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乳幼児歯科 Q&A

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歯科相談等で質問が多い項目をQ&Aでまとめました

 

Q 歯医者さんにはいつ頃から通い始めるとよいですか。

A 1歳の誕生日を目安に、かかりつけの歯科医院を探すことをおすすめしています。

  むし歯や歯並びについては、経過観察が必要なものが多く、かかりつけ歯科医院で定期健診を受け、必要な指導や処置を受けることで、健康な状態を保つことが出来ます。

  歯科医院によっては、対象年齢やフッ化物塗布等に関する考え方に違いがありますので、事前に御確認ください。

  保護者にかかりつけ歯科医院がある場合は、まずは相談してみることをおすすめします。

 

Q 1歳児 かかりつけ歯科医院を見つけたいのですが、小児歯科の方がいいですか。

A  小児歯科の標榜のあるなしに関わらず、受け入れの月齢等は医院により違いがありますので、必ずしも小児歯科が良いわけではありません。

 受診予定の歯科医院に乳幼児の受け入れ状況やフッ化物塗布の実施状況・料金等を御確認のうえ受診してください。

 かかりつけ歯科医院が見つからない場合は、下記ホームページなどを参考に、お近くの歯科医院を探してください。

 

かながわ医療情報検索サービス

  http://www.iryo-kensaku.jp/kanagawa/外部リンク

川崎市歯科医師会「歯科医院検索」

  http://www.kawashi.or.jp/gd-home/外部リンク

小児歯科学会

  専門医・認定医がいる施設

  http://www.jspd.or.jp/facility_search/外部リンク



Q フッ素は使った方がいいですか。

  フッ素(フッ化物)は、むし歯予防の効果が高く、適量使用する場合、安全性が高いものなので使用をおすすめします。

  フッ化物応用について詳しくは、こちらのページ(現在更新作業中)を御確認ください。

Q 歯が生える前から必要な口腔ケアはありますか。

A 基本的に歯が生える前は、口のお手入れは必要ありませんが、 口の中や周りはとても敏感な所です。

 触られる感覚に慣れてもらうためにも、離乳食を始めるころには、食事の後に口の周りや歯を軽く拭いてあげたり、口の中や周りへのふれあい遊びなどのスキンシップを増やしてあげることをおすすめします。

 

Q 仕上げみがきはいつから始めるといいですか。

  上の前歯が、仕上げみがき用ハブラシでみがけるくらいの長さになってから始めるのがおすすめです。

仕上げみがきの導入については、こちらのページを参考にしてください。

 

詳しいみがき方については、こちらのページを参考にしてください。

 

Q むし歯菌が親からうつると聞きました、どこまで気を付けるといいですか。

A  むし歯の原因菌は、出生直後の赤ちゃんの口の中には存在せず、身近で生活する大人たちの口の中の菌から、普段の生活の中で、主に唾液を介してうつるものと考えられています。

 むし歯の原因菌が、人の口の中に常に存在できるようになるには、歯とショ糖(砂糖)が必要で、乳歯が奥歯まで生えてきて、甘いものを多く食べ始める、1歳半から3歳ぐらいの時期に、最も口の中にむし歯の原因菌が住み着くようになるため、この期間は特に注意が必要です。

  むし歯の原因菌の感染を防ぐために、おすすめなのが、赤ちゃんが普段接する家族の口の中の健康状況を良くすること、甘いものを食べ始める時期をできるだけ遅くすることです。

親の口腔ケアをしっかりと行った場合、子どものむし歯の原因菌感染を防ぐことが出来たとの報告もありますので、1年以上歯科医院を受診していない場合は、歯科健診を受け、治療やクリーニングを受けておきましょう。

 また、むし歯の原因菌の感染でよく言われる、口移しで食べ物をあげたりすることについては避けた方が良いですが、その他、食器の共用をやめたり、スキンシップに気を使うことは、楽しく食事をしたり、楽しくお子さんと生活するなかでは現実的ではなく、むし歯予防の効果についても疑問が残ります。

 食器の共有やスキンシップによる、むし歯の原因菌の感染については、気にせず、御自身の歯みがきや、家族での定期歯科健診、フッ素塗布、甘いものの制限などをすすめ、規則正しい生活習慣を送ることが、お子さんの健やかな成長に繋がります。

 

Q むし歯にならないために甘いもの控えたいのですが、子ども用のものなら大丈夫ですか。

A むし歯にならないためには、ショ糖(砂糖)が多い甘い飲食物をダラダラ食べたり飲んだりしないことが重要です。子ども用のおやつにもショ糖は含まれています。

  どこまでが甘いものかの線引きは難しいところですが、お子さんに与えるものは、保護者が1回食べてみることをおすすめしています。味覚を育てる意味でも、大人が食べて強い甘さを感じるものはできるだけ避けることができるとよいでしょう。

  果物については、食事やおやつの決まった時間に少量食べることでの、むし歯のリスクは、ほとんど心配する必要はありませんが、食事の量に影響が出るようであれば、あげる量やタイミングのコントロールが必要です。

 

Q 1歳児 月1回父方祖父母の家に遊びに行くと、ジュースやゼリーを勝手にあげてしまいます。むし歯が心配です、どうしたらいいですか。

A  甘いもの好きにさせないためにも、3歳くらいまではできるだけ市販の甘いものは避けるのがおすすめですが、月1回ジュースやゼリーを飲食することのむし歯リスクはほとんどないと考えても問題ありません。

  むし歯は、口の中に甘いものが入る回数が多くなると、リスクが上がります。

今後、お子さんが甘くて美味しいものを、いつでも食べたり飲んだりできる環境にしないことが、むし歯予防につながります。

  甘いものは、祖父母の家に行く時だけもらえるもの(特別な日のみ)にできるとよいでしょう。

 

Q 1歳児ですが、子ども用の歯ブラシを渡した方がいいですか。

A お子さん自身の歯みがきでの清掃効果は期待できませんが、歯ブラシの感触に慣れるためや生活習慣として歯みがきを定着させるためにも、お子さんが興味を示す場合は渡してあげてください。

  歯ブラシを喉に突いたりする事故が多発しています、歯ブラシや棒状の長いものを持っている場合は、目を離さないでください。

  

Q 歯が生えてくるのが遅いけど大丈夫ですか。

A 歯が生えてくる順番やスピードは、個人差があるので心配する必要はありません。

  全身の発達が順調なお子さんでも、1歳4,5か月を過ぎてから生えてくる場合もあります。心配な場合は、1歳を目安に歯科医院を受診してください。

 

Q 8か月児、下の前歯の色が違いますが、むし歯は大丈夫ですか。

A 歯の形成不全、歯石がついているなどが考えられます。

  この時期に下の前歯がむし歯になることは、ほとんど考えられないので心配する必要はありませんが、心配な場合は、早めに歯科医院で相談してください。

 

Q 11か月 上の歯が生えてきましたが真っすぐ生えてきません、大丈夫でしょうか。

A 乳歯が真っすぐ生えてこず、V字に生えてきたり、重なって生えてくることは多くみられます。歯は生えてからも動いていき、成長とともに綺麗になっていくことが多いので、見た目の心配については今の時期は不要です。

 歯が重なって生えてきた場合は、歯が重なった部分に汚れが残りやすくなるため、むし歯に注意が必要です。

 かかりつけ歯科医院で定期健診とむし歯の予防処置としてフッ素塗布等を実施してもらい、歯並びについても必要な時期に指導を受けることをおすすめします。

 

Q 1歳2か月です、最近顎を頻繁に前や横に出したり、起きている時にすごい音の歯ぎしりをします。止めさせる方法はありますか。

A 顎を前や横に出したり、歯ぎしりをすることは、この時期多くのお子さんでみられることなので、気にする必要はありません。

保護者が気になって反応すると、喜んでもっとすることがありますので、反応しないと自然になくなることが多いようです。

 

Q 1歳6か月児、指しゃぶりをします。歯並びが気になるので、辞めさせたいですがどうすればよいでしょうか。

A 今の時期の指しゃぶりについては、生理的なものと考えられており気にする必要はありません。指しゃぶりをしている場合は、手を使う遊びに誘導してあげたり、できるだけ日中は体を使った遊びに誘ってあげ、運動量を増やし生活リズムを整えることがおすすめです。

月齢が上がるにつれ徐々に少なくなるお子さんが多くみられますが、3歳を過ぎても指しゃぶりをする時間が減少せず、歯並びに影響がみられるようであれば、かかりつけ歯科医院で相談してください。

 

Q 1歳3か児です。母乳がむし歯のリスクになると聞きました、2歳までは母乳をあげたいのですが大丈夫ですか。

 A 頻回の授乳、寝る前や夜間の授乳は、上の前歯のむし歯のリスクを増加させると言われています。

まずは、1日の回数を徐々に減らしていき、昼間しっかりと遊ばせることで、母乳に頼らずに寝られるようにしていきましょう。

むし歯は複数の要因が重なってなります。授乳回数を徐々に少なくして、次のようなことに注意すれば、むし歯の心配はかなり少なくなります。

(1)    甘いお菓子やジュースなど砂糖の多い飲食物をあげない。(2)夜1回の仕上げ歯みがきをしっかりする。(3)かかりつけ歯科医院で歯科健診、フッ化物塗布を実施する 

 

Q 11か月、いろんなものに噛みつくため、歯が欠けないか心配です。どうしたらいいですか。

A 今の時期は、手に触れたものをなんでも口に持っていき、歯が生えてからは、噛んだりかじったりという行動が多くなります。これは発達の過程で正常なもので多くの場合、一時的なものです。なんでも口に入れてしまうことを前提で、口に入って危険ものは手の届かない所に置くなど環境を整えてあげることが大切です。気になる場合は、外遊びや、体を使う遊びに誘ってあげるなどして、気持ちの切り替えを促してあげることをおすすめします。

 

Q 1歳6か月児になりました、飲み物はジュースしか飲みません。むし歯が心配ですが、どうしたらよいですか。

A 甘い飲み物を哺乳瓶で与えると、上の歯が複数本一気にむし歯になってしまう可能性が非常に高くなるため、もし哺乳瓶でジュースを与えているようでしたら、哺乳瓶であげることは今すぐ辞めましょう。

  むし歯は甘いもの摂取する回数が多くなるとリスクがあがります。飲み物がジュースや、イオン飲料のみになる場合、むし歯のリスクだけではなく、糖分の摂取量が多くなりすぎるため、食事や体調に影響が出てくることも考えられます。

  少しずつ薄めてあげたり、体を動かした後や、お風呂上りなど喉が渇いているタイミングで麦茶や水をあげることで、徐々に水分補給を甘い飲み物から水や麦茶などに変えてあげてください。

 出来れば、家に甘いものを買い置きしておかないことをおすすめします。

 

 

 

問合せ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部歯科保健政策担当
郵便番号210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
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ファックス:044-200-3986
メールアドレス:40sika@city.kawasaki.jp