旧原家住宅表門
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旧原家住宅表門
建築年代
明治後期
平成4(1992)年に移築
規模
間口約2.7メートル
構造形式
木造、瓦葺
所有者
個人
所在地
中原区小杉陣屋町1‐15‐20
指定
国登録有形文化財 令和元(2019)年12月5日登録
解説
旧原家住宅表門は、中原区小杉陣屋町の中原街道沿いに所在する一間薬医門(いっけんやくいもん)です。簡素な構成ながら、大地主の表構えにふさわしい堂々とした規模と総欅造り(そうけやきづくり)の贅沢な普請(ふしん)が見どころです。
原家は、地元の有力な旧家で、豪農、大地主として地域社会に寄与してきました。明治44(1911)年に上棟した主屋は、平成3(1991)年に日本民家園へ移築保存され、川崎市重要歴史記念物に指定されています。主屋上棟時期に存在が確認できる表門は、敷地内整備に伴い若干の移動及び改修はあるものの、現在も敷地内に現存しています。
周辺環境は、原家屋敷地の歴史的景観を継承したマンションとして整備され、表門を中心とする屋敷南部は「陣屋門プラザ」として地域に公開された広場となっています。
表門は、同敷地内に所在する旧原家住宅稲荷社とともに、令和元(2019)年12月に国登録有形文化財として登録されました。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
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