金床 (かなどこ)
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福嶋鉄工所は、明治元(1868)年に川崎で創業し、鍛冶業(金属を打ちきたえて、いろいろな器具をつくる業)を始めた。当時、羽田や川崎大師付近で盛んだった木造船を造る際に用いる船釘(ふなくぎ)や鎹(かすがい)などの需要で潤うが、周囲に響く大きな槌音(つちおと)への配慮から、当初東海道沿いで操業した工場の場所を転々と変えながら、昭和10(1935)年に大師道に近い現在の地に落ち着いた。戦時中は海軍指定工場となり、川崎市上下水道送水管敷設や味の素川崎工場製造設備建設に携わるなど、川崎の歴史と共に歩みながら近代鉄工業へと発展していった。所内には、鍛冶業時代に使用されたドイツ製の金床(鍛冶や金属加工に用いる作業台)が大切に保存されている。

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問合せ窓口
(株)福嶋鉄工所

電話番号
044-244-5111

資料所在地
川崎市川崎区港町9-1(株)福嶋鉄工所内

URL

アクセス
京急大師線港町駅から徒歩5分
お問い合わせ先
川崎市川崎区役所まちづくり推進部地域振興課
住所: 〒210-8570 川崎市川崎区東田町8番地
電話: 044-201-3136
ファクス: 044-201-3209
メールアドレス: 61tisin@city.kawasaki.jp
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