龍臺寺の石灯籠
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江戸時代前期に久本村を知行していた旗本長坂信俊が、慶安2(1649)年に村の鎮守正八幡宮に奉納したもので、同宮の別当を務めた龍台寺に移され保存されています。
竿部分に「名府山 理生寺 別当龍台院/奉寄進御宝前燈籠願主地頭/(キリーク)正八幡宮/武州立花稲毛庄久本郷 敬白/慶安弐己丑歴拾月拾五日信俊」と刻銘があります。
近世の久本村における寺社の関係性を示すとともに、江戸時代初期においても、かつての荘園制の名残をあらわす「庄」「郷」などが使われていたことをあらわす資料として貴重です。

員数
1基

種別
有形民俗文化財

所在地
高津区久本2-12-23

年代
慶安2(1649)年

規模
高さ 140cm 幅 56cm 奥行 56cm

公開情報
屋外にあり、常時見学可能です。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
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