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第4回スマートライフスタイル大賞

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第4回スマートライフスタイル大賞

 今回で4回目を迎えたスマートライフスタイル大賞ですが、さまざまな取組を応募を頂き、今年度の募集は終了いたしました。選考の結果、次のとおり受賞者を決定しました。

実施概要

募集期間:平成27年6月1日(月)~同年8月31日(月)まで (受付終了)

表彰式 :平成27年11月27日(金) 実施

(PDF形式,1.45MB)

第4回スマートライフスタイル大賞 リーフレット

受賞者

大賞

殿町夜光線一斉清掃参加事業所代表 旭化成ケミカルズ株式会社川崎製造所

★殿町夜光線沿い公道クリーンアップ活動

車両からのごみの投棄や不法投棄が多発する殿町夜光線の夜光交差点付近で、旭化成ケミカルズ株式会社が中心となって、平成19年から近隣企業や団体と連携して「殿町夜光線沿いクリーンアップ活動」を実施している。当初は8社の参加も現在は20数団体と拡大し、近隣のコミュニケーションにも繋がっている。一斉清掃活動は環境美化維持のみならず、ごみの回収量が年々減るなど、活動を通じてドライバーや歩行者のマナー向上を喚起しており、地域社会全体の環境意識改革に貢献している。

 

モトスミ・ブレーメン通り商店街振興組合/ グリーンコンシューマーグループ

★モトスミ・ブレーメン通り商店街のエコ調査隊

モトスミ・ブレーメン通り商店街振興組合と川崎市地球温暖化防止活動推進センター・グリーンコンシューマーグループによる協働で、商店街において平成15年から展開している「1店1エコ運動」に参画している店舗に、小学生がエコ調査隊となって、各店舗のエコ活動への聞き取り調査と評価を実施している。小学生にとっては商店街のエコ活動について学ぶ社会教育の場となり、各店舗にとっては店舗で実施しているエコ活動のチェックの場ともなっている。また、商店街を訪れたお客様への波及効果が期待できるとともに、昨年からは対象となる小学生を近隣地域のみならず全市から募っており、全市的な取組の普及も目指している。

 

優秀賞

味の素株式会社川崎事業所

★事業活動、地域貢献における環境負荷低減の取組

 フードロスを削減する企画として、事業所内の食堂やイベント時の食品廃棄物の発生抑制を目的とした「食べ残しゼロキャンペーン」により、事業活動を通じて環境負荷の少ない循環型社会の実現への取組を実施するとともに、川崎市との協働により実施している「かわさき緑のカーテン夏休み!親子ゴーヤー料理教室」における省エネ効果や食の大切さの啓発など、地域での社会貢献活動にも取り組んでいる。また、液体調味料製造時に発生する副生物をバイオマス燃料として川崎バイオマス発電所に安定的に供給し、地域における再生可能エネルギーの利用促進にも貢献している。 

 

上代工業株式会社

★エコアクション21を取得しCO2削減に努める

環境マネジメントの推進に向け、環境省「エコアクション21」を平成20年から取得し、自社で定めた目標に基づいた環境活動を実施している。取組の実施にあたっては電力、ガソリン、水道、廃棄物の削減などの各項目ごとに実施事項を明確化し、進捗状況の掲示や回覧などの手段によって従業員全体への浸透を図り、環境意識の向上につなげている。各目標値に対する実績も非常に順調に進捗しているが、経営状況にもプラス面が出ており、自社の取組事例を環境活動レポートにより広く発信している。

 

日本電気株式会社玉川事業場

 ★食物循環の活動を通じた「エコマインド」の普及・啓発

 事業場では、廃棄物の「ゼロエミッション」を1999年に達成し、更なる進化に向け事業場の食堂から発生する生ごみを事業場内で堆肥化、近隣農家や住民に無償提供する取組を約10年間継続している。更に関係会社と連携して、提供先農家が環境保全型農法で栽培した野菜を食堂の食材として一部を購入、従業員の食事に提供する「食物循環システム」を構築している。また、社内売店で野菜販売や肥料の提供を通じ、従業員やその家族も含めたエコマインド(啓発)の推進や、お客様の見学時にも肥料提供を通じ環境活動のPR(普及)に役立てるなど、関係会社、農家等と協働した取組となっている。

 

奨励賞(省エネ貢献賞)

川崎市新エネルギー振興協会

★新エネルギー産業の基盤確立に向けた新エネルギーの普及活動

新エネルギー産業の基盤確立に向け、川崎国際環境技術展をはじめとした各種イベントなどへの積極的な出展やセミナーの開催などを通じて、市民や事業者に新エネルギーの普及啓発活動を実施している。また、行政とも連携した継続的かつ多様な取組による新エネルギー導入の普及促進により、非常時の安全の向上や関連産業の労働者の雇用創出にもつながる活動として、地域の活性化にも寄与しているほか、新エネルギー導入への気づきを喚起し、CO2削減や環境配慮行動への転換などを促している。

