議会かわさき 第84号-一般質問6月21日
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高津区 岩隈 千尋(民主党)

生物多様性とノーネットロス

質問
開発で失われる自然や生物を別の場所で補償、復元し、全体として生物多様性を保全するノーネットロスの考え方を含め、環境施策充実への見解

答弁
都市化の著しい地域では大切な考え方であり、今後研究していきたい。

川崎縦貫高速鉄道線と交通施策

質問
JR南武線の高機能化など縦軸鉄軌道充実のスピード感を増すためには、高速鉄道計画から撤退すべきでは。

答弁
二つの路線とも市の将来を担う重要な交通基盤として位置づけていきたい。

高津区 青木 功雄(自民党)

高津区橘地区の交通問題

質問
都市計画道路の丸子中山茅ヶ崎線蟻山坂工区の工事スケジュールなどは。

答弁
現時点の用地取得率は95%で、二十三年度に着工し二十六年完成を目指す。渋滞対策としてバス事業者などと協議し、通行環境へ影響の少ない手法を検討する。

町内会・自治会への依頼事務

質問
チラシの回覧、会議への出席など行政からの依頼事務が負担になり自主的活動に支障があるとのことだが、見解は。

答弁
状況を把握し、依頼範囲や手続きなどのあり方を早期に検討していく。

川崎区 浜田 昌利(公明党)

シルバー人材センター

質問
短時間で軽易な仕事以外にも本格的な仕事を支援すべきでは。

答弁
高齢者の就労については、キャリアサポートかわさきにおいてハローワークの高齢者就労相談事業と連携を図るなど、支援の仕組みづくりに努めていく。

商店街街路灯のLED化支援

質問
商店街街路灯のLED(*)化支援について、改修整備費と電気料金の低減率のモデルケースを示すことはできないか。

答弁
八年間で初期投資が回収できる見込みの商店街を成功例として紹介し他の商店街への波及や啓発に努めていきたい。

川崎区 佐野 仁昭(共産党)

特別支援学校

質問
高等部の受け入れ枠を拡充し、希望者が全員入れるようにすべきでは。

答弁
二十三年度より、ろう学校校舎内に養護学校分教室を設置するほか県立養護学校でも分教室を開設する。また田島養護学校の再編により高等部を拡充する。

人工透析受け入れ医療機関

質問
糖尿病などの合併症患者を受け入れる病院が減ってきているが、認識は。

答弁
透析ベッド数などは報告義務がなく把握が難しいが、市立井田病院の改築で腎センターを充実する予定である。

宮前区 佐々木 由美子(神奈川ネット)

経済国際交流

質問
国際ビジネス交流推進協議会への市内企業からの要望と今後の活動は。

答弁
アジア市場への販路開拓、外国企業の信用調査などの相談が寄せられている。専門機関とも連携し、市内企業の取引拡大、収益力向上につなげていきたい。

「移動権」の保障と地域交通

質問
交通基本法の策定に向け検討されている移動の権利の保障をどう考えるか。

答弁
高齢者・障害者をはじめとする市民の自立した生活を支えるという理念のもと、交通施策の方向性を検討していく。

高津区 粕谷 葉子(民主党)

介護老人保健施設

質問
設置・運営法人に選定された医療法人が資金不足で整備に着手できず、市の計画が遅れているが、対応は。

答弁
決算報告書や資金繰り表の提出などを求めており、開設許可を行う神奈川県などと協議していきたい。

市営住宅の空き状況と今後の対策

質問
空き家の発生から次の入居まで事務手続に半年ほど要しているが、対策は。

答弁
二十四年度稼動を目途に市営住宅総合管理システムを開発し、手続期間の短縮化と募集戸数の拡大につなげたい。

多摩区 橋本 勝(自民党)

ネットカフェを利用した犯罪の防止

質問
都はインターネット端末利用営業の規制に関する条例を制定したが見解は。

答弁
同様の条例を制定する場合には県警察が主動的役割を担うものと考えており、県の動向を見守りつつ犯罪の起きにくい環境づくりを目指していく。

コンサルタントの派遣事業

質問
地区のまちづくりを支援するためのコンサルタント派遣の成果は。

答弁
現況調査やアンケートの実施、地区計画や建築協定に盛り込む内容の検討など、地区住民の活動を支援している。

幸区 河野 忠正(公明党)

