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サンキューコールかわさき

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ナガシダイ・ノリス・シトダル(ながしだい・のりす・しとだる)

  • 公開日:
  • 更新日:

所在地

川崎市川崎区殿町1‐17‐19

所有者

川崎市立殿町小学校

ナガシダイ・ノリス・シトダル

それぞれ海苔を漉(す)く作業で使う道具です。ツキボウチョウや裁断機で細かく刻まれた海苔は、真水と混ぜてシトダルに入れ、ナガシダイでノリス(のり簀)に付けます。スノコの上にノリスを置き、その上にノリツケバンという木の枠を置きます。そしてシトダルからスキバコで海苔を汲み、ノリツケバンの中に一気に流し入れます。海苔を均一に広げるには熟練を要し、上手に手早く海苔付けができるようになるには10年ぐらいかかったということです。海苔付けは、1,000枚付けるのに4時間ほどかかりました。採取してきた海苔を、刻み、漉いて、乾かす工程は明治以来ずっと手作業で、手間のかかる大変な作業でした。家々では真夜中の2時、3時から海苔を刻む音が聞こえたということです。昭和40年代になり自動海苔付け機が導入されましたが、そのとき、川崎の海苔養殖業は漁場埋め立てのため終わりの時期を迎えました。

一般公開 有(要事前予約)

お問合せ先

川崎市立殿町小学校

電話:044‐266‐4886

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