ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

サンキューコールかわさき

市政に関するお問い合わせ、ご意見、ご相談

(午前8時から午後9時 年中無休)

閉じる

現在位置

家庭で備える物(在宅避難に必要な備蓄、非常持ち出し品など)

  • 公開日:
  • 更新日:

家庭で備える物(在宅避難に必要な備蓄、非常持ち出し品など)

 みなさん、災害への備えとして、家庭内備蓄や非常持ち出し品の準備はできていますか?大地震はいつ起こるか分かりませんし、風水害時にもあわてて物を揃えているようでは避難が遅れてしまいますよね。そのため、時間があるときに、備蓄品と非常持ち出し品をしっかりと準備しましょう。また、定期的に準備品が壊れていないか、消費期限は大丈夫かを確認することで、安心感につながりますね。備蓄品であれば、日頃から使い慣れたり、食べて補充するを繰り返したりしながら、日常生活の中で確認できてしまえばもっと安心ですよね。この機会に、ぜひ、準備をスタートしましょう!

非常持ち出し品

 「非常持ち出し品」って何のことでしょうか? 避難した場所で何日かを過ごすために必要な物のことですね。ここで言う「非常時」は、風水害時に緊急避難する時や、震災時に一時的に避難場所で身の安全を確保する時など、「自宅で安心して過ごせなくなった時」です。あらかじめ、食べ物や飲み物、大事なもの、生活に必要なものをまとめて(リュック等に入れて)おいて、いざというときにすぐに持ち出せるようにしておきます。玄関の近くなど、避難するときに持ち出しやすい場所にあらかじめ置いておきましょう。

非常持ち出し品の例

  • 飲料水
  • 携行食・非常食(ビスケット・缶詰など調理不要の食べ物)
  • トイレ対策(携帯トイレ)
  • 医療・衛生品(服用中の薬、救急医療品、生理用品、歯ブラシ等、マスク)
  • 貴重品(現金(小銭も)、印鑑、マイナ保険証、預金通帳(コピー可))
  • 防護品(ヘルメット・防災ずきん、厚底靴、軍手)
  • 衣類(上着、下着、靴下、携帯レインコート)
  • 生活用品(ウェットティッシュ、ティッシュ、タオル、ゴミ袋、ポリ袋)
  • 道具類(携帯電話・充電器、携帯ラジオ・懐中電灯・電池、缶切り)など

他にも、乳幼児用に粉ミルク・離乳食・オムツ・ほ乳瓶、小さい子どもにお菓子やオモチャ、お薬手帳、など。

在宅避難に必要な備蓄

 「在宅避難」って何のことだか分かりますか? これは、例えば大地震が発生した場合に、建物としての自宅が無事で、そこでなんとかしのげる(過ごせる)状況であれば、避難所等に行かずに自宅で過ごすことを言います。地震が来たら避難所に行くと考えている方もいるかもしれませんが、自宅で過ごせない状況の方が避難所に避難しますので、ほとんどの方は在宅避難をすると考えてください。この場合、停電になった・上下水道が使えない等の状況であっても、対策さえしていれば自宅で過ごせると捉えてください。また、大きな風水害時等でも、周りが浸水するなどして数日間自宅から出られない状況も考えられますね。

どのくらい(何日間)の備蓄が必要か?

 最低3日間、できれば7日間分の備蓄が必要です。

 大災害時は、ライフラインが停止し物流も途絶えるなどにより、生活が大変不便になることが予想されます。そうしたとき、市外から救援物資が届くまでの約3日間(物資が十分に行き届くまでの7日間)は、各家庭は備蓄を消費しながら自宅で生活することが必要です。

水の確保

  • 飲料水は、1人1日3リットル分(家族全員分)を確保しておきましょう。
  • 生活用水も、水を入れたポリタンクを用意しておくとか、風呂の水を溜めておくなど、飲料水とは別に用意しておく必要があります。

食べ物の確保

  • 食べ物は、普段の生活の中で、少し多めに買っておいて、消費しながら定期的に買い足すことで、無理なく備蓄ができます。
  • お米や乾麺、缶詰など、日持ちのするものが適しています。

トイレの確保

  • 簡易トイレ・汚物処理袋、トイレットペーパー

その他必要な物

  • 調理器具(カセットコンロ・ボンベ、簡易食器(紙皿・スプーンなど)、アルミホイル、食品用ラップなど)
  • 生活用品(新聞紙・ビニール袋、寝袋、衣類、ドライシャンプー)
  • その他(車のガソリンを満タンにしておく)

フェーズフリーの視点を取り入れてみよう

 災害時に備えた非常持ち出し品や家庭内備蓄品、これらを災害時だけのために備えておくというのは気が重いですよね。また、日頃から使っていない物だったりするといざというときに上手く使えなかったりしますよね。そういうことから、備える物は、日常でも使えるし、災害時にも活用できるような物を考えて、日頃から使っておくと良いですね。
 そうした、平時(日常)と有事(災害時)を分けて考えない備えをすることを、「フェーズフリー」といいます。みんなでフェーズフリーの視点で備えて、みんなの防災力を上げていきたいですね。

お問い合わせ先

川崎市危機管理本部危機管理部啓発担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2894

ファクス: 044-200-3972

メールアドレス: 60kikika@city.kawasaki.jp

コンテンツ番号155690