第13回スマートライフスタイル大賞
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スマートライフスタイル大賞とは
川崎市では、多様な主体の協働によるCO2削減の取組を進めています。スマートライフスタイル大賞は、その一環として、市民や事業者等の省エネ・節電等をはじめとしたCO2削減に貢献する環境配慮行動を実践する生活や事業活動の中での取組を募集し、優れた取組を表彰するとともに、これを発進し広げていくことで、CO2削減及び地球温暖化対策を推進することを目的として、平成24年度から実施しています。

第13回スマートライフスタイル大賞
今回で13回目を迎えたスマートライフスタイル大賞について、さまざまな取組の応募をいただき、選考の結果、次のとおり受賞者を決定しました。

実施概要
募集期間:令和6年5月1日(水)~同年9月30日(月)まで (受付終了)
表彰式 :令和7年2月7日(金) 実施

第13回スマートライフスタイル大賞表彰式における記念撮影
第13回スマートライフスタイル大賞 リーフレット

受賞者

最優秀賞

鹿島田商店会



脱炭素社会へアップロード
商店街としては街路灯LED化・キャッシュレス決済を促進。誰もが参加できる取組としては、夏は気軽にできるエコ活動として“打ち水”をエリア一帯で実施し、夏休みエコ工作体験教室を開催。秋はフードドライブとサステナブルファッションショーを実施し、不要になった食品や廃材や衣服等が活用できることを地域にアピール。冬は地元川崎の宿場町要素とエコを取り入れた御宿場印スタンプラリーを実施。野外音楽イベントにおいてはCCさいわいと連携し、脱炭素展示・体験ブースを会場内に設置し、啓発に努めている。商店街エリア内では植物による街の美化を意識し、季節ごとに花手水の展示を行い、地域社会の環境意識醸成及びCO2削減に貢献した。

佐野デザイン事務所



デザインで解決!
エコ・サスティナブルに配慮した緩衝材
一般的な緩衝材はプラスチック製であり、いままで使い捨てゴミの認識であったが、プラスチックを紙素材に変え、デザインとアイデアにより価値が変わることで、エコ・サスティナブルへの配慮と商品の魅力をアップしており、こうした緩衝材を題材にして展示会や市民向けの環境イベント等でワークショップを開催し、環境配慮及び使い捨て意識の軽減等への環境教育、普及啓発を行っている。
また、他にも古木・廃棄材を活用したワークショップ等を実施することで、市民の環境教育向上に貢献している。
紙素材にしたことにより環境にこだわる会社に利用されるシーンも増え、さらに、紙の種類もバナナペーパーやなめし革素材等を使用することで、より環境性能を高めている。

優秀賞

伸和コントロールズ株式会社


社員食堂でミートフリーフライデー
私たち人間が毎週月曜日に1回だけ肉食を控えることで「地球温暖化を食い止め、かけがえのない資源を守り、多くの動物の命を助け、自身の健康を促進する」ということを狙いとした「ミートフリーマンデー」という活動が、世界的に認知されている。2018年からこの取り組みを社員食堂で実施しており、社員食堂としてより多彩なメニューを提供できるよう、月曜日ではなく毎週金曜日をミートフリーフライデーと題して実施することで、社員の関心と満足度向上を図っている。この取組みをSNS等で随時配信し、地球温暖化や世界の社会問題に関わる企業として、責任を高めている。

かわさきマンション協議会
分譲マンションにおける地球温暖化対策の推進
川崎市内の分譲マンションの理事会関係者と定期的な交流会を開催し、太陽光発電設備の設置や窓やドアなどの開口部における断熱対策に関する情報共有に努めている。あさお自然エネルギー学校での「マンションにおける省エネ対策の手法や対策の進め方」における講演やPPA方式での設置などの学習を行い、住居の断熱についての補助制度等の情報を理事会に提供し、申請に関する助言を行い、断熱対策を推進することにより、地域社会の環境意識醸成及びCO₂削減に貢献した。

株式会社福田商店


火育木育 里山体験活動
固形燃料を取り扱う業者として一般の方々に日本古来の燃料木炭文化の普及と地元川崎の里山、神奈川県内の森林保全を通じて県内市内の保育園幼稚園の園児さんから高校生まで火育木育、里山保全活動を通じて遊び、学び、体験学習を実施している。認知症施設利用者の方々を里山にご案内し場内での体験、散策など数年前の生活記憶などを思いだしていただく郊外野外活動、地域の方々等との交流し普及啓発の実施し、地域社会の環境意識醸成及びCO₂削減に貢献した。