 

C&Cビジネスサービス株式会社

 ★ 『エコ活動』~川崎より発信~JBグループ全国へ

JBグループ内(全国56拠点)において、環境活動の牽引役、ISO14001の推進事務局として、自社としても積極的に取り組みながら、グループ内における環境活動の企画・推進を実施している。事業所内照明のLED化や軽装勤務、サマータイムの導入、エコキャップ回収活動を実施に取り組みながら、「Fun to Share」や「ライトダウン」など国の取組に積極的に賛同して行動している。また、被災地の支援活動や中国ホルチン砂漠における植樹などに多くの社員が参加するとともに、グループ内及び社外に対して積極的に発信している。

 

地域共生推進賞

市民健康の森さいわい加瀬山の会

 ★幸区市民健康の森づくり

 幸区加瀬山において、里山環境の保全・育成を行うほか、加瀬山地域内の夢見ヶ崎公園において、除草や清掃、樹木や花壇の維持管理をボランティアで取り組むなど、地域コミュニティにおいて人と自然の共生を図る取組を行っている。また、イベントの実施や出展、他の主体との連携を通じ、市民の里山や自然環境に対する意識の向上や啓発を実施するとともに、保育園や小学校と連携した花壇づくりや、イベントにおける打ち水の体験などを通じて、子供たちに自然環境への興味やエコ意識の醸成を図っている。

 

株式会社小学館集英社プロダクション・小学館アカデミーかりやど保育園

 ★地域の歴史と自然が融合した「みどりのあそび場」

 「あったかい心を持つ子どもに育てる」という保育理念のもと、園敷地内に「みどりのあそび場」として地域本来の自然を取り入れた雑木林やビオトープを整備し、子ども達が生物多様性や季節の移ろいを体感できる保育を行っている。また、保育園開園前からその地にある築150年の蔵を子ども達の遊び場として改築し、蔵に残されていた農具を内装として利用するなど地域の歴史を実感できるようにしている。四季によって変化する「みどりのあそび場」で創造力をもった多様な遊びを展開し、地域の自然や文化、歴史を大切にする心を育んでいる。ビオトープは地域に向けても定期的に開放しており、近隣住民が自然を体験する貴重な場ともなっている。

 

長尾台コミュニティバス利用者協議会

★ コミュニティバス導入による公共交通利用促進

 マイカーがないと生活が不便な丘陵地に位置し、高齢化も進む多摩区長尾台において、地域住民の交通利便の向上や住宅地の衰退を防ぐなど地域課題を解決する目的で、平成20年に協議会を立ち上げ、平成26年12月にコミュニティバスの本格運行を実現した。運行開始後はモビリティマネジメントの考え方を採用し、公共交通の利便性を訴えることで、車両の通行量の減少(130台/日減と推定)によるCO2削減効果、地域安全の向上、地域コミュニティの活性化という効果をもたらし、継続的に更なるサービスレベルや地域ニーズに応じた利便性の向上に取り組んでいる。

 

環境教育貢献賞

川崎市立高津小学校

 ★高津小エコプロジェクト

 普段から最もよく食べている米について、児童が地域の農家等の協力を仰ぎながら、学校の畑に田んぼを作り、苗作りから、収穫、精米までを行い、収穫の喜びを体験し、食べ物の大切さを実感している。また、食を見つめ直した経験から、身近な問題である給食の残量減少に向けて、栄養士の先生や調理員の方々に協力を仰ぎながら学校全体に呼びかけ、残菜の減少を実現するとともに、残菜を段ボールコンポストにより堆肥化し、田んぼに戻すなどの活動を行い、地球環境問題やエネルギー問題を知り、自分たちの生活を振り返っている。さらに、これらの活動をエネルギー・環境こどもワークショップで発表し、広く発信している。

 

川崎市立枡形中学校

 ★地球環境を見つめ、自らの生き方を考える環境教育

 エネルギーや地球環境の講演会、体験的な学習、調べ学習、話し合い活動を通じて、地球規模での環境問題を知り、その問題に対して生徒一人一人がどう取り組むべきか理解し、実践しており、全校あげての「省エネ活動実践」では「省エネ環境委員会」を設置し、毎月目標を立て、エネルギーの節約を呼びかけることで、開始前に比べて平均8%の消費電力量の削減を実現している。また生徒が獲得した知識や体験を生かした話し合い活動を実施し、その結果に基づいた具体的な行動を通じて課題解決能力も養っている。この取組は年間行事予定に組み込むなど全校あげての取組であり、保護者をはじめ、地域の方々への波及効果も期待できる。

 

過去の開催実績

お問い合わせ先

川崎市環境局脱炭素戦略推進室

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3871

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp

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