今回の会場は川崎市立宿河原小学校です。
特別支援学級の子どもたちと2日間、ダンスのワークショップを行いました。
1日目、まずはファシリテーターのストウミキコさん、アシスタントのぶんぶんさん、横手ありささんの自己紹介。みんなで3人の名前を呼んでみます。
「今日はお互いの素敵なところや意外な一面をいろいろ見つけられるといいね」とストウさんがみんなに声をかけるところからスタートしました。

その次は、ストウさんたちのマネをしてみます。
はじめは拍手や足踏みから、次第に動きが大きくなって声も伴うようになり、最後は音楽にのって歩いたり止まったりしました。

そこから全員でひとつの円になります。ストウさんに名前を呼ばれた人は好きなポーズをとり、周りの人は「その人を見つけてうれしい！」という気持ちで、手でキラキラキラとスポットライトを当てます。
みんな自分の名前を呼ばれるとちょっぴり恥ずかしいけれど嬉しそうでした。
続いて、前の人のポーズに自分のポーズを加えて、ポーズをつなげていきます。
マネしたり遠くに立ってみたり、二人の身体で素敵なポーズができるたびに拍手を送りました。

2日目。まずは2人組で「あっちいってホイ」から始まりました。
あっち向いてホイとは逆に、じゃんけんで負けた人は、勝った人のさす指の方向に去っていき、次にじゃんけんする相手を探しにいきます。
次から次へといろいろな人と出会ってじゃんけんをしました。

後半は、教室から廊下に飛び出して活動。
廊下にはかっこいい赤いマットが敷かれ、その上を一人ずつ踊りながら歩いていきます。
奥までたどり着いたら振り返って次に歩き始める人と向かい合い、ポーズをキメます。
子どもたちは躍動感あるポーズをたくさん繰り出し、ダンスバトルのようでした。

2日間、「自分の人生（道）を好きなように自由に歩いていってほしい」というストウさんの想いがこもった時間でした。

会場：川崎市立宿河原小学校
日時：2025年10月22日（水曜日）／11月10日（月曜日）
参加者：1日目16人／2日目30人
ファシリテーター：ストウミキコ（ダンサー）
アシスタント：ぶんぶん（ダンサー）、横手ありさ（音楽家）