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(業務紹介)救助隊について(1)

  • 公開日:
  • 更新日:

救助隊について(1)

所属:中原消防署警防第2課
氏名:森谷 彰仁
採用年月日:平成29年4月

経歴:
平成29年入庁
平成30年4月~令和4年4月 消防隊
令和4年4月~現在 救助隊


仕事内容:
 火事や交通事故などさまざまな災害現場に出動し、逃げ遅れた人や怪我をしている人の救出活動を専門に行っています。また、火災予防の啓発や立入検査などの予防業務も行っています。

印象に残っている出来事を教えてください:
 平成30年に首都高速湾岸線のトンネル内で発生した多重事故が印象に残っています。現場到着時、トンネル内は炎上車両の煙が充満し危険な状況で、事故車両のそばには多数の怪我人がいました。怪我人を安全な所まで搬送しトリアージをしたり、車両の消火活動をしたりと非常に緊迫感のある中で、現場活動は長時間に渡りました。日頃の訓練が活きてよかったと感じましたが、大規模災害における部隊間の連携の大切さを痛感した事案でした。 

どんな時にやりがいを感じますか?:
 日頃の訓練の成果を発揮し、助けを必要としている人を救出できた時にやりがいを強く感じます。当事者や関係者から感謝の言葉をかけてもらったときは、とても嬉しく、そして誇らしく思います。

川崎市消防局に決めた理由:
 私が消防士を志望した理由は、人の命を守る仕事に魅力を感じたからです。その中でも、人命救助に特化した救助隊として働きたいと思い志望しました。 川崎市を選んだ理由は、学生時代の居住地が川崎市内であったことと、川崎市の特性にあります。川崎市は人口150万人を超える大都市で、工業地帯や市街地などさまざまな特 色がありますが、一方で災害の大規模化や複雑化といった面もあります。消防士としてより困難な状況に立ち向かいたいと思い、川崎市を選びました。

職場の雰囲気:
 オンとオフの切り替えを大切にしている職場です。消防士の仕事は常に危険と隣り合わせでミスが許されないため、日頃の訓練から一切妥協せず、常に最善を求めていくことを徹底しています。一方、職場の人間関係は良好で、職場の風通しもよいと思います。悩み事の相談などもしやすく、まさに家族のような関係性を築くことができる職場だと思います。

休日の過ごし方:
 体を動かすことが好きなので、ジムでトレーニングをしたり、サイクリングをしたりしています。余裕ができたときは、ロードレースやスパルタンレースなどの大会にも出場しています。

今後の目標について:
 現在は特別救助隊員として勤務していますが、さらに専門性の高い特別高度救助隊員を目指しています。そして、将来的には特別高度救助隊長として活躍したいと考えています。

川崎市消防局を目指す方へメッセージ:
 川崎市消防局はとても大きな組織で、全国から同じ志を持つ仲間が集まり、互いに切磋琢磨しながら成長することができます。ぜひ一緒に働きましょう。

救助隊の1日のスケジュール
時刻 業務内容詳細等

始業
AM8時30分

交代前の番の当直員と交替、人員・車両・資機材の点検を行います。

AM9時15分

全体

ミーティング

1日の流れを全職員で共有します。その後に各係、各隊ごとにミーティングを実施します。
AM10時

事務処理、出向等

 
PM0時休憩昼食

PM1時

救助訓練日課訓練や強化訓練等を実施し、救助技術の向上に努めます。
PM5時15分休憩夕食
PM6時事務処理各日誌の作成や書類の編さん等をします。
PM8時00分自己啓発予習や復習及び検証等をします。

PM11時

睡眠夜間勤務に備えます。もちろん、指令があれば出場します。
AM3時~AM4時受付勤務指令センターからの出場指令等に迅速対応できるよう順番で勤務します。
AM5時45分起床 
AM6時30分車両清掃自分が配置されている車両等を清掃、整備及び資機材の確認をします。
AM7時引継ぎ交代準備交代に向け引継ぎの準備をします。
AM8時30分交代次の番の当直員へ1当直の災害や使用した資器材等について申し送り、交替します。