「プロボノチャレンジKAWASAKI 2016」概要
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プロボノとは
プロボノ(Pro Bono(Publico))とは、「公共善のために」を意味するラテン語に由来する言葉で、「社会的・公共的な目的のために、仕事で培ったスキルを活かすボランティア活動」のことを意味します。
近年、日本でも、ビジネスパーソンやNPOの間で、プロボノに対する関心・期待が高まりを見せています。

「プロボノチャレンジKAWASAKI 2016」の流れ
約1ヶ月間のプロボノ体験企画「プロボノチャレンジKAWASAKI 2016」を昨年秋に実施しました。
事前説明会(開催日:平成28年7月上旬~中旬) 市内3か所にて説明会を行い、プロボノに興味のある方、身近な地域活動に関わってみたい方、プロボノのサポート受けたい地域団体・NPOの方の参加を募集しました。そして、参加いただいたプロボノワーカーの方たちを、各支援先団体ごとに事前にチーム分けを行いました。
事前オリエンテーション (開催日:平成28年9月25日(日))
プロボノチームの皆さまの顔合わせの場として、また、支援先団体の事前情報などの確認をする場として、事前オリエンテーションを実施しました。
キックオフミーティング (開催日:平成28年10月22日(土))
プロボノワーカーと支援先団体との初顔合わせ。団体の活動に対する理解を深め、支援先がプロボノチームに対して期待していること、支援先の課題・ニーズ等について正確に把握し、目標とする成果物に向けた作業の進め方、規模等について提案し、支援先団体の合意を得ました。
チームごとの作業 (作業期間:約1ヵ月間)
空き時間を利用し、キックオフミーティングの内容を踏まえて、目標とする成果物に向けて、ヒアリング、オンライン調査、チームミーティングを行いました。
成果提案&打ち上げ (開催日:平成28年11月26日(土))
プロジェクトを通じて収集した情報や、検討した成果物を支援先に対して提案し、支援先からのフィードバックを得ました。最後に、ささやかな打ち上げ・交流会も行いました。

チャレンジメニュー一覧
- 課題整理ワークショップ
- スペース活用ワークショップ
- イベントチラシ・ポスター制作
- Jimdo/WIX ホームページ構築
- Facebookページ 立ち上げ&活用法
- クラウドツール活用入門
- 営業資料&営業力をパワーアップ
- クラウドファンディングに挑戦!
- 会計相談
- 法律相談
- 外国語翻訳 など

さまざまなプロボノワーカーの方や活動団体にご参加いただきました。
事前の説明会を経て、25名のプロボノワーカーと6の活動団体が今回のサマーチャレンジに参加することになりました。
プロボノワーカーの方々は、現役で働く企業人や個人事業主、シニア世代の方など、また年代も20代から60代以上の方まで幅広くご参加いただいております。
支援先団体についても、文化・芸術や子育て、環境など幅広い活動団体にご参加いただいております。
団体名 | 種別 | 主な活動内容 | 支援内容 | |
1 | NPO法人アクト川崎 | NPO法人 | 地球温暖化防止等環境保全に関する活動 | 団体の課題整理 |
2 | NPO法人ぐらすかわさき | NPO法人 | 地域活動の交流の場の運営や市民活動等の支援事業 | コミュニティカフェのスペース活用法 |
3 | NPO法人シェアドッグスクール | NPO法人 | 犬の飼育を通じて社会力を育む子育ての支援事業 | 運営・マネジメント等の改善 |
4 | 川崎セブンスター | 任意団体 | 「笑いと歌で地域を元気にすること」を目的としたパフォーマンス団体 | 団体の課題整理 |
5 | ダンスラボラトリー | 任意団体 | 障害があっても無くてもみんなで楽しめるダンス教室、イベント等の開催 | 法律相談(NPO法人の設立支援) |
6 | 「福島の子どもたちとともに」川崎市民の会 | 任意団体 | 福島の子どもたちに外遊びをさせるための活動 | 寄付金収入の活性化 |

「プロボノチャレンジKAWASAKI 2016」は、川崎市が主催、NPO法人サービスグラントが受託事業者として企画、一般財団法人かわさき市民しきんがプログラム実施パートナーとして運営し、協働で実施しています。
お問い合わせ先
川崎市市民文化局コミュニティ推進部協働・連携推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2168
ファクス: 044-200-3800
メールアドレス: 25kyodo@city.kawasaki.jp
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