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絹本着色 浄土七高祖連座像

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絹本着色 浄土七高祖連座像

絹本着色 浄土七高祖連座像 1幅

年代

江戸時代〔寛文12年(1672)〕

法量

縦98.7cm 横43.8cm

所有者

光明寺(高津区二子1-10-10)

指定

市重要歴史記念物 昭和61年8月28日指定

解説

 浄土七高祖連座像は、鎌倉時代以降、法然上人によって創始された日本の浄土宗にあって、インド・中国・日本における法系上の祖師たちを1幅に対称構図で整然と画く形式が盛行したが、本図もその図様に基づく作例である。曇鸞大師(倚像)を中央に、向かって右に竜樹菩薩・善導大師・源空大師(台座)、左に天親菩薩・道綽禅師・源信和尚(曲ろく)を画き、それぞれの尊名が記入されている。表装裏墨書銘に「三朝高祖真影 寛文十二壬子八月」とあり、寛文12年(1672)の制作年を明らかにする。