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“備える”けど“備えない”防災『フェーズフリー』ってなに?

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“備える”けど“備えない”防災『フェーズフリー』ってなに?

 いつ発生するかわからない大地震が発生した後、最低限の生活を維持するためには日ごろからの備えが必要です。ですが、「なかなか災害時の状況を想像できない」、「何の準備をすれば安心できるのだろうか」など、お悩みではないでしょうか?

 ここでは、「災害時のためにあれこれを買っておく、準備しておく」とは別の「日常生活でひと工夫しておくことで災害時にも活用できる」という考え方、『フェーズフリー』についてまとめていきたいと思います。

フェーズフリー × 備蓄

「備蓄食を買っておいたのにいざ食べようとしたら消費期限が過ぎていた」とか、「防災ラジオを買っておいたのに、いざ使おうとしたら壊れていた」という状況は、備蓄によくありがちな話ですよね。

また、「防災用の備蓄品を置いておくスペースが無い」、「使うか使わないかわからないものを買うのは無駄」、「そもそも防災用品は高い」などの理由から、家庭での備蓄がなかなか進まないということもあるのではないでしょうか。

 そこで、見方を少し変えてみませんか?

防災用の備蓄食は、保存年限が長い分、高価なものが多いですよね。

ここで、普段から『ローリングストック』で1か月程度先の消費期限があるものを少し多めにストックしておき日常の食事に使えば、安価でおいしい食事をストックできます。その際に、調理しなくてもそのまま食べられる食材を選ぶ等すればなお良いです。

また、日ごろからキャンプを行う家庭では、電気やガスの供給が止まっても、キャンプ用品で暫くは、過ごせるかもしれません。懐中電灯は備蓄品の定番にもなっていますが、足元を照らす程度であれば、スマートフォンのライトで足りるかもしれません。

このように、日常生活の中で買い物をする際に、「これは災害時にも役立つのでは」という視点を持つことが『フェーズフリー』に繋がっていくことになります。

この機会に、ちょっとした『フェーズフリー』の意識をもって生活し、無理・無駄をせずに、賢く備えをしてみませんか?

お問い合わせ先

川崎市危機管理本部危機管理部周年企画担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-0514

ファクス: 044-200-3972

メールアドレス: 60kikika@city.kawasaki.jp

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