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川崎駅ものがたり—民衆駅の誕生

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できあがりイメージ1
できあがりイメージ2

「川崎駅ものがたり―民衆駅の誕生」

 昭和30年代、日本が高度経済成長期に突入するなか、京浜工業地帯の中核都市「かわさき」にはたくさんの工場、労働者が集まり、人口増加率も全国一となるなど急速に発展しました。

 そのシンボルが、昭和34(1959)年に竣工した地上5階・地下1階建、94店舗が入居した国鉄川崎駅(川崎民衆駅)です。

 「民衆駅」とは、国鉄と地元商工業者などが共同で駅舎を建設し、飲食店など商業施設を設けた駅ビルのこと。

 飛躍的に発展する工業地帯を支える輸送を改善し、大工業都市にふさわしい堂々たる駅舎にしようと商工会議所や企業が協力して新会社を設立し、総工費14億4千万円のうち4億円を国鉄に寄付し、神奈川県内では初の駅ビルとなりました。

 駅前ロータリーでは、京急電鉄・バス・市電などの交通のかなめとして大勢の人が行き交い、東口駅前には、デパートや飲食店、娯楽施設、金融機関など繁華街ができてゆき、一日中大変賑わいました。