転車の通行環境はどうなるのでしょうか。
A
現在の路上駐輪場を廃止し、歩行者と自転車の通行空間を分離する方法などを考えており、市役所通りの路上駐輪場の代替施設として約1,700台収容の機械式駐輪場を視野に入れた整備を検討しています。
取り組みとしては・・・
平成24年4月、川崎区宮本町にタワー型機械式駐輪場を開設しました。全自動でスピーディーな入出庫を可能にしました。
取り組みとしては・・・
歩行者と自転車の通行空間を分離する歩行者・自転車通行帯を整備し、平成25年10月3日より本格運用を開始することになりました。
短時間利用の駐輪場【平成22年3月 第1回定例会】
Q
立地条件や設備環境などに応じて駐輪場料金に格差をつけることや、買い物などの利用者には短時間利用料金の設定も必要ではないでしょうか。
A
利用者アンケートでは、駅の近くなど条件のよい駐輪場には高い料金を支払ってもよいとの意見や、買い物などのために短時間利用の駐輪場を導入してほしいとの声があり、適正な仕組みを検討しているところです。
取り組みとしては・・・
平成25年4月、立地条件などに応じた料金格差を設け、駐輪場の利用率の平準化を図りました。また、買い物などに便利な短時間利用の駐輪場も整備しました。
川崎駅周辺の自転車安全対策【平成21年6月 第2回定例会】
Q
県道川崎府中(府中街道)のJR線ガード下の車道のうち1車線を減らして、自転車専用道とする社会実験を実施してはどうでしょうか。
A
車線削減は厳しい状況ですが、ご指摘の提案も含め、さまざまな角度から検討していきたいと考えています。
取り組みとしては・・・
平成24年11月に、片側2車線の外側車線を一方通行規制の自転車道とする社会実験を実施しました。その結果、自転車道の有効性が確認されたため、平成25年10月3日より本格運用することになりました。
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