南原古墳
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南原古墳は、平瀬川中流域の右岸台地の縁にある円墳です。発掘調査が行われておらず、築造年代の詳細は不明です。
平瀬川下流域には、左岸の津田山、右岸の久本周辺ともに古墳及び横穴墓が多数存在し、古墳時代の豪族等の存在が認めらます。一方中流域では、横穴墓はなく古墳は本墳と神木本町の長尾古墳しか確認されていません。その意味で中流域における古墳時代の豪族の存在を明示するものとして貴重です。
また墳丘からは中世の常滑焼の甕の破片が表面採集されていて、中世においても古墳が墓として再利用されたと考えられます。
員数
1基
種別
川崎市地域文化財 記念物(遺跡関係)
所在地
高津区上作延
年代
古墳時代
規模
直径16m
公開情報
非公開(個人所有の敷地内のため立ち入りはできません)
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
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