春日神社

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2010年12月20日

鰐口(応永十年銘)

鰐口(応永十年銘)

住所

中原区宮内4-12-2

交通案内

JR・東急線「小杉駅」から市営バス、東急バス「溝の口駅」「第三京浜入口」「市民ミュージアム」行き、「薬師前」下車、徒歩2分

地図

解説

 春日神社は、天児屋命を祭神とする神社で、溝ノ口デルタの微高地に鎮座しています。
 神社の創建時期ははっきりしていませんが、承安元年(1171)につくられた「稲毛荘検注目録(いなげしょうけんちゅうもくろく)」によって、その時期を推定することができます。
 検注目録によると、当神社の所在する地域は稲毛荘と呼ばれており、荘内には稲毛郷・小田中郷・井田郷があったこと、春日新宮と呼ばれていた神社や新御願寺があったことがわかります。春日新宮は、稲毛荘の荘園領主である九条家(藤原北家流で五摂家の一つ)の氏神である奈良春日大社を稲毛荘が成立したときに分祀したものと考えられ、現在の春日神社の前身にあたるといわれています。新御願寺は、春日神社に隣接している常楽寺とも考えられますが、はっきりしたことはわかっていません。
 当神社には、県の重要文化財に指定されている鰐口(わにぐち)が伝えられています。鰐口は径30cm、厚さ10cmの銅製で、外区周縁に「奉施入武蔵立華郡稲毛木庄春日御宮鰐口」「応永十年癸未五月下旬旦那藤原朝臣氏景大夫繁森」という銘文が刻まれており、鰐口が応永10年(1403)に藤原氏景・繁森によって鋳造され、春日宮に奉納されたことがわかります。なお、現在は近くの市民ミュージアムに所蔵されています。
 また、神社本殿の裏側はシラカシ、アカガシ、ケヤキなどの常緑樹が鬱蒼(うっそう)と繁る鎮守の森(県指定天然記念物)となっており、その一角には古墳の石室が保存されているほか、勾玉も発見されておりますので、この地は古代よりの歴史を秘めた貴重な土地として市の重要史跡に指定されています。

所有指定文化財

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