川崎駅東西口の連携強化

質問
県道川崎府中線JRガード下の一車線を削減して自転車専用道とするなど、交通安全対策についての検討状況は。

答弁
歩行者と自転車の通行の安全を確保するため、駅周辺整備の動向を踏まえつつ、車線削減についても検討していく。

市営住宅入居募集のあり方

質問
幸区の河原町団地で若年世帯の入居促進を図る実証実験をしてはどうか。

答弁
若年世帯の入居促進を図るため、若年世帯の申し込み区分を設定するなど検討していきたい。

高津区 石田 和子(共産党)

福祉キャブの運行事業

質問
利用時間が重なり福祉キャブ(*)を使えない人がいるので、増車すべきでは。

答弁
対象者が増加しており(財)身体障害者協会と協議し、障害者移動支援事業全体の見直しの中で検討していきたい。

精神科救急医療体制

質問
受け入れ医療機関が少なく、確保ベッド数も不足しているが対策は。

答弁
県、横浜市、相模原市と協調のシステムを構築し、医療体制の確保を図っている。また基幹病院である市立川崎病院の受け入れ体制の強化を進めていく。

麻生区 雨笠 裕治(民主党)

川崎競輪場再整備基本計画(素案)
(挿入写真:「再整備後の川崎競輪場(イメージ)」)

質問
コンサートなどが可能な施設として高機能化すべきでは。

答弁
多目的利用の推進に向けステージのあるイベント広場などを整備し、富士見公園との一体的な活用も考えている。


鉄道施策の推進

質問
川崎縦貫高速鉄道線整備と横浜市営地下鉄三号線の延伸についての考えは。

答弁
高速鉄道線を優先するが地下鉄三号線も重要な路線であり、二十四年度に策定する総合都市交通計画の中で市の将来を担う交通基盤として位置づけたい。

麻生区 山崎 直史(自民党)

市営住宅の地上デジタル放送対応

質問
デジタル放送完全移行への対応は。

答弁
対応が必要な市営住宅一万六千七百八十戸の工事は二十二年度中に完了し、アナログ放送の終了時まで、どちらの放送も受信可能な状態に改修する。

市北部の救急医療体制

質問
救急医療機関が不足しているが、麻生区に建設予定の新百合ヶ丘総合病院が救命救急センターを整備する予定は。

答弁
新百合丘総合病院からセンターを整備したいという要望があった場合は、県と協議していく。

中原区 志村 勝(公明党)

読書のまち・かわさきの推進

質問
子どもの読書活動推進のための具体的な方策は。

答弁
十五年度に策定した計画に基づく活動を推進しており、かわさき子ども読書一〇〇選小中学生版の作成や図書ボランティア活動普及による読み聞かせなど、活動の充実が図られている。

民生委員・児童委員の改選

質問
業務の複雑化に加え、推薦基準が厳しく、欠員が生じているが対策は。

答弁
関係機関などに働きかけ、地域の実態に合った適正配置に向け努めていく。

麻生区 勝又 光江(共産党)

アスペルガー症候群の子どもへの支援

質問
アスペルガー症候群(*)の子どもへの支援についてこれまでの取り組みは。

答弁
乳幼児の日常生活の場である幼稚園・保育所職員を対象に発達相談支援コーディネーター養成研修を開催するなど、地域における支援力の向上に努めている。

百合丘小学校の建て替え

質問
二十二年四月の説明会では七月までの日程が説明されたが、今後の予定は。

答弁
八月上旬に仮設校舎へ引っ越し後既存校舎を解体し、二十三年一月から建築工事を開始する。工事開始前には近隣の方々を対象に説明会を開催していく。

麻生区 伊藤 久史(民主党)

小学校の校庭開放

質問
地域ボランティアと連携して課題を解決し、子どもたちが放課後、自由に遊べるようにすることが大切ではないか。

答弁
ボランティアやPTAの協力を得るなど見守り支援を行い、安心して楽しく遊ぶことができるよう検討していく。

補助金事業における入札

質問
市が補助を行う事業における市内事業者への優先発注の取り組みは。

答弁
入札契約事務は、市内中小企業への優先発注や市に準じた手続きを行うよう、補助金交付団体に要請している。

宮前区 石田 康博(自民党)

児童生徒の増加への対応

質問
犬蔵小学校における具体的対策は。

答弁
良好な教育環境を確保するため、二十一年度に取得した約千平方メートルの隣接地を有効活用しながら内部転用や校舎の増築など適切に対応していきたい。

市民活動への支援体制
(挿入写真:「市民活動ポータルサイトのトップページ」)

質問
今後の支援の方向性は。

答弁
かわさき市民公益活動助成金制度やポータルサイト開設による情報共有の支援など、市民活動の中間支援組織である(財)かわさき市民活動センターと連携し、施策の充実を図っていきたい。

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