脱炭素アクションみぞのくちノート
脱炭素アクションみぞのくちノート
川崎市では、脱炭素社会の実現を目指すためのポテンシャルを秘めたエリアとして、みぞのくちを脱炭素モデル地区『脱炭素アクションみぞのくち』に指定しています。
脱炭素に関する身近なアクションが広がっていくように、高津区役所からも、旬な情報などをつぶやき形式でお届けします。ひとつひとつの脱炭素アクションを重ねていきましょう。
脱炭素アクションみぞのくちノート
vol.8 「ちさんちしょう」の意味をご存じですか?(令和4年5月20日記事)
「ちさんちしょう」を漢字に変換すると、何が頭に浮かびますか?少し前からよく聞く言葉になった「地産地消」。その意味は皆さんご存じのとおり、「地域生産・地域消費」の略語で、「地域で生産されたさまざまな生産物や資源をその地域で消費すること」です。
「地産地消」は生産地からの輸送距離が比較的短く、CO₂の削減にもつながると言われています。
では、「地参地笑」の意味はご存じでしょうか?もしご存じでなかったら、この機会にぜひ覚えてください。「地域に参加し、地域を笑顔に」。高津区の自然や農地を楽しめるイベントを行っている”たちばな農のあるまちづくり”の合言葉です。
その中でも一大イベントが「高津さんの市」です。さんは日曜日のことで、偶数月(4月・6月・8月・10月・12月・2月)の第3日曜日10時~12時に久本薬医門公園で開催しています。
地域の農家さんやお店が出店し、季節に合わせた採れたて新鮮野菜の販売、その野菜などをいかした食べ物の販売を行っています。
開催から14年を迎え、最初は100人程度だった参加者も400人を超えるなど、高津区では欠かせないイベントになりつつあります。生産者さん・製造者さんから直接おすすめの食べ方を教えもらえるのも嬉しいポイントです。
まだ来たことがない方は、マイバッグを持ってぜひ1度足を運んでみてください。きっと、地域自慢の食べ物に出会い笑顔になることができますよ。
vol.7 フォレリウム2022(令和4年4月26日記事)
今回は、運送用パレットを土台として再利用する緑化プロジェクトの「フォレリウム」の紹介です。
フォレリウムは、溝口駅に近いエム・パークの持田駐車場屋上を会場に令和3年に初めて開催されたイベントで、今回は4月16日~24日の間に開催されました。
運営する(株)Denの藤田将友代表からは、フォレリウムを通して溝口周辺にある造園の魅力を広く伝えたい、溝口の緑化推進につながれば、という話をいただきました。
緑を大切にしたいと思うきっかけはさまざまだと思いますが、こうした素敵な空間で緑を感じることもその一つだと思いました。
楽しみながら自分に合った環境配慮型のライフスタイルを考えていきましょう。
脱炭素モデル地区での取組の一つとして紹介させていただきました。
vol.6 区内マンション「溝の口ガーデンアクアス」でプラスチックごみ一括回収の実証試験が行われました(令和4年3月3日記事)
身の回りに溢れているプラスチック。
食品のトレイやお菓子の袋などプラスチック素材で出来た容器や包装は、資源物として回収し、プラスチック製品などにリサイクルされています。
一方、同じプラスチックでも、プラスチック素材でできた製品そのもの(おもちゃ・文房具・洗面用品など)は普通ごみとして回収しています。
プラスチックごみを焼却すると多くのCO2が排出されますが、脱炭素社会の実現に向けて「プラスチック資源循環法」が制定されました。
今後、プラスチック製品も資源物として回収するためには、効果的な収集・処理の体制や異物混入の対策などを検討する必要があります。
こうした状況を踏まえ、「溝の口ガーデンアクアス」にて、これらを一緒に回収し、どのくらい量が増えるか、どういったプラスチック製品が回収されるかについて把握するという実証試験が行われました。(令和3年12月で終了)
具体的には「溝の口ガーデンアクアス」にお住まいの方々が、通常、普通ごみの対象となるプラスチック製品を分別し、プラチック製容器包装と一緒に捨てるというものです。
この取組では、回収量がそれまでより全体で23%ほど増加したという結果が出たようです。
所管部署では、今回の試験結果も踏まえて、効果的な処理体制を検討していくとのことです。
vol.4の記事では、 区内マンション「メイフェアパークス溝の口」で、プラチック製容器包装を通常の分別から更に細かく分別し、マテリアルリサイクルに繋げるという実証実験が行われていることを紹介しました。
