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第6回スマートライフスタイル大賞

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スマートライフスタイル大賞とは

 川崎市では、「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略」に基づき、低炭素社会の構築を目指した取組を進めています。 スマートライフスタイル大賞は、その一環として、市民や市内事業者の節電・省エネなどをはじめとした環境配慮行動を実践する生活や事業活動の中での取組を募集し、優れた取組を表彰するとともに、これを広く発信していくことでCO2削減、地球温暖化対策を推進することを目的として、平成24年度から実施しています。

第6回スマートライフスタイル大賞

 今回で6回目を迎えたスマートライフスタイル大賞ですが、さまざまな取組を応募を頂き、今年度の募集は終了いたしました。選考の結果、次のとおり受賞者を決定しました。

実施概要

募集期間:平成29年6月1日(木)~同年8月31日(木)まで (受付終了)

表彰式 :平成29年11月14日(火) 実施

第6回スマートライフスタイル大賞表彰式での記念撮影

受賞者

最優秀賞

有限会社 リフォームプロ

★ 地域における環境循環型ライフスタイル普及の取組

 川崎市多摩区・麻生区を中心として、自然素材リフォーム事業と地域活動を通じた、環境循環型の住まいとくらし方の普及に取り組んでいる。自然素材リフォーム事業では、「自然の再生サイクルを守る」、「地上資源を使用する」、「産地の分かる建材を使う」の3つのルールを守り、自然に還せる資材の使用や快適と省エネを両立する設計提案により、調達~使用~廃棄のライフサイクル全体で環境負荷の少ない住まいの提供を推進している。あわせて地域活動として、こども向け環境ワークショップの開催、木材等リフォーム端材の無料配布、エコキャップの回収などの取り組みを行うことで、ライフスタイルにおける環境意識の向上を図っている。

東小田保育園

★「生ごみは宝物 好きです コンポスト」

 「栽培・食育チーム」の担当職員が中心になり、子どもたちと一緒に、給食から出る残菜等からコンポストを作っている。その堆肥を利用して、さまざまな野菜や果物を栽培し、緑化を進めている。夏にはゴーヤやキュウリの緑のカーテンに加え、遮光ネットも張り節電に努めている。なお、収穫した野菜は、給食や調理保育の中で利用し、子どもたち自ら調理に携わるなど食育活動にも繋げている。これらの経験を通して、資源循環や自然共生を体感し、自然と環境について興味が持てるような機会を提供している。また、園庭のない近隣の保育室の子どもたちを定期的に招き、一緒に栽培や収穫するなど地域における環境教育にも貢献している。

優秀賞

花王株式会社 川崎工場

★ 工場見学を通じた次世代教育

 川崎工場では、年間1万人を超える人が工場見学に来ており、その中でも社会科見学を実施する小学校5年生の受入れを積極的に行っている。この社会科見学コースでは、モノづくりへの徹底したこだわりと環境に配慮したモノづくりにフォーカスし、社会科の工業生産の単元に合わせたプログラムを導入している。「製品のライフサイクル」という視点で学校での事前授業や、工場での実験・生産現場の見学を通して“モノづくりの工夫”と“エコの工夫”を発見し「企業が努力していること」と「自らできること」について学習している。単に見聞を広めたり考えを知るだけではなく、学校や家庭に戻り自らの実践を促している。

富士通株式会社 川崎工場

★ 富士通グループ環境教育プログラム

 「地球と社会に貢献する人材育成(人づくり)」を掲げ、さまざまなメニューで環境教育(環境出前授業)を行っている。(1)パソコン分解を通して学ぶ私たちの3R環境教育(2)タブレットPCを用いた環境教育「将来のシゴトとエコ~キャリア教育」「地球1個分で暮らすために~エコロジカル・フットプリントから考える~」(3)ICTを活用した“食と農業の環境教育”。これらの環境教育を通して、地球温暖化を進行させないためにもCO2削減が必要不可欠であり、自分達でできることは何かを考え、実践することが大事であることを伝えている。

奨励賞(地域共生推進賞)

CCなかはら・地球にいいことプロジェクト

★独自に作成した「ロジーちゃんの防災エコグッズ」の冊子を活用した防災教育の普及・啓発活動の取組

 2013年に災害時のライフラインの一時切断時に被災者にとって身近で役に立つ防災エコグッズの紹介とその作り方を記した「ロジーちゃんの防災エコグッズ」の冊子を作成し、冊子を市民に配布することだけで終わらせず、2014年から作り方とその出来栄えを自ら体験できる講座を企画・実施した。その内容の平易性と出来栄え体験から幼児から高齢者まで幅広い層に受け入れられ、これまで高齢者センター、難聴者協会、町内会や市民団体の防災教室等で延べ1000人以上の市民に防災エコグッズの効用を学習し、実践してもらっている。

