CDプレーヤーDCD-1800R　（CDぷれーやーDCD-1800R）

　デノン（当時の日本コロムビア）は、自社生産第1号のCDプレーヤーDCD-1800の発売を皮切りに、このリモコン対応機DCD-1800Rなど、CDプレーヤーの開発生産を続けている。
　本機は、一般家庭用のCDプレーヤーとしては初めて、デジタル信号からアナログ信号へ変換するときに生じる歪みを最小限にとどめるスーパーリニア・コンバーターを搭載した。また、このモデルでは、プロ用機材のノウハウを応用し、信号のピックアップを精密かつ安定的に行うことで音の良さが格段に増した。この時期は、CDの売上数がLPレコードを上回るなど、音楽再生方法の変革期ということができ、本機はこの時期を代表する再生機器であるといえる。

※非公開

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