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旧明治製糖の護岸壁 (きゅうめいじせいとうのごがんへき)

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 明治39(1906)年、川崎駅西口に川崎市最古の大工場である横濱製糖川崎工場が開設された。明治45(1912)年、明治製糖(現・大日本明治製糖)と合併し、大正12(1923)年、関東大震災により壊滅的打撃を受けたが、最新設備の整った工場として復興を遂げた。
 川崎工場裏手の多摩川沿いには、レンガ造りの護岸壁(河岸、海岸などの水際の浸食防止のための壁)が建設され、ここに「テルファー」と呼ばれる当時最新の移動式クレーンが設置された。横浜港から”はしけ”(大型船と陸との間を往復して貨物や乗客を運ぶ小舟)により運ばれた原料は、テルファーで陸揚げされ、工場内へ運搬されていたようである。また、工場内には国鉄(現・JR)の引込み線が敷かれ、製品は川崎駅を経由し各地に発送された。
 川崎は、安価な工場用地と二ヶ領用水の工業用水が確保できた点、原料や製品の輸送が陸上・海上ともに便利な点、大都市に隣接しているという立地条件などから、この明治製糖を皮切りに次々と工場が建設されていった。
 多摩川沿いにはレンガ造りの護岸壁が現存している。

旧明治製糖の護岸壁

見学可

資料所在地

川崎市幸区堀川町地先 多摩川沿い

アクセス

JR川崎駅から徒歩10分

お問い合わせ先

川崎市川崎区役所まちづくり推進部地域振興課

〒210-8570 川崎市川崎区東田町8番地

電話: 044-201-3136

ファクス: 044-201-3209

メールアドレス: 61tisin@city.kawasaki.jp

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