トライサイエンス実験教室(1)ゆかいなクラクション
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紙コップとたこ糸で作る「ゆかいなクラクション」
紙コップの底にあけた穴に糸を通して簡単な実験装置(ゆかいなクラクション)を作り、音の高低、大小、その伝わりかたについて調べる実験です。おもしろい音を作り出して聞いてみましょう。糸の長さ、張りが音の振動にどのように影響するのかを調べてみましょう。
関連記事には動画も紹介しているよ。
提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
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- トライサイエンス実験教室「ゆかいなクラクション」(11分32秒)外部リンク
トライサイエンス実験教室「ゆかいなクラクション」の動画です。紙コップで簡単なクラクションを作って、音について学びます。対象は未就学児から小学校3年生くらいまでですが、それ以外の方も楽しめると思います。実験は昼間にやってくださいね。
用意するもの
- 紙コップ 2個
- たこ糸(約 50cm)
- ゼムクリップ
- 塩
- ウエットティッシュ(もしくはティッシュを濡らしたものでもOK)
- ラップ
- 小さなボール(お椀でもOK)
- セロハンテープ
- 紙や布(敷物として)
「ゆかいなクラクション」の作り方
1.紙コップの底中央に千枚通しなどで糸を通すための小さな穴を開けたものを準備しておきます。
2. 紙コップの底の外側からこの穴に糸を通し紙コップの中側に出します。
3. 紙コップの中側に出た糸を引っ張り先端にクリップを結び付けます(2回固結び)。
4.クリップを紙コップの底の内側にセロハンテープで固定します。
実験のしかた
1.片方の手の親指と人差し指で、コップに結び付けていないほうの糸の端をしっかりとつまんで垂らします。もう片方の手の親指と人差し指で その糸を引っ張りながら、指を滑らせます。どのような音が聞こえると 思いますか?この糸をはじいてみましょう。どのような音が出ましたか?
2.「ゆかいなクラクション」に結んだ糸の垂れているほうの端を、片方 の手の人差し指に巻き付け、片方の手でコップを持ち、ぴんと張るまで糸を引っ張ります。
(1)空いている指で糸をはじいてみましょう。どのような音が聞こえますか?
(2)糸を短くすると、音にどのように影響するでしょう?
(3)糸の張りをゆるめてみると、音にどのように影響するでしょう?
3. ウエットティッシュを四つ折りにして、糸を挟んで擦ってみます。どんな音が聞こえますか?音が出ているときにコップはどうなっていますか?
4.ボールにラップをきっちりと張ります。しっかりかけてあることを確認します。次にラップの上に塩をふりかけます。次にクラクションをラップ向けて、ウエットティッシで糸を擦ってみましょう。塩はどうなりますか?
5.糸の反対側をもう一つのコップに同じようにつなぎます(糸電話)。片方で人が話したときに糸を触ってみましょう。糸はどうなっているしょう?
気をつけよう
紙コップの底に穴をあけるときは、千枚通しなど先のとがったものを使うので、ケガをしないように十分に注意してください。
「ゆかいなクラクション」の解説
- 「ゆかいなクラクション」の解説(PDF形式, 1.96MB)別ウィンドウで開く
「ゆかいなクラクション」の作り方などが書いてあるよ。動画を見てから挑戦してみてね。
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