海苔裁断機・ノリノツメ(のりさいだんき・のりのつめ)
- 公開日:
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所在地
川崎市川崎区殿町1‐17‐19
所有者
川崎市立殿町小学校
海苔裁断機・ノリノツメ
採取してきた海苔を細かく刻む道具です。それまでのツキボウチョウ(突き包丁)などに代わり、昭和10年ごろから使われるようになりました。ひき肉機と同様の機械で、上部の受け口から海苔を入れハンドルを回すと内部のスクリュー型の刃が回転して海苔を刻み、手前の排出口から出てくる仕組みです。ハンドルは最初は手で回す手動式でしたが、次第にモーターを取り付けた動力式になりました。手前の手の形をしたものは、ノリノツメとかスッカケと呼ばれる竹のフォークです。生海苔をまな板に乗せたり裁断機に入れるときに、素手でつかむと海苔が腐りやすい、包丁を握る手が滑る、危険だなどの理由で、こうした道具を使いました。
一般公開 有(要事前予約)
お問合せ先
川崎市立殿町小学校
電話:044‐266‐4886
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