四種混合ワクチン(テトラビック皮下注シリンジ)の一部製品の回収に伴う抗体検査及び追加接種について
四種混合ワクチン(テトラビック皮下注シリンジ)の一部製品の自主回収について
このたび、一般財団法人 阪大微生物病研究会(以下、阪大微研)が製造した四種混合ワクチンについて、ポリオの有効成分が有効期間内に承認規格を下回ったとして、一部ロットの製品が自主回収されました。
それに伴い、厚生労働省及び 阪大微研から通知がありましたのでお知らせします。
なお、阪大微研によると、安全性に影響があったとする報告はなく、該当のロット製品と同等の有効成分を持つワクチンを使用した場合でも、十分なポリオウイルスに対する抗体を獲得することが臨床試験において確認されているとのことです。
しかしながら、有効性に不安を感じ、抗体価測定を希望される方に対しては、抗体検査の実施とその費用を、また、抗体検査の結果ポリオの追加免疫が必要と判断され、予防接種が実施された場合にはその費用も阪大微研が負担します。
該当のロット製品に関する詳細につきましては、下記問い合わせ窓口にお問い合わせください。
問い合わせ窓口
一般財団法人阪大微生物病研究会 問い合わせ窓口
フリーダイヤル 0120-280-980(土日・祝日を除く、午前9時から午後5時30分)
該当のロット製品
- 製品名「テトラビック皮下注シリンジ」
- 該当ロット番号 4K23A・4K23B・4K23C・4K24A・4K24B・4K24C
抗体検査について
抗体検査を希望する場合は、抗体検査の評価や定期予防接種スケジュールへの影響を回避するため、四種混合ワクチンの4回目接種終了後、4週間以降に抗体検査を実施することが推奨されています。
抗体検査の必要性については、該当ロットのワクチンを接種した医療機関にご相談ください。
医療機関に相談後、抗体検査を希望される場合もしくは抗体検査を実施した場合には、川崎市健康福祉局保健所感染症対策課にお問い合わせください。
追加接種の際に使用していただく定期接種用の予診票をお送りします。
不活化ポリオワクチンの追加接種について
抗体検査の結果、ポリオの追加免疫が必要とされた場合は、追加接種を検討してください。
ワクチンは、不活化ポリオワクチンを使用します。
なお、追加接種に至った場合には、接種の記録を把握させていただくことで定期接種扱いとなりますので、追加接種時に使用した不活化ポリオワクチンの予診票は保護者様から川崎市健康福祉局保健所感染症対策課に郵送で提出していただきますようお願いします。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部
電話:044-200-2440