取組の切り口はさまざまですが、どちらも脱炭素社会に向けた取組みを積み重ねていくという点では共通しており、大切な取組ですね。
脱炭素モデル地区での取組の一つとして紹介させていただきました。
vol.5 マイボトル(水筒)が空になったら~給水スポットへGo!~(令和4年2月15日記事)
まだまだ寒い日が続く中、花粉症の時期になってきました。
こまめな水分補給でのどを乾燥から守りたいですね。
さて、高津区役所にはマイボトル専用の無料の給水スポットがあります。
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vol.4 区内マンション「メイフェアパークス溝の口」でのプラ容器包装回収の実証実験のご紹介(令和3年12月20日記事)
区内マンション「メイフェアパークス溝の口」でプラスチック製容器包装回収の実証実験が11月22日から行われています。
家庭から出されるペットボトルは、9割が資源化されています。一方、プラスチック製容器包装の約6割は分別されず、普通ごみとして焼却されているため、これを資源化することが課題となっています。
実証実験では、「メイフェアパークス溝の口」にお住まいの方々が、プラスチック製容器包装を通常の分別から更に細かく分別し、それを回収することになっています。
具体的には、お菓子なとの透明袋・シャンプーなどのボトル容器・つめかえパックの3種類を指定のボックスに投入するというものです。
集まったものを事業者が回収・選別し、その後、メーカー別のリサイクル工場での再資源化されます。
このように新たな製品の原料となっていることが特徴で、再資源化(マテリアルリサイクル)と呼ばれます。
モデル地区内で脱炭素アクションを実施されている事例としてご紹介させていただきました。
vol.3 シール投票結果発表~ご協力ありがとうございました~(令和3年11月27日記事)
さる11月前半。まだまだ暖かかったコロ。
「脱炭素アクションみぞのくち広場」と「エルカジまつり」の2つのイベントに参加しました。
区役所が出展したブースでは、脱炭素アクションみぞのくちの広報と兼ねてシール投票を行いました。
沢山の方にご協力いただき、この場を借りてお礼させていただきます。
シール投票で印象に残ったところをご紹介します。
1つ目は「こんな脱炭素アクションしています!」というお題の中から。
マイバックを持ち歩いているかという選択肢には、ほぼ全ての方がシールを貼られていました。
数年前まで当たり前ではなかったことが、当たり前になっていますね。
その一方で、フードドライブの存在を知らないという方も多かったです。
2つ目は「こんなサービスがあったらいいな!」というお題の中からです。
ここでは、給水スポットが増えたほうがいいという投票が多かったです。
エコだけじゃなくて節約になるからというお声もたくさんいただきました。
こういった視点も重要ですね。
一つ一つの脱炭素アクションを重ねていきましょう。
※詳細な結果はPDFデータを御参照ください。
vol.2 地域の連携で貴重な緑を「地産」しています(令和3年11月19日記事)
この花の名前は何でしょうか?
この子たちが無事に大きく育ち、更に株が増えていくことを願っています。
vol.1 「水素カー」~燃料電池自動車MIRAIでイルミネーションを~(令和3年11月14日記事)
vol.1は、「エルカジまつり」での燃料電池自動車の出展についてのお話です。
こちらは、MIRAIという燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)です。
燃料電池自動車は、水素と酸素の化学反応によって発生した電気を使ってモーターで走るため、走行時には水しか排出しません。
さらに燃料電池を電源にして、一般家庭の1週間程度の電気を供給することも可能とのことです。
イベントでは説明ボードに家庭用イルミネーションを点灯してみました。幸いとても良いお天気だったので、ちょっと見づらかったかもしれません!?
また、今年6月に、高津区内に川崎高津水素ステーション(実施事業者:ENEOS株式会社)が開設され、水素の充填ができるようになりました。約3分で燃料の水素の充填ができ、ガソリン自動車と同等の長距離走行が可能のようです。
ブースに立ち寄られた方は、興味深く車内の様子を見ていらっしゃいました。
エルカジまつりの運営をされていた、かわさき若者会議の方々とMIRAIの写真で締めたいと思います。
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