NPO法人 グリーンバード

 ★「ポイ捨てはカッコ悪い」を広げたい

 ごみ拾いボランティア活動を定期的に開催し、ポイ捨てはカッコ悪い」をコンセプトに川崎市内にある6チームが活動をしている。定期清掃以外にも各チームが独自で企画し、地元のイベントやお祭りなどと積極的にコラボレーションし、子ども、学生、ご年配の方、ハンディを持つ方、地元企業まで多様な方たちが参加し、楽しく活動するボランティアとして誰でも参加できる仕組みを作り、ダイバーシティなコミニティが出来ている。市内6チームだけでも年間で3,000人以上が参加し、ポイ捨てをする人を少しずつでも「確実」に減らすことで、自分たちの住むマチの環境に配慮することを目指している。

NPO法人 とどろき水辺

 ★とどろき水辺の楽校~多摩川からカワサキへ~

  多摩川から発信するべく安全、自然体験教育、歴史、文化、さまざまな視野からの自然環境の観測を行うとともに、こどもたちが楽しみながら自然に触れ、環境問題に自らが気づくような環境学習を企画・運営・支援を行っている。また、川崎フロンターレなどのスポーツ団体をはじめ、行政、企業などとも連携し、多摩川流域の清掃活動にも取り組んでいる。これらの活動を通して、本来多摩川が持つ自然環境の復元・保全・維持に貢献している。

奨励賞(省エネ貢献賞)

田辺倉庫株式会社

★電気の「見える化」でCO2削減

 「エコアクション21」に10年前から継続して取組み、日々の省エネに努めている。また、電力使用状況がわかりにくかったため、デマンド閲覧サービスを導入し、電力データを蓄積・確認するとともに、SMART CLOCKを設置し、電力使用の「見える化」を図っている。 時計の周りには60個のLEDベゼルがついており、電気使用状況がわかり、遠くからでも見やすく自然に省エネ意識が芽生えるようになり、最大電力を抑える事に繋がっている。その他、宮内営業所周辺のごみ拾いや、下野毛営業所では、ソーラーパネルを設置し、CO2削減に貢献している。

奨励賞(環境教育貢献賞)

川崎市立東高津小学校

 ★環境問題にアタック!

  地球温暖化防止のためのプロジェクトを立ち上げ、ごみをしっかりと分別できるように校内のごみ箱に蓋を設置するほか、給食の残菜を減らすための活動を行い、ごみの減量を図るとともに、手洗い実験や雨水を溜めたろ過機実験を行い、節水にも取り組んでいる。これらの活動のまとめとして、より多くの人に節電を意識してもらうため、学年の各家庭から得た節電アイディアを集計し、節電カルタやすごろくを作成し、自分たちの身近な環境を守りたいという思いを発信している。

川崎市立東生田小学校

 ★東生田自然の旅~旅をこえて大切にしたいもの~

   自然教室で八ヶ岳の自然に触れたことをきっかけに、身近な地域の自然や里山に関心を持ち、地域の里山である日向山に焦点を当て、日向山の保全活動を行っている「うるわし会」の活動に参加した。保全活動を通して、東生田の自然の豊かさを実感し、「地域の里山をよりよくしたい」という思いが強くなり、里山を守るためにできる活動の一つとして、日向山のよさを知らせるポスターを作成し、よく行くお店や公共施設に掲示するなど地域への啓発に努めている。

 

川崎市立南河原小学校

★自分たちにできること~環境について考える~

  5年生は、9月に八ヶ岳自然教室へ行き、川崎との自然の豊富さを比較したり、川崎でも緑化運動に取り組んでいることを知ったりしながら「自然環境を守るのもなくすのも人の力でできる」ことに気づかせていく。また、5年生は梨の栽培活動を行っている。地域の方や用務員さんにお世話になったことから、身近でも緑を守る取り組みがあることに気づかせる。「自分たちにできることはないのか」という視点で見つめなおし、地球温暖化防止活動推進センターの出前授業で方法を学び、主体的に取り組んでいけるような環境教育行っている。

過去の開催実績

お問い合わせ先

川崎市環境局脱炭素戦略推進室

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3871

ファクス: 044-200-3921

メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp

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