奨励賞(地域共生推進賞)

キンコーズ・ジャパン株式会社 川崎駅前店/株式会社川崎フロンターレ


廃材アクリルパネルでユニフォームキーホルダーを作ろう!
地域の飲食店や商業施設などで感染対策のために設置していたアクリルパーテーションの廃棄処分が大変という地域住民の声がきっかけとなり、不要になったアクリルパーテーションを川崎フロンターレのホームゲームイベントとキンコーズ川崎駅前店で回収。回収したアクリルをユニフォーム型に加工し、川崎フロンターレのホーム戦・及び地域開催イベントのブースでオリジナルのアクリルキーホルダーを作成するワークショップにて再利用し、地域循環型アップサイクルを実施。

奨励賞(3R推進賞)

ハヤシ・アンド・カンパニー株式会社


日本各地のサスティナブルなアクセサリー製作
日本各地の伝統産業や企業(エキナカ・ホテル業など)からの相談で「端材や廃材など活用した商品製作や空間演出」を事業軸としており、地域の環境意識の向上やCO2削減に貢献しつつ、廃棄されるはずだったもので作り出す幻想的世界と商品を表現することでモノの可能性を最大限に引き出す仕掛けを多岐に渡り考案実施しております。(事例:サステナブルアクセサリー、新聞印刷会社の新聞残紙を利活用した包装紙など)

奨励賞(環境教育貢献賞)

川崎市で木育を広め隊

木のおもちゃで遊び未来を育む
市内各所で木のおもちゃ遊び「木育おもちゃの広場」を開催し、0歳から大人まで、楽しみながら体感的に地球温暖化対策について学ぶことができる機会を創出しています。またイベントに「木育ワークショップ」等を出展することで、より多くの市民へ、その機会をお届けしています。
更に「木育クイズ」や木育紙芝居「いっくんじゅりちゃん 地球を守れ!大作戦!!」等を加えることで、「森って都会でも身近にあるんだ!」「樹って炭素を固定するんだ」「樹ってすごいね!」と、より身の回りの環境へ愛着を感じたり知的好奇心を刺激される方が増え、Co2削減や地球温暖化対策を「じぶんごと」として考えるきっかけ作りに貢献しています。

川崎市立東橘中学校
東橘中学校の環境ワークショップの取組
総合の学習に環境問題を取り上げ、川崎市地球温暖化防止活動推進センターの環境出前授業の枠組を利用して、環境に関する多数のワークショップを実施し、生徒たちの自主的な学習と活動に発展させている。

奨励賞(省エネ貢献賞)

株式会社セブン-イレブン・ジャパン

太陽光パネル搭載による省エネ促進と
ペットボトル資源循環による環境負荷低減、
食品ロス削減によるCO2排出量削減
・全国8992店(川崎市内店舗76店)に太陽光パネルを設置し店舗運営におけるCO₂排出量の削減
・各お店に省エネリーダー従業員さんを選任しお店でできる省エネ活動を実施
・全国4,089店(川崎市内120店)にペットボトル回収機を設置し、ペットボトルをごみではなく資源として循環することで環境負荷を低減する取り組みを推進

松栄産業株式会社

サステナブルな未来のために、できることを続けていこう!環境配慮
(1)ゴミの分別強化
従来、混合廃棄物としてまとめて出していたものの中から、主に緩衝材等の廃プラスチック類をきちんと分別、また、その他細かいゴミについてもできる限り分別できるように、廃棄物処分における運用方法全般の見直しやゴミ置場のレイアウトの変更を実施した
また、コンポストを設置し、社内5S活動の一環である毎朝の建屋外周清掃時に集められた落ち葉の再利用を試みている。
(2)AIによる空調設備の省エネナビゲーションシステムの導入
社内の一部空調設備に管理基準温度を設け、そこから外気温度に応じて、省エネになるように自動で設定値を緩和していく。

メビウスパッケージング株式会社 川崎工場

社有車輛電気自動車導入
工場社有車は、ハイブリッド車輛とガソリン車を1台づつ計2台保有しており、近隣の訪問先等に出向く及び機械保管倉庫へ向かう等の際に利用している。2024年5月にガソリン車を電気自動車(日産リーフ)に乗り換えた事でCO2排出量を削減した。
なお、電気自動車導入に併せて工場敷地内に充電スペースも設置を行った。

過去の開催実績
お問い合わせ先
川崎市環境局脱炭素戦略推進室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3871
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp
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