第12回スマートライフスタイル大賞
- 公開日:
- 更新日:
スマートライフスタイル大賞とは
川崎市では、多様な主体の協働によるCO2削減の取組を進めています。スマートライフスタイル大賞は、その一環として、市民や事業者等の省エネ・節電等をはじめとしたCO2削減に貢献する環境配慮行動を実践する生活や事業活動の中での取組を募集し、優れた取組を表彰するとともに、これを発進し広げていくことで、CO2削減及び地球温暖化対策を推進することを目的として、平成24年度から実施しています。
第12回スマートライフスタイル大賞
今回で12回目を迎えたスマートライフスタイル大賞について、さまざまな取組の応募をいただき、今年度の募集は終了いたしました。選考の結果、次のとおり受賞者を決定しました。
実施概要
募集期間:令和5年5月1日(月)~同年7月31日(月)まで (受付終了)
表彰式 :令和5年10月18日(水) 実施
第12回スマートライフスタイル大賞 リーフレット
受賞者
最優秀賞
医療法人社団 前田記念会 前田記念武蔵小杉クリニック



透析クリニックの省エネ対策の現状
1980年に透析クリニックとして開設。2011年3月11日東日本大震災による各地域での計画停電を経験し2014年3月院内の透析機器リニューアルをきっかけに、2014年透析排液熱回収システムを導入。現在も年間約27%節電することが出来ている。その他に、院内の省エネ対策の意識強化・活動(エアコンの設定温度・照明のLED化等)を行うとともに機器更新時の購入価格・医療安全・安心な取扱に加えて省エネ対策も機器選定の基準として取り入れている。
”タカツクラフト” 協同組合高津工友会青年部




新江ノ島水族館との共同開発製品”さかなバケット”
新江ノ島水族館と協議を重ね、餌料の鮮度維持とプラスチックゴミの削減を目的に【二重構造のバケツ】を開発した。ドリップと餌料を切り離すため、網かご状の内容器とドリップを受ける外容器の二重構造とし、素材をステンレス製にすることで製品ライフサイクルが長く保てるようになるとともに、温度の上昇を防ぐことで細菌増殖抑制へと繋げられた。これらの取組を「JAA第3回水族館研究会」にて発表し、プラバケツ廃棄の低減に波及効果をもたらした。
エコガーデンはるひ野

花・ひと・街をつなぐ~循環型エコ活動~
駅前に花壇を作り、花をきっかけにひとがつながる循環型街づくりを目指している。家庭から出る生ごみを堆肥化し花植え時や追肥に使い、10年間で16トンのゴミを削減した。また抜いた花を地元農家の協力を得て土に還している。夏花壇では子ども会と連携して花植えをしたり、花壇や近隣でとれた身近な素材を活かしたワークショップを開催するなど、楽しみながら地域交流を深め、エコの輪を広げた。
優秀賞
花王株式会社 川崎工場


緑地維持管理によるCO₂削減
平成13年の緑地造成から、緑地を維持成長させる為の植樹等保全活動の他、ビオトープの設置など生物多様性対応を実施している。そのほか、緑地関連情報を社内に発信したり、小学生へ環境教育を行うなど市民や近隣企業に対してCO₂削減活動への心理的ハードルを下げることに貢献した。
川崎信用金庫

かわしんカーボンゼロ・住宅ローン
「エネルギー消費性能の向上に資する設備」を設置するお客さまを応援するため、「かわしんカーボンゼロ・住宅ローン」の取り扱いを2021年4月より開始し、2023年4月から「エネルギー消費性能の向上に資する設備」に対する借入部分が金利0%となる利率を設定した制度にリニューアルし、地域社会の環境意識醸成及びCO₂削減に貢献した。
奨励賞(省エネ貢献賞)
株式会社ニシムラ

ZEHで環境に良い暮らしをしよう!
ゼロエネルギーの家造りに取り組み、断熱性が高く、吸放湿性のある資材の利用、自然の光がよく入る設計、高効率の省エネ設備・太陽光発電システム等の創エネ設備の取付等、徹底したエネルギー消費削減に向けた施工を行い、建築段階だけでなく完成後の暮らしの中で自然とCO₂の削減がなされていく家造りを行っている。
株式会社マサオプレス


カーボンニュートラルへ向けて
エネルギーマネジメントシステム「電力マネージャー」を導入し、常時モニターにて、CO₂排出量を「見える化」することで、スタッフ一人ひとりの省エネへの意識を向上させ、デマンド値を自動制御することで最大需要電力を15%、消費電力量の23%削減できた。このデマンドコントロールでインバーターを自動調整することで、業務の生産性も向上した。
株式会社ヨネヤマ unico事業部

ビルの緑化でヒートアイランド現象を緩和
施設外壁面にツタを這わせ緑化することで温度上昇(ヒートアイランド現象)を緩和している。同時に館内の温度上昇も抑制し、空調設備の省エネ化を図ることで、CO₂排出量の削減に寄与している。また景観的にも鮮やかなグリーンが目からも涼しさを感じさせてくれている。
株式会社リベラルコーポレーション

スペースクールの効果を使い、カーディーラー等を脱炭素化
スペースクールの施工をディーラーの作業場や整備場等で行い、燃料費低減での省エネ及び脱炭素化を行っている。スペースクールを使用することにより、エアコン等の消費電力を抑え、ディーラーや整備場の省エネ化を図ることができ、脱炭素化の展開を継続的に作り出すことが可能となっている。
メビウスパッケージング株式会社 川崎工場

メビウスパッケージング株式会社川崎工場省エネ活動
省エネ活動の年間活動計画を作成し、取組の一つとして、エア漏れによる無駄なエネルギー消費を抑制するため、大型連休後生産活動前の工場静寂時にエア漏れ点検巡回を行っている。また、エア漏れ是正により、どれだけの消費電力を抑える事が出来たかを金額換算で表し、従業員に共有することで従業員の省エネへの意識を高める事に繋げている。
奨励賞(地域共生推進賞)
武蔵小杉東急スクエア

コスギタウンクリーニング
年に3回、武蔵小杉駅を中心とした清掃活動「コスギタウンクリーニング」を実施している。武蔵小杉で活躍する行政・団体・企業に声がけをし、参画を募り、清掃活動を行うことで、市民に対するゴミのポイ捨て抑止や、ゴミ問題への意識向上に貢献するとともに、地域連携の強化を図っている。
奨励賞(3R推進賞)
信号器材株式会社

ロス・ゴミを減らして、地域貢献・交通安全を!
従来は廃材として捨てていた反射シートの端材を活用し、全国の道の駅等にご当地キーホルダー又は標識キーホルダーのシートとして製造・販売を行い、地域貢献や交通安全に一役買っている。標識キーホルダーは、区役所や警察署、消防署のイベントにて配布し、カバン等に付けていただき夜の交通安全の効果をもたらしている。
西高津中学校おやじの会

NGOジョイセフとの連携による思い出のランドセルギフト活動
生徒会やNGOジョイセフと連携して、使用済みランドセルをアフガニスタンの恵まれない子どもたちに贈る活動を続けている。毎年体育祭の日に、生徒や保護者から使用済みのランドセルを寄贈していただいており、今年で累計300個をアフガニスタンに送ることができ、CO₂削減にも貢献している。
過去の開催実績
お問い合わせ先
川崎市環境局脱炭素戦略推進室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3871
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号155373
