「食」のかわさきマイスター

平成21年度認定かわさきマイスター浅谷理明さんの紹介。
オーストリア菓子を基礎に美味しい洋菓子を製作しています。新製品の開発・研究に熱心に取り組んでおり、和風の材料を活用した洋菓子や地元の名前を冠したシュークリーム「中野島シュー」などが評判です。洋菓子を作る喜びを強く感じ、自己研鑽、後進の指導、そして社会貢献を行っています。地域の絆を大事にする、常に前向きなマイスターです。

平成21年度認定かわさきマイスター田中司好さんの紹介。
食品であれば何でも写し取って、本物を見ずに色や形を正確に再現し、特に難しい和食に関しても見事に再現します。見た目の美味しさを表現する技術は日本有数であり、本物以上に食欲を増進させるサンプルを製作します。ものづくりの楽しさを伝えることができるマイスターです。

平成16年度認定かわさきマイスター畑幸男さんの紹介。
食肉加工の熟練者で、精肉の高度な見極めに優れ、素材、塩、スパイスや温度調節等を活用した本格的製法とドイツ製の機械で練る、ボイル、焼くという熟練技能を基礎に、視覚と触覚を駆使して食の安全にこだわった多品種のハム・ソーセージ製品を生産しています。本場のコンテストで多数受賞するなど日々の研鑽にも力を入れ、後継者の指導にも情熱を持った職人です。

平成29年度認定かわさきマイスター宍戸哉夫さんの紹介。
フランス料理の技術を洋菓子に反映させ新たな菓子を次々に作り出すオーナーシェフである。看板商品の「蒸しショコラ」は、卵白とチョコレートを乳化するという新たな発想で製作し、この業界では珍しい製造特許を取得している。また、「ワークライフバランス」や食育教育に取組む等、広く洋菓子の技術・技能やシェフの心を次世代に継承することに心を砕くマイスターである。

洋菓子を製作する高い技能を持ち、素材の良さを引き出した商品の開発に力を入れている技能者である。

そばの手打ちやつゆ作り、天ぷらや昔ながらのそば屋のお品書きの作り方など、伝統的な江戸そばの広範囲な技術に精通する職人である。

平成20年度認定かわさきマイスター仲亀誠市さんの紹介。
菓子作りを学ぶ中で何人かの師匠につき、他者の技を観察し評価した上で自分自身の創意工夫をする能力を持っており、飾り立てるよりも食材の本来の味を生かした美味しい菓子を作る、という自己表現は嫌味のない自然体です。焼菓子は開業以来高評価を得ており、また、地元名産品や大学と連携した銘菓を製作し、土産品として喜ばれています。

平成16年度認定かわさきマイスター清水邦彦さんの紹介。
厳しい修業で会得した高度な技術を基に、天候、季節などを勘案した生地の下ごしらえから、地域にあった味の製品の研究や地域に密着した経営の探求に力を注いでおり、マーケティングセンスを持った職人です。

平成27年度認定かわさきマイスター齋藤正剛さんの紹介。
鮨調理と創作において優れた技術・技能を有し、特に笹の飾り切り、細工寿司において高い技能を保持しています。また、後輩への指導や学校での訪問指導、中学生・高校生の職業体験も積極的に受け入れるなど、技能の伝承と後継者の育成に尽力しているマイスターです。

平成12年度認定かわさきマイスター小林誠一さんの紹介。
フランス料理をベースとした煮込み料理を得意とし、顧客の好みや時勢の変化を取り入れながら、日夜新しい料理を創作しています。現在はホテルの総料理長として、和洋中の調理全てを管理し、熟練した技術と美的感覚を生かした料理を提供しています。技能検定委員として、社会的な活動にも積極的です。