政策情報かわさき第32号
- 公開日:
- 更新日:
第32号 内容紹介
政策情報かわさき第32号
平成27(2015)年3月発行 定価=本体600円+税
巻頭のことば
市民の皆さんとの「対話」からより良いまちづくりを
~新たな総合計画の策定過程における市民の参加を好例に~
川崎市長 福田紀彦
特集 市民の声を“聴く” ~「対話」と「現場主義」のまちづくりを目指して~
本市が平成27年度にかけて作業を進めている、新たな総合計画の策定過程においては、市民の声を伺うことを目的とした多様な「参加」手法を積極的に導入し、市民の声に耳を傾けながら議論を重ねています。
そこで本特集は、総合計画の策定過程における多様な「参加」を軸に、市民による「参加」の裾野を広げ、「対話」と「現場主義」を重視した本市のまちづくりをさらに進めていくために、どう取り組むべきか考察しています。
政策情報かわさき第32号
【リレーインタビュー】市民の声を政策に生かす「対話」の仕組みづくりと参加・協働のさらなる拡充に向けて
法政大学法学部教授 名和田 是彦
関東学院大学副学長・法学部教授 出石 稔
《聞き手》政策情報かわさき編集部
リレー形式によるインタビューにより、川崎市の自治基本条例に基づく市民本位のまちづくりについて、「情報共有」と「参加」「協働」の側面から振り返るとともに、市民との「対話」を含め、「参加」の一層の拡充に向けた取り組みのあり方・方向性等について、中長期的な視野からさまざまなご指摘いただきました。
【職員・市民などによる論考】総合計画策定プロセスにおける多様な「参加」の実践
新たな総合計画策定に向けたさまざまな「参加」を題材とした職員、市民及び事業者による論考並びに区計画の策定に向けた区独自の取り組みの紹介を通じて、新たな総合計画の検討状況の一部を紹介するとともに、総合計画の策定過程において市民による多様な「参加」を実践する意義について考察しています。
〇それぞれの立場からみた多様な「参加」の実践
・重層的な市民参加の試み
総合企画局企画調整課 課長補佐 雨宮 米美/担当係長 佐藤 園子
・市民無作為抽出有償型による市民参加手法
株式会社石塚計画デザイン事務所 東京事務所 所長 千葉 晋也
・「もう一つの川崎」の発見 -市民検討会議における議論を通じて-
川崎市総合計画市民検討会議委員 宮前区 辻 麻里子
・「市民検討会」の意義 ~市民が「知る・考える・つなげる」ことで~
川崎の未来を考える市民検討会参加者、川崎市総合計画市民検討会議委員 麻生区 加藤 美於
〇「区計画」策定に向けた区独自の取組
・宮前区における「G空間未来デザイン」プロジェクトの取り組み
~多様な人材・アイデアの交わりによる地域課題の解決~
宮前区役所企画課 担当係長 小山 貴志
・計画に位置付けた取り組みを実行するのは誰か
~現場職員の当事者意識の醸成~
多摩区役所企画課 担当係長 井川 秀雄
【職員による関連施策等の紹介】
〇区民車座集会を通じた市民との「対話」 総務局 市民の声担当
〇区民会議4期8年の成果の振り返りと今後の展望
市民・こども局区調整課 本田 咲紀
〇幸区における「こども総合支援ネットワーク会議」と「みんなで子育てフェア」の取り組み
幸区役所こども支援室 担当課長 田中 和佳子
本市の政策展開から
スマートシティの推進 ~誰もが豊かさを享受する社会の実現を目指して~
総合企画局スマートシティ戦略室 担当係長 田中 祥雅
児童虐待の未然防止及び多職種協働、他機関連携によるネットワーク強化の取り組み
こども本部児童家庭支援・虐待対策室 課長補佐 村山 智子/担当係長 三本松 和彦
川崎市におけるコミュニティ交通の取り組み
まちづくり局交通政策室 担当係長 齋藤 麻里子/本田 将人/原田 裕太
現場の目
川崎港におけるポートセールスの取り組み
港湾局誘致振興課 担当課長 安藤 毅
市制90周年を迎えて ~過去を知り、未来へ向かう~
市民・こども局庶務課 担当係長 井野 聡
研修の窓
事業者にとことん「寄り添う」支援施策の推進 ~NEDOの中小・ベンチャー企業支援~
経済労働局勤務[独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)派遣] 池田 智裕
コミュニティの芽
アート×コミュニティスペース「にこぷら新地」オープン ~市民と企業の連携による新しい公共の場づくり~
特定非営利活動法人DT08(ディーティーエイト) 理事長 川﨑 泰之
「場」があって「人」がいる、そんな場所を地域に ~中間支援の必要性とその課題~
特定非営利活動法人 ぐらす・かわさき
市民の目
【インタビュー】「消費者」「お店」「地域」“三方よし”事業-「まちゼミ」の取り組み
宮前区さぎ沼商店会 会長 築野 千明/役員 佐々木 良司
中原区新城南口商店街 副会長 秋山 好弘
川崎元気企業紹介
株式会社エスキュー ~小さなモノづくり企業が、「サービス」を提供する企業を生んだ~
公益財団法人川崎市産業振興財団 新産業振興課 石原 悟志
大学・企業等との協定に基づく取り組み
日本女子大学における学生主体の地域連携活動 ~「サクラボ」と科目「ICT活用とプロジェクト演習」の取り組みと成果~
日本女子大学 人間社会学部 久東 光代/星名 由美/小山 高正
お問い合わせ先
川崎市 総務企画局都市政策部広域行政・地方分権担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-0386
ファックス:044-200-3798
メールアドレス:17tihobu@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号65827