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絹本着色 親鸞聖人像

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絹本着色 親鸞聖人像

絹本着色 親鸞聖人像 1幅

年代

江戸時代〔宝永2年(1705)〕

法量

縦64cm 横43.8cm

所有者

光明寺(高津区二子1-10-10)

指定

市重要歴史記念物 昭和61年8月28日指定

解説

 親鸞聖人(1173~1262)は浄土真宗の開祖で、法然上人に師事、他力易行、自力難行を説き布教した。画像としては、西本願寺の「鏡御影」と呼ばれる直弟子覚如による延慶3年(1310)専阿弥筆の、似絵、素描風の寿像と、「安城御影」といわれる三河安城願正寺の、覚如の子善覚による『袖日記』中の建長7年(1255)法眼朝円筆本があり、これは法衣・上畳・火桶・杖・草履を画いたものである。
 本図は、これに二図様の中では後者によるもので、親鸞晩年の姿を写したものである。画中に「御影親鸞聖人」の墨書があり、寺伝文書から宝永2年(1705)の制作が確